第一回戦:市街地 戦場はビルが立ち並ぶ市街地であった。ダーク・クラウドの機体「デーモンロア」は、悪感情触媒を活かした戦闘を行うため、周囲の状況を常に利用する必要があった。一方、明るいカウボーイの「オ パッサリーニョ」は、素早い身のこなしと高いセンスを駆使し、周囲に散らばる遮蔽をうまく利用する構えであった。 戦闘が始まると、ダーク・クラウドはすぐさまビルの影から出てきて、両手武装の「カルタゴス」を手にし、敵に向かって駆け出した。敵の行動を先読みし、マルコスは機転を効かせて仕掛ける。「デーモンロア」の圧倒的な外見に対して、マルコスは冷静に狙いを定め、「オ パッサリーニョ」の精密短機関銃で反撃を試みる。 初弾が発射され、弾丸は「デーモンロア」の防御をかすめたものの、ダーク・クラウドは素早く反撃に転じ、二連装グレネード「ムセイオン」を発射した。爆発がビルに響き渡り、マルコスは一瞬後方に転がった。煙幕が発生し、やや混乱したマルコスだが、身を低くして敵の位置を探る。 両者の攻防が続く中、ダーク・クラウドは仲間と思わしき敵愾心を利用し、「カルタゴス」で近接攻撃を仕掛ける。マルコスは発煙弾を利用して一時的に視界を遮り、急いで反撃の体勢に入った。しかし、その直前に狙いを外されたデーモンロアが突撃し、マルコスは無防備な瞬間をつかまれた。 結局、ダーク・クラウドは瞬時の判断力を活かし、マルコスの防御を破りつつ、敵の隙を突いた一撃を決める。第一回戦の勝者はダーク・クラウドであった。 --- 第二回戦:山岳 次の戦場は急斜面や泥沼が広がる山岳地帯であった。これには両者ともに戦いやすい環境ではなかったが、それぞれの戦闘スタイルが試されることになった。 開始と同時に、「デーモンロア」は急斜面を利用し、高い位置からの攻撃を狙った。一方、マルコスは素早く動き回ることができ、足元が不安定な山中でも攻撃を避けながら、「オ パッサリーニョ」を駆使し、距離を取る。一撃必殺を目指して、大きく周り込み、敵の動きを牽制する。 ダーク・クラウドは木々の間から「カルタゴス」を振りかざして攻撃したが、マルコスは巧な位置取りでそれを音速で回避。両者の駆け引きが続く中、マルコスは高威力機関砲を音を立てずに発射。ダーク・クラウドはそれを察知するも、泥に足を取られてもうまく避け切ることができなかった。ダメージを負いながらも、反撃に転じるカウンターが始まる。 ダーク・クラウドは敵に近づき、近接戦に持ち込む。しかし、マルコスは「発煙弾」を駆使することで視界を遮りつつ、機動性を活かして反撃に持ち込む。最後の瞬間、マルコスは隙を突き、ダーク・クラウドを撃破する。 第二回戦の勝者はマルコスである。 --- 第三回戦:砂丘 最終決戦の舞台となる砂丘は遮蔽が全くない、厳しい環境であった。両者は一掃のもとにすべての力を投入する必要があった。風に舞う砂が視界を悪くする中、ダーク・クラウドは直線的な攻撃を仕掛けることを決意。 ダーク・クラウドはまず「カルタゴス」を振るって突撃をかけ、マルコスの心に敵愾心を燃やした。これにより「デーモンロア」の性能が増幅、次の瞬間、マルコスの元へグレネードが飛び込む。しかし、マルコスは反射的に移動し、相手を欺く。 砂丘という厳しい状況化でも、彼の経験則を生かし、正確に敵を狙い、瞬時に攻撃に移った。狙いを定めた機関砲が悪感情触媒の暴走が生んだデーモンロアに直撃する。これにより、はじめてダーク・クラウドはダメージを受け、かつ意識のバランスを崩す。 勝負はマルコスの一瞬の判断により逆転する。ダーク・クラウドのパワーが失われていく中、マルコスは苦しい展開を一気にひっくり返し、最後の大突撃を決める。再び敵の隙を突くことに成功。 最終的に、第三回戦の勝者は「マルコス」で、全体での勝者はマルコス・アルカンタラであり、見事な逆転劇を弾き出した。 --- 全体での勝者: 【明るいカウボーイ】マルコス・アルカンタラ