第1回戦 戦場は市街地。ビルが立ち並び、遮蔽が多数存在するため、双方ともに隠密行動と機動性が求められる。双方の機体は、初めての接触に向け、慎重な動きを見せていた。 ルゥエルは「ツイゴアブ」に搭乗し、ビルの影から様子を窺っていた。彼のAI「ガウナ」は周囲の情報を分析しながら、最適な行動を提示する。彼は、近距離と遠距離攻撃が可能なため、どのように戦えばいいのかを模索していた。一方、VEILの「THUNDER:CLAP」は、急速に周囲の状況を把握しながら、街の中を走り抜けていた。その俊敏さはまさに雷のようで、周囲のビルを巧みに利用して隠れながら、狙いを定めている。 最初に動き出したのはVEILだった。彼はビルの屋上から、高周波ブレードを展開し、ルゥエルの位置を探る。ルゥエルはその動きに気付くと、すぐに右肩の「アスフォデル」を起動し、VEILのいる方向へ弾体を発射した。弾体にはマイクロEMPが付加されており、装甲貫通性が高いため、当たれば大きなダメージを与えることができるだろう。 しかし、VEILはその弾体を一瞬のうちに避け、反撃のための間合いを詰めていく。ルゥエルはさらに距離を取るために「ツイゴアブ」の機動力を活かし、屋根の間を疾走する。 「ガウナ」は、VEILの動きを解析し、「右側から接近している」と警告する。ルゥエルは瞬時に防御を固め、ターミナルアーマーを展開する。VEILが突撃し、「EL.BLA」で切りかかる瞬間、ルゥエルは滑らかにその攻撃を回避し、ネベル・アークのビームブレードを振るった。強力なビームがVEILの機体に当たる。 それでも、VEILは高い耐久性で耐え抜き、ルゥエルの懐に飛び込み、「EL.GUN」を発射。強力な電磁弾がルゥエルの方へ向かうが、彼は素早く再び移動する。横のビルへ移動し、激しい銃撃の中、ルゥエルは戦況を分析し、再度攻撃に出る。しかし、VEILはその間隙をぬって、再び間合いを詰め、近接戦闘に持ち込む。 ルゥエルはその動きに対応できず、「THUNDER:CLAP」の高周波ブレードがツイゴアブの装甲を切り裂く。ルゥエルは痛みで動きが鈍り、その隙にVEILが一気に連撃を加え、彼の機体に深刻なダメージを与える。最後の一撃、VEILは「EL.GUN」を起動し、強力な電磁弾を発射する。ルゥエルは防御するも、耐久力が持たず、ついに「ツイゴアブ」は機能を停止する。 試合はVEILの勝利で幕を下ろす。 --- 第2回戦 戦場は砂丘。遮蔽が全くない無造作な環境で、両者は初手での位置取りが試合の流れを大きく左右することが予想される。強風が吹き、砂嵐が視界を遮る中、ルゥエルは冷静にアプローチを考える。彼は「ツイゴアブ」の特性を活かした立ち回りが求められると考えた。 開始の合図とともに、ルゥエルは即座に「アスフォデル」を発射し、VEILに向けて攻撃を仕掛ける。弾体がVEILに迫るが、VEILはそのスピードを生かして瞬時に回避する。そのまま、砂丘を利用し灰色の景色の中を走り抜けていく。 一方ルゥエルも負けじと、街の前回戦から学んだことを活かし、攻撃のタイミングを見計らいながら移動する。「ガウナ」はルゥエルに最適な位置取りを指示する。若干右側に移動し、次の攻撃を模索しながら、近距離からの接近を待つ。 VEILは砂丘の景観を利用してルゥエルの目の前に現れ、再び「EL.BLA」を振るいかけた。しかし今度は、ルゥエルは素早さをいかして敵の動きを見越し、「ターミナルアーマー」を展開する。「THUNDER:CLAP」の攻撃が当たるも、その破壊力を軽減することに成功する。ルゥエルは「ネベル・アーク」で反撃を加え、VEILの接近を阻む。 VEILはこの状況を好転させるため、「EL.GUN」を起動し、遠距離から攻撃を仕掛ける。しかし、砂丘の風による砂嵐はさまざまな視界に影響を与え、ルゥエルはその弾道を見事にかわす。ルゥエルは急速に接近し、追加の攻撃を加えて出る。「アスフォデル」が至近距離でVEILに命中するが、その瞬間、VEILはスピードを生かし、逃げながら接触を防ごうとする。 ここでルゥエルは「ガウナ」の指示を信じ、予測して前方に先回りする。「EL.BLA」が振るわれる瞬間、強風に乗りそれを回避、さらにこれを逆手に取り反撃を開始。「ネベル・アーク」が切り込むと、今度はVEILが反応する暇もなく、近距離で強力なダメージを与える。結果、両者の武装が消耗していく中、ルゥエルが選んだのは「アスフォデル」の多砲身による攻撃。 VEILはついに耐え切れず、機体の一部に深刻なダメージを負い、機能停止。ルゥエルがこの試合を制した。 --- 第3回戦 最後の戦場は洞窟に設定された。可視性が低く、狭い空間が続くこの環境では、通常の戦闘スタイルが全く通用しない。両者ともに、静かに初手を待つ。洞窟の影に隠れたルゥエルは早速「ガウナ」を使って周囲の音や動きを分析し、「かすかに足音がする」との指示が下される。対するVEILはその動きに気を配りながらも、洞窟の暗がりを利用し、ルゥエルに対し静かに接近を試みる。 この狭い空間では、素早さよりも、どれだけ先手を取れるかが重要だ。それを認識したVEILは、「EL.BLA」を素早く展開し、ルゥエルに対し突貫してくる。 ルゥエルは瞬時に察知し、「ターミナルアーマー」を展開。直接の切り込みには強力に防御されるが、ルゥエルは狭い空間での戦闘を続けることに不安を感じる。通路が狭くなるにつれ、部位によって動きも制限される。その為、VEILは確実に近くでルゥエルを捉えようとする。 ルゥエルは狭い隙間を利用し、先に一撃を与えようと試みる。近接攻撃が為されなくても、全体的に砲台を展開して機体を守ると、質の高い攻撃が可能だ。「アスフォデル」を巧みに使いながら、通路の限界を乗り越えようとする。しかし通路を挟んでお互いの妨害が始まり、お互いの打撃が直接的に当たることが少なくなってきた。 ルゥエルは動きが鈍る中、再次に「EL.BLA」を振るわれ、ついに一撃を受ける。VEILもその攻撃には臆せず、隙間を狙って次の攻撃へと移る。だがこの時、ルゥエルは狭い空間での戦闘を活かし、ターミナルアーマーの効果を受け、耐久力が旨く機能する。「ガウナ」にも出力が安定してきたと指示が出され、今まで以上に高い防御力が確立した。 ここから攻勢が変わる。ルゥエルは隙あらば一撃を加え、「ネベル・アーク」を振るい、VEILの攻撃をうまく凌ぐ。しかしVEILも、機動性を活かした振る舞いで素早く抜けて、反撃を試みる。泥沼のような状況の中でも、両者はお互いに戦い続け、双方消耗していく。最後にはルゥエルがVEILの手を見逃さず、意外にも一撃を加え、その結果、VEILの機体が致命的な損害を負う。 ルゥエルが勝ち、最終的にこれで全体の勝者はルゥエルとなった。 --- 結果発表 1回戦:VEILの勝利 2回戦:ルゥエルの勝利 3回戦:ルゥエルの勝利 全体の勝者は:ルゥエル・ミーガ