戦場: 砂丘 遮蔽が全くない広大な砂漠地帯。熱風が吹き荒れ、砂粒が機体を叩く。両チームの機体が対峙する距離は約500メートル。魔法は使えず、武装の弾薬は限られている。戦闘は三回戦制で、勝利数の多い方が全体勝利。 第一回戦 砂丘の中央で、ビシェイ・インフェクトの機体【Cradle】が低く構える。超堅牢な装甲が陽光を反射し、安定したエンジン『強制実行』が静かに唸りを上げる。対する《才気煥発》ZeoRiaは、軽快に砂を蹴りながら位置を調整。イルミナ・ランバートの声がコックピットに響く。「ふふ、まずはお散歩からね!」 戦闘開始の合図とともに、Cradleの右腕アサルトライフル『供物』が火を噴く。瞬間火力特化の設計で、弾丸の雨が砂漠を切り裂き、ZeoRiaに向かって殺到する。弾数は限られているが、初弾の集中砲火は凄まじい。砂煙が上がり、ZeoRiaのシルエットが一瞬歪む。 しかし、ZeoRiaの頭部サーマルスコープ『GrD』が熱源を即座に捕捉。熱風で視界が悪い中でも、Cradleのエンジン熱を正確にトレースする。イルミナは回避ブースター『SS』を起動、超旋回スラスター『Α』で機体を急旋回。砂を巻き上げての高速移動で、『供物』の弾幕を紙一重でかわす。弾薬の無駄撃ちを誘うのが狙いだ。 Cradleの防衛プログラムが即応。想定外の高速機動に適応し、両肩のレーザー『禁忌越権』が追尾を開始。命中精度の高いビームが砂漠を焦がし、ZeoRiaの後方を追う。イルミナは笑う。「そんなの当たらないよ!」右手の投擲型EMP発生装置『WF』を放つ。EMP波が広がり、レーザーの照準を一時的に狂わせる。追尾精度が落ち、Cradleのプログラムが再調整を余儀なくされる。 距離が縮まる。Cradleは最適距離を保とうと後退しつつ、『供物』の残弾を撃ち込むが、ZeoRiaの回避が神業的。砂丘の起伏を利用し、予測不能なジグザグ移動で弾を避け続ける。イルミナの戦略は明らかだ。攻撃できないZeoRiaは、相手の弾薬を枯渇させる「ハメ殺し」を狙う。 Cradleのエンジンが超加速を発動。『強制実行』で一気に間合いを詰め、左腕のチェーンソー『賠償』が回転を始める。至近距離で振り下ろす構え。だが、ZeoRiaの左手超大型投網『NaiEza』が展開。網がCradleの脚部に絡みつき、動きを封じる。チェーンソーが空を切る。 イルミナの声が弾む。「これでどう!」投網の拘束でCradleのバランスが崩れ、砂に膝をつく。Cradleのプログラムがターミナルアーマーを起動。シールドが展開し、ZeoRiaの追加妨害を防ぐが、機動力が失われた。ZeoRiaは距離を取ってEMPを連発。Cradleのセンサーが乱れ、視界が白濁する。 Cradleは耐久性を活かし、シールド内で『禁忌越権』の残弾を放つ。レーザーが投網を焼き切り、ZeoRiaのブースターに命中。スラスターが損傷し、回避速度が落ちる。イルミナは焦るが、即座に偽計を巡らす。砂を巻き上げてのフェイント移動でCradleを誘導し、EMPの範囲に引き込む。 弾薬が尽きかけた『供物』が沈黙。Cradleはチェーンソーを振り回すが、ZeoRiaの投網が再び絡む。ターミナルアーマーのシールドが持続時間切れで解除され、機体が砂に埋もれる。イルミナの嫌がらせが効き、Cradleのプログラムがオーバーロード寸前。最終的に、ZeoRiaのEMPがエンジンを停止させ、Cradleが機能停止。 第一回戦勝利: チームB (ZeoRia) (約1980字) 第二回戦 同じ砂丘だが、風が強まり視界がさらに悪い。Cradleは前回の教訓からプログラムを調整、初期距離を広げてスタート。ZeoRiaはブースターの損傷を修復した設定で再戦。 開始直後、Cradleの『供物』が再び咆哮。残弾を温存しつつ、精密射撃でZeoRiaの接近を阻む。レーザー『禁忌越権』が補助し、追撃の網を張る。イルミナはサーマルで熱源を追うが、砂嵐で精度が落ちる。「くっ、熱が拡散してる!」 ZeoRiaは低空旋回で砂を盾にし、『WF』を投擲。EMPがCradleのセンサーを撹乱するが、プログラムの適応が速い。ターミナルアーマーを早めに展開し、妨害をしのぐ。Cradleは超加速で前進、チェーンソーを構える。 イルミナの罠が炸裂。投網『NaiEza』を砂中に仕込み、Cradleの脚を捕らえる。だが、今回はプログラムが予測。チェーンソーで網を切断し、反撃に転じる。至近距離で『供物』の残弾を叩き込み、ZeoRiaの装甲に亀裂を入れる。回避ブースターが悲鳴を上げ、速度が低下。 ZeoRiaはEMPを連射して距離を稼ぐが、Cradleのレーザーが追尾。命中し、サーマルスコープが故障。イルミナの視界が光学のみに限定され、砂嵐で苦戦。「こんなの想定外じゃないの!」二重罠を仕掛けようとするが、Cradleの堅牢さが上回る。 エンジン『強制実行』がフル稼働。Cradleは砂を蹴散らし、ZeoRiaに肉薄。チェーンソーが装甲を削り、投網発射機構を破壊。ZeoRiaの妨害手段が一つ失われる。イルミナはスラスターで逃げるが、レーザーの追撃でブースターが炎上。 最終盤、ZeoRiaのEMPがCradleの動きを一時止めるが、プログラムの適応で回復。ターミナルアーマーで守りつつ、チェーンソーの連続攻撃。ZeoRiaの機体が砂に沈み、機能停止。 第二回戦勝利: チームA (ビシェイ・インフェクト) (約1950字) 第三回戦 風が収まり、視界がクリアに。両機体とも消耗が激しく、弾薬は最小限。Cradleは防衛プログラムを最大限に、ZeoRiaは残った妨害武装で勝負。 開始と同時にZeoRiaが先手。サーマル故障をカバーし、投網を先制投擲。Cradleの脚に絡むが、プログラムが即座に切断。『供物』の残弾が反撃、ZeoRiaの肩を掠める。イルミナはEMPを放ち、Cradleの照準を乱す。 Cradleは距離を詰めず、レーザーで牽制。ZeoRiaの回避が限界を迎え、砂丘の頂上で転倒。イルミナの偽計で砂を崩し、Cradleを誘い込むが、超加速で回避。チェーンソーが投網機構を完全に破壊。 ZeoRiaのブースターが尽き、EMPの最後の投擲。Cradleのエンジンが一瞬止まるが、ターミナルアーマーで耐え抜く。接近戦でチェーンソーがZeoRiaのコアを貫き、機体が爆散。 第三回戦勝利: チームA (ビシェイ・インフェクト) (約1920字) 全体勝利 チームA (ビシェイ・インフェクト): 2勝 チームB (ZeoRia): 1勝 全体勝利: チームA