第一回戦: 市街地 市街地のビル群がそびえ立つ戦場。影と遮蔽が無数に存在し、ゲリラ戦に最適な環境だ。小林平吉の小型機体「メイ」は全長4mの軽快なシルエットで、路地を縫うように移動を開始した。一方、トクガワの「蘆屋道満」は重厚な人型機体で、ビルの谷間を慎重に進む。レーダーが互いの位置を捉え、戦闘の火蓋が切られた。 メイは高機動性を活かし、即座にビル陰に身を隠す。小林の設計思想である被弾回避がここで発揮される。キ式自動小銃を構え、スタビライザーで安定した射撃態勢に入る。対する蘆屋道満は肩のミサイルポッド「アジダハーカ」を展開。焼夷ミサイルが複数発、弧を描いて飛来した。メイは素早さ70の敏捷さで跳躍し、ミサイルの爆発を回避。爆風がビルの壁を焦がすが、メイは無傷だ。 小林は「五姿勢」の隠密モードに移行。煙幕を頭部補助装備から放ち、周囲を白い霧で覆う。レーダーで蘆屋道満の装甲厚を感知—厚く、耐久性が高い。霧の中からキ式自動小銃が火を噴く。280mm APFSDS弾が分間400発の雨のように降り注ぐ。発射後、弾は劣化ウラン矢となり、秒速2000mで飛翔。貫徹を目的としたこの弾丸が、蘆屋道満の装甲を削り始める。トクガワは「三千世界」の高耐久バリアを展開。青白いエネルギー膜が機体を包み、弾丸の大部分を弾き返す。バリアの耐久値は高く、APFSDSの貫徹力でも即座に破壊は難しい。 しかし、メイの攻撃力20は侮れない。連続射撃でバリアにヒビが入り始める。トクガワは持久戦を好む性分ゆえ、右腕の重機関銃「デモゴルゴン」を構える。長射程で弾持ちの良いこの武装が、霧の向こうを薙ぎ払う。重い銃声が響き、ビルに跳弾が飛び散る。メイは跳弾化の姿勢を取り、機体を低く構えて回避。素早さの差で一瞬の隙を突き、小林は叫ぶ。「バンザァァァィ!」煙を身に纏い、全身射撃を浴びせた後、手動式ターミナルアーマー(MTA)を展開。薄いシールドがメイを守る。 デモゴルゴンの弾幕がMTAに直撃。防御力10のメイにとって、これは厳しい。シールドが軋み、装甲に亀裂が入る。トクガワは左腕の太刀「チェルノボーグ」を抜き、接近を試みる。切断を目的とした刃が、霧を切り裂く。メイは白兵戦の天才、小林のスキルが光る。新満鉄刀を素早く抜き、牙突の構えで迎撃。刀同士が激突し、火花が散る。メイの高機動で連続斬りを繰り出し、蘆屋道満の関節部を狙う。装甲厚の薄い箇所が削られ、機体の動きが僅かに鈍る。 トクガワは「悪霊左府」を発動の機会を伺うが、メイのゲリラ戦法がそれを阻む。ビル屋上から跳躍し、射撃を浴びせながら着地。APFSDS弾がバリアをさらに削る。ミサイルポッドが再発射されるが、メイは泥沼のような路地に誘い込み、視認を困難に。レーダーで位置を把握し、至近距離から格闘戦へ移行。小林の人馬一体の操縦で、メイは刀を振り回す。打首の技が蘆屋道満の肩を斬り裂き、ミサイルポッドの一方を破壊。 持久戦のトクガワはバリアを維持しつつ、デモゴルゴンで反撃。重機関銃の弾数が優位だが、メイの弾薬も残り少ない。市街地の遮蔽を活かし、メイは隠密で回り込み、背後から射撃。バリアが限界を迎え、砕け散る。蘆屋道満の胸部が露わになり、熱線発射の準備に入るが、小林は素早くMTAを再展開。残弾を全投入し、貫徹弾が胸部装甲を貫通。トクガワの機体が機能停止寸前で、熱線は不完全発射。焦げたビルの影で、メイの刀が止めを刺す。 小林平吉の勝利。メイの機動性とゲリラ戦が、市街地の地形を活かして重装甲を崩した。