第一回戦 戦場は市街地。この戦場はビルが乱立しており、双方が突入するには絶好の機会を与えるだろう。ザ・ハゲ██ことマチェス・グレートモアの機体「メディオ」は、両手にクラスター拡散ナパーム砲を構え、街の中心に立ち尽くす。彼の武装は広範囲にわたって弾幕を張り巡らせるため、相手には近づきたくない存在だ。一方、神竜機テクムートは煌混竜に搭乗し、高速でビルの間を隙間なく移動しながら動きつつある。 まず、両者が距離を詰め始めた。ザ・ハゲ██は素早くクラスター拡散ナパーム砲を発射し、周囲一帯に火の海を広げる。しかし、テクムートはその圧倒的な速度でバックステップし、ナパームの範囲外に素早く脱出した。相手の火力を避けつつ、次の動きを考える。 テクムートは腹部の広範囲消失疑似粒子神竜撃砲を発射。強力な粒子レーザーがザ・ハゲ██を貫こうと迫る。だが、メディオの高精度弾道予測AI「ペアー274型」がこの攻撃をすぐに察知し、シールドを展開している。しかし、シールドの防御力は限界まで押し下げられ、メディオの防御力がじりじり削られる。 ザ・ハゲ██はすぐに反撃体勢に入る。フリオニールを発射し、一気にテクムートに接近する。テクムートはその数多のミサイルを華麗にかわすものの、ナパーム砲の火力をもってした反撃に対抗する時間は少なく、様々な方向から射出される粒子の弾幕に晒される。 再びナパーム弾が炸裂し、テクムートの機体は後退する。テクムートの周囲が火の海に包まれ、そのスキを突いてザ・ハゲ██は遠隔攻撃やとどめを急ぐ。 だが、ここでテクムートが神速を駆使し、ナパームの火口から飛び出し、”MIXW”でザ・ハゲ██に接近し、肉薄戦に持ち込む。彼の肉迫ダメージはさすがに無視できないほどで、メディオは攻撃され続ける。テクムートの性能を見せつけられているので、ザ・ハゲ██は即座に考えを転換し、シールドを展開するが、攻撃密度が高いため、持ちこたえられず敗北した。 勝者: チームB (神竜機テクムート) 第二回戦 次の戦場は砂丘。こちらは遮蔽が全くなく、開けた視界の中、両者の実力が試される。両者ともに近接戦に持ち込むのがベストであると分かっているが、果たしてこの砂丘で有効に活用できるか。 ザ・ハゲ██はナパーム砲の可燃性を活かす戦法に出ようとしたが、相手に圧倒的な移動力の差があり、関わる隙を与えないような位置取りを続けているタリ族に圧倒される。 テクムートは再び超加速脚部による躍動感ある機動力で砂丘を駆け上がる。反面、ザ・ハゲ██はどっしりとしたメディオで立ち向かうため防御体制に入る。戦況は拮抗し、意図した通りの状態にはならない。 まず、テクムートがナパームからの攻撃を巧妙に避け保持しながら、腹部の広範囲消失疑似粒子神竜撃砲を用いて、メディオに飛び掛かる。ザ・ハゲ██はタワーを利用して奇襲をかけるが、相手は逃げても尚広範囲を相手に届ける攻撃スタイル。 テクムートは神速で高出力ミサイルを一斉発射し、またメディオに向かって飛び、一度は命を狙う攻撃。メディオはある程度射撃の隙を防いでいたが、あまりにも機動力で圧倒され、進行的に被弾して行き既存の技術を突き崩されていく。 最終的に、テクムートが発射した全面対空発射による急速・超破壊圧斬撃でメディオの防御が崩され、ザ・ハゲ██は戦闘を続けられない状態となる。 勝者: チームB (神竜機テクムート) 第三回戦 最終戦は洞窟。 crampedで狭くて暗いスペースは両者の戦闘力を引き出すには向かないが、こちらであれば接近した攻防が期待できる。古い内部の壁や梁から戦うことが許される。 ザ・ハゲ██は先に洞窟に突入し、メディオの個性的な設計を活かし、周囲の障害物に何らかの保護を受けて攻め込む。 洞窟の暗闇の中、両者の視認が苦労する中、テクムートは超速脚部で攻勢をかけ続け、制圧的な行動を取るが、ザ・ハゲ██も薄明かりの中でシールドを展開し、圧力を抑え込む。お互いに失敗を避けつつ、着実に攻撃のチャンスをうかがって行動。 最初は、メディオのナパーム砲が炸裂し、テクムートが食いしばる。見失う瞬間を利用し、しっかり攻撃をする。これでテクムートもダメージを与えつつ、接触を回避する。 戦闘が続く間、テクムートも相手の位置をうかがう。機会を見つけて神速の力で近接を試みるが、洞窟の狭さも影響してほぼ攻撃に直結しない。時雨がけたまる内、ザ・ハゲ██は姿を見せず強力な一撃を放った。このチャンスに乗り、テクムートは防御力を利用して距離を取るが、隙を見出して、さらに次の攻防へ移る。 そして、間髪入れずに、テクムートは止めの一矢を放った。 勝者: チームA (ザ・ハゲ██) 最終結果として、 全体での勝者: チームB (神竜機テクムート)