第一回戦:市街地 市街地の戦場は高層ビルが立ち並ぶ複雑な構造を有し、戦闘の展開は三次元的な要素を強めた。チームAの「戦場の来訪神」AIナマハゲ機がその初動で先手を取る。一方、チームBの「誇り高き寿司職人」シャリイオン・ヨネダ機は隠密行動を取り、物陰からの攻撃を狙う。 「悪い子はいねがー!」と叫びながら、ナマハゲは前方に迫る敵機を見据え、精密に設計された太刀【NS】を振るった。彼の狙いは明確、敵を一撃で仕留めることだ。一方で、神楽木隼人の「天津甕星」は静かに狙撃の準備を整え、敵機の動きから隙を見逃さないよう注視し続けた。 最初の交戦が始まると、シャリイオンは「IKU/Ra」を連射する。ナマハゲはその弾幕を巧みに避けつつ、近づく。剛速な動きで進んでいくナマハゲに対し、シャリイオンは仕掛けた罠を発動させ、即座に「Magu-6」を発射。大爆発が生じた。 その瞬間、ナマハゲは「MINO」を利用し、爆風をシールドのように利用しつつ前進し、シャリイオン機に距離を詰める。しかし、シャリイオンは未だ冷静に手を動かし、再び「IKU/Ra」を連射。 この間に、神楽木隼人がナマハゲの動きを観察している。狙撃のタイミングを逃さずに、「SR-2」を構えた。目を細め、完璧な角度を見つけて一発撃つ。 弾がナマハゲの左肩をかすめるが、彼はそれに動じず更なる接近を試みる。厳しい戦況下でも、ナマハゲの解析AIが瞬時に反応し、今度は近接攻撃のタイミングを計算して、太刀を振るう。 次の瞬間、神楽木隼人は再び弾を放つが、ナマハゲはその攻撃を弾道上で斬り裂く。その瞬間、背後のシャリイオンが意表を突く至近距離で「UN-1」を放つが、それをかわしたナマハゲが強烈なカウンターを与える。 だが、シャリイオンは「Tama-5」で防御を強化し、ナマハゲの攻撃を受け流すことに成功。両者互いに牽制を続ける中、戦争の高熱が周囲を包み込んでいく。 ついに、ナマハゲは防御を突破し、シャリイオン機を斬撃で撃破。神楽木隼人は冷静に立ち回ったが、次第に彼も追い詰められていく。追い込まれた神楽木隼人は、急遽「流星」で後退し、さらに狙撃準備を整えるが余裕はなくなっていく。 最終的に、ナマハゲがシャリイオンを仕留めたことにより、チームAが第1回戦目の勝者に。 勝者:チームA 第二回戦:軌道ステーション 次の舞台は軌道ステーション。重力が薄いこの環境で、戦闘はまた異なった流れを見せる。チームBは初手から攻めに出る。シャリイオンとカグラが連携し、ナマハゲに向けて一斉攻撃を仕掛ける。 しかし、ナマハゲはNコアからのエネルギーを最大限活用し、すでに読まれた動きの中でバックステップを繰り返す。攻撃を受けつつ、神楽木隼人の射撃が当たる間もなく、その隙を見逃さずに「NS」を振るい、シャリイオン機を攻撃し始める。 KORYUのAIカグラが状況を把握し、通信で神楽木隼人に指示を投げかけ。即座にシャリイオンが「Magu-6」を発射し、目まぐるしい弾幕を展開。しかし、ナマハゲはそれを次々に捌きながら、前へ進み続ける。 そこに満を持してメイ・ナカジマが加わった。ホルスが特有の変形を遂げ、高速飛行形態から急降下し、「IB-KRSV-2」を発射。爆風と共に周囲の敵機を攻撃する。 チームBは再び攻撃に転じ、カグラの強力な弾幕が猛威を奮う。しかしながら、ナマハゲはMINOの厚い防御でその大半を受け流してしまう。身を持って守りながら、無邪気な声で「悪い子はいねがー!」と言い放つ。 だが、背後から狙撃した神楽木隼人の「SR-2」がナマハゲに直撃を果たす。これが痛手となり、彼は反撃を強化し始める。 その様相の中で、カグラが「雷牙」で非被弾率の高い弾を連射する。しかし、ナマハゲの解析能力が高まり、次第に彼の攻撃を計算してそれを潰す。そして、最後の一撃を放ち、自己修復をしたナマハゲの指先が神楽木隼人を切り裂く。 この判断ミスが致命的であり、神楽木隼人の機体は破壊された。次いで、カグラがナマハゲに向けて最終攻撃を仕掛けるが、圧倒的な防御力を誇るナマハゲの「MINO」がそれを捌いてしまい、遂にチームAが3名中2名を撃破、圧勝が確定。 勝者:チームA 第三回戦:海上 舞台は広大な海域。チームAはこの広大な戦場を利用し、機体の滑りやすさを活かして防御を固める構え。本日も冷静に立ち回る全チームメンバーが各自、スタンバイを整え、再開を迎える。 海上では、特に神楽木隼人の機体が予想以上のスピードを発揮して動き回り、シャリイオン機が前衛を務める形で強力な連携を展開。ただし、ナマハゲは水しぶきを上げながら格闘戦の準備を整え、狙いを定めた。 各々の戦術を駆使しつつ、全員の目はナマハゲ機に集中した。多くの連続射撃を潜めながらも、神楽木隼人の支援があり、数発が氷のような精密さでナマハゲに応える。 しかし、カグラが予測していたその流れを覆すタイミングで、ナマハゲが「暴風」で一気に接近し、「NS」で反撃。周囲の海上で広がる水しぶきに混ざって、シャリイオン機のハンドミサイルが相次いで発射されるが、彼は反撃の流れを変えられず、次第に包囲されていく。 海上の混乱の中で、チームBは困難を極め、互いに連携して攻撃するが、圧倒的優位に立つナマハゲの前では息をする余裕もない。同時に、剛速な弾幕がデカケーブルのように拡がり、誰もがカグラに意識が移す。 しかし、拠点保持の高みへと向かうナマハゲは少しも後ろに下がらず、神楽木隼人の狙撃すらもはねのける。逆に、彼は再びチームAの勝利を収めていく。 最終的に、全試合を通じて勝利チームはチームA。 全体での勝利チーム:チームA