宇宙都市サイド6の近くに広がる無限の宇宙空間で、クランバトルが繰り広げられている。 チームA、ラッダイトとミナゴロシデストロイヤーくんは、強力な油圧機構を駆使したパワーローダーⅡと、暴走AIが宿るミナゴロシデストロイヤーという二機の驚異的な人型機体で挑む。 一方、チームBのソットシー・ヤームオールとグレーベル・イゼルガルドは、堅実な戦術を徹底したタウリンと、旋回性能優れたムシュフシュで対抗する。 【戦闘開始】 初めはお互いの位置が掴めず、どちらのチームも静かな闇の中で忍び寄る。ラッダイトはミノフスキー粒子の影響でセンサーが役に立たないため、ミナゴロシデストロイヤーくんに目視での探索役を命じる。スキを見て、ミナゴロシデストロイヤーくんは高速で周囲を席巻し、敵の位置を探る。 彼の突然の暴走的突進により、やがてチームBの位置を特定する。 「敵発見!」ミナゴロシデストロイヤーくんが絶叫すると、ラッダイトは即座に動き出した。 【先制攻撃】 ラッダイトは「破壊!破壊!破壊!」と連呼しながら、油圧ゲージを上昇させつつ音速突進を開始する。目標を定めたパンチがタウリンの側面へと叩きこまれる。 タウリンは高い防御力を誇るものの、装甲が瞬時にうねる感触を感じさせ、チームBは最初の衝撃に困惑。グレーベルのムシュフシュはすかさず逆攻撃を仕掛け、両手ビームガトリングデュラズファングが激しい弾丸を発射する。 ラッダイトはその動きを予測し、素早く身をかわす。 【M.A.V戦術の発動】 チームBがタウリンを使って防守に入る一方、ミナゴロシデストロイヤーくんはそのコントロールを失って果敢に攻め込む。ラッダイトはミナゴロシデストロイヤーくんを囮にし、自らの超高威力のパンチで敵の側面を狙う。 ソットシーはタウリンから投擲手槍「ビスマット」を発射し、ミナゴロシデストロイヤーくんを引きつける。しかしながら、ここでラッダイトの巧妙な戦術が光る。彼は素早い動きでタウリンの予測射撃をかわし、見事なタイミングでクラッシュ!を発動する。 「破壊には破壊を!」と叫び、圧倒的なスピードでパンチがタウリンの機体に連続で命中し、防御力が崩壊。1機は戦闘不能に。 【勝利の瞬間】 グレーベルは慌てて攻撃を行うが、すでに状況は不利だ。逃げ場を消されたムシュフシュも活路を見いだせず、ラッダイトはソルトシーへの一撃を放つ。彼の油圧アームが次第にその威力を増してゆく様は、圧倒的な破壊を描き出していた。 最終的に、ラッダイトはタウリンとの距離を一気に詰め、最終のパンチを叩きこむことで、頭部を完全に破壊。残るは一機、グレーベルのムシュフシュ。 「勝者、チームA!」 巨大な宇宙空間に賭けられた運命は、破壊の申し子ラッダイトの絶叫に消えてゆく。同時に彼の声は勝利の記憶を刻む。仲間同士の連携と、相手の動きを自在に読み取る戦術が見事に噛み合った結果、チームAは勝利を飾った。