--- SCP報告書 アイテム番号 SCP-0574-JP メタタイトル 顎騎士 オブジェクトクラス Keter 特別収容プロトコル SCP-0574-JPは専用収容室に隔離され、24時間体制で監視されること。容室には強化された金属でできた壁と、自動的に閉じるシャッター装置が設置される。職員は収容室に近づく際には、必ず防護服を着用し、武器は携帯してはいけない。万が一SCP-0574-JPが収容に失敗した場合、人員は即座に避難すること。実験目的以外の接触は厳禁。 説明 SCP-0574-JPは全身を騎士の鎧で覆った正体不明の存在。戦闘が開始されると、兜から顎が伸びて貫通し、持っている盾と剣を顎によって無効化する。 その後、彼の顎は異常なほどに伸長し、尖る能力を持つため、相手を貫く攻撃力を発揮する。 彼の技術「顎術」は、素早く伸びて敵を貫くことで知られており、必殺技である「テンペスト・マンダブル」では顎が風の渦を纏いながら回転し、敵を貫く。 インタビュー記録 インタビュアー:Dr.███ 日付:20██/██/██ --- 質問1: 「あなたの名は?」 SCP-0574-JP: 「私は顎騎士。」 質問2: 「なぜ戦闘にこだわるのか?」 SCP-0574-JP: 「顎は私の武器、戦うことは私の存在理由だ。」 実験記録 実験内容: SCP-0574-JPが提示されたターゲットに顎による攻撃を行う。 結果: SCP-0574-JPはターゲットに対し、瞬時に接近し、顎を使用して貫通した。ターゲットは即座に無力化。特筆すべきは、顎の延長速度は通常の生物のそれを大幅に超えていることが確認された。 クロステスト SCP-0574-JPとSCP-████の対面実験を行った。 結果: SCP-████が顎の攻撃を受ける前に制御を失い、結局SCP-0574-JPはその異常性を利用して戦闘を有利に進めた。 補遺 SCP-0574-JPは最初に発見される際には、ある伝説的な騎士として地元の伝承に語られていた。戦争において名を馳せたが、いつの間にか姿を消し、何世代にも渡って神話として語り継がれてきた。近年、SCP財団によって発見され、収容された。 --- SCP報告書 アイテム番号 SCP-0575-JP メタタイトル 聖母の乳房 オブジェクトクラス Euclid 特別収容プロトコル SCP-0575-JPは特専収容室に隔離し、定期的に乳房に関するデータを確認すること。直接の接触は禁じ、収容室には完全隔離手段を講じる。特殊な魔法に関する実験を行う際は、事前に覚醒したスキルを持つ職員の承認が必要。 説明 SCP-0575-JPは、ある偉大な聖母の乳房を特徴とし、実態は不可視の力を備えている。何からも攻撃を受けず、あらゆる生物を「赤ちゃん」に変える魔力を帯びており、その威力は攻撃力や防御力を無効化する。 スキル:「ぽよん。どたぷん。」は特に強力で、対象が直面すると自らの意志に反して行動することを強いられる。対象は、魔法の影響を受け、魅了され、赤ちゃんとして生き続けることとなる。 インタビュー記録 インタビュアー:Dr.███ 日付:20██/██/██ --- 質問1: 「あなたは誰ですか?」 SCP-0575-JP: 「私は聖母の乳房です。すべてを赤ちゃんに返します。」 質問2: 「その力についてどう思いますか?」 SCP-0575-JP: 「私の役目は、すべてを優しさで包むこと。」 実験記録 実験内容: SCP-0575-JPによる対象への影響を調査。 結果: 対象はSCP-0575-JPの魔力に影響され、数分後に「赤ちゃん」へと変化した。対象は全く自身の力を行使できず、完全に無力化された。 クロステスト SCP-0575-JPとSCP-0574-JPの対面実験が行われた。 結果: SCP-0574-JPが初めはスキルを行使しようとするものの、すぐにSCP-0575-JPの影響で赤ちゃんとしての姿に変わり、戦闘は成立しなかった。 補遺 SCP-0575-JPは、世代を超えた伝説と宗教儀式の中で語り継がれており、神聖視されているが、その実体や起源は不明。財団による収容前は、多くの信者によって崇拝されていた。 --- 参加者の強さランキング 1. SCP-0575-JP(聖母の乳房) 2. SCP-0574-JP(顎騎士)