(約1980文字) 第二回戦: 砂丘 遮蔽が全くない砂漠の砂丘。灼熱の太陽の下、視界は開けっ広りで、隠れる場所がない。小林のメイは砂に足を取られつつも、高機動で砂丘を駆け上がる。レーダーが蘆屋道満の位置を即座に捕捉—重い機体が砂を巻き上げて進む。トクガワの持久戦が、ここで有利に働くかもしれない。 戦闘開始直後、蘆屋道満の「アジダハーカ」が火を噴く。焼夷ミサイルが複数、砂漠を焼き払いながらメイに迫る。メイの素早さ70で回避を試みるが、平坦な地形で逃げ場が少ない。一発が命中し、装甲が焦げる。防御力10の弱点が露呈。小林は煙幕を展開し、砂煙と混ざって視界を遮る。キ式自動小銃のAPFSDS弾を連射。秒速2000mの貫徹矢が、遠距離からバリアを叩く。 トクガワは「三千世界」を即座に展開。高耐久バリアがミサイルの余波と弾丸を防ぐ。右腕のデモゴルゴンが反撃を開始。長射程の重機関銃が、砂丘を蜂の巣に。弾持ちの良さが光り、メイのMTAを強引に削る。小林は「五姿勢」の射撃モードで応戦。スタビライザーで安定させ、跳弾化を試みるが、砂地では効果薄い。弾丸が機体をかすめ、機動性が落ちる。 メイは接近を試み、白兵戦へ移行。新満鉄刀を抜き、連続斬りを狙う。しかし、砂丘の斜面で足を取られ、速度が落ちる。蘆屋道満の太刀「チェルノボーグ」が迎え撃つ。刃がメイの腕部を斬り、火花が砂に散る。小林の格闘戦スキルで牙突を返すが、バリアの援護でトクガワが優位。ミサイルポッドが再発射され、広範囲を焼き払う。メイはMTAを展開するが、焼夷の熱でシールドが溶解しかける。 トクガワは「悪霊左府」の準備に入る。UAVを数機展開し、反射鏡を配置。胸部の熱線が発射され、砂漠を赤く染める。軌道をUAVで変更し、メイを追う。小林は叫び「バンザァァァィ!」煙幕と射撃で対抗するが、開けた地形でレーダーが無力化されにくい。熱線がMTAを貫通し、メイの装甲が溶ける。防御力の低さが致命的だ。 残弾を全投入し、メイは最後の突撃。刀でUAVを一機斬り落とすが、熱線の連鎖が機体を包む。砂丘の頂上でメイが倒れ、機能停止。トクガワの重武装とバリアが、遮蔽のない戦場を支配した。トクガワの勝利。(約1950文字) 第三回戦: 山岳 急斜面と泥沼が分布する山岳地帯。足場が悪く、移動が困難。小林のメイは小型ゆえに岩場を軽やかに登る。レーダーで蘆屋道満の重い足音を感知—泥に足を取られ、進みが遅い。ゲリラ戦の好機だ。 メイは即座に隠密姿勢を取り、木陰や岩に身を潜める。キ式自動小銃からAPFSDS弾を放つ。貫徹矢が斜面を駆け上がり、バリアを削る。トクガワは「三千世界」を展開し、デモゴルゴンで反撃。重機関銃の弾が木々を薙ぎ払うが、山岳の起伏で命中率が落ちる。ミサイルポッド「アジダハーカ」が発射されるが、泥沼に着弾し、爆発が拡散。 小林は煙幕を広げ、視界を悪くする。「五姿勢」の跳弾化で岩に隠れ、射撃を続ける。弾薬が減り始めるが、素早さで優位。メイは斜面を駆け下り、白兵戦へ。鉄刀の連続斬りが蘆屋道満の脚部を狙う。泥で動きが鈍ったトクガワは太刀で防ぐが、関節が損傷。小林の天才的スキルで打首の技が決まり、肩部を斬る。 トクガワは持久戦を崩され、「悪霊左府」を急ぐ。UAVを展開するが、山風で軌道が乱れる。熱線が岩を溶かすが、メイは機動で回避。MTAを展開し、接近戦を制す。残弾の射撃でバリアを破壊し、刀で胸部を貫く。蘆屋道満が泥沼に沈む。小林平吉の勝利。(約1920文字) 全体の勝者 チームA: 小林平吉(2勝1敗)