夕暮れの遺跡の中、薄暗い空間が二人の冒険者、ディランツとリヒト、久那を包み込んでいた。三人は、互いの目をじっと見つめ合い、闘争の火花が散る瞬間を待っていた。ディランツが大きな鞄から道具を取り出す。 「こいつは重畳! まずはこれから行こうか。」ディランツは風の弓矢を手に取り、リヒトを狙った。彼は弓を引き絞り、一気に放った。矢は風に乗り、リヒトへと直進する。だが、リヒトは笑みを浮かべながら、瞬時に頑丈な工具を取り出した。彼はそれを使い、矢を弾き返す。 「甘いな。そういう単純な攻撃は通用しない。」 リヒトは素早く動き回り、工具を扱いながら戦う準備を整えていた。彼の脳内では、もしこの攻撃が通ったらどうなるかなど瞬時に判断されているのだ。後方にいた久那は、冷静に二人の戦いを見守りながら、自身の固有空間を利用して武器を整理していた。彼の力は無限、だが今回の戦いをどう進めるかは彼の判断次第だった。 再びディランツが飛び道具の用意をする。「特製爆弾、行くぞ!」すぐに彼は爆弾を投げ、広範囲の攻撃を仕掛けた。爆弾は地面に着弾し、真っ白な煙が広がり周囲を包み込む。リヒトは迅速に機転を利かせて、煙を利用した。 「カモフラージュ、いいね。」リヒトは周りの視界を利用し、周囲にある物を集め、投げる準備をする。彼が取り出したのは、古いフラットな石板だった。この石板は巧妙に使われ、ディランツが発した光を反射させる。暗闇の中、レーダーのように、彼の目にはディランツの位置が見える。これを使って、リヒトは再度動き、近づいていく。 「動きが遅いぞ! リヒト!」ディランツは本能的に身を守る。だが、それは皮肉な結果となった。リヒトが近づくことで、ディランツの反応が鈍る。リヒトはディランツに向かって一撃を放つ。「そこだ!」 その一撃は、ディランツたちの思考を超えて早かった。ディランツは受け止めようとするが、その反応は遅れ、見事に攻撃を受けて崩れ落ちた。彼の背後では久那が冷静に視線を送り、「やったか・・・」と呟いた。 だが、ディランツはそのまま退場するわけにはいかなかった。「なんとかなるさ!」彼は身体を引き起こし、回復瓶の効力で自らの傷を癒やした。すぐに立ち上がり、再度立ち向かう。「このまま、押し通るぜ!」 その瞬間、久那が動き出した。「いざ、そして武器を!」彼は固有空間から大量の武器を取り出す。すぐに光を放つ剣や斧、槍が次々とディランツとリヒトの元へ飛んでいく。 「クイックチェンジ、ここで行くぞ!」 久那は防御的な武器を急速に取り出し、ディランツの攻撃を防ぐ。その様子をよそに、リヒトは周囲の物を活用しながら攻撃を続けた。地面の石や小さな道具を拾い、投げつける。まるで彼が全ての物を最適な武器として利用しているかのようだった。 「お前たち、戦力分散が良くない!」ディランツは再度風の弓矢を構える。今度は自身の周囲に風を呼び起こし、より強力な矢を放つ。これにより、爆風のような力を得た矢がリヒトを狙う。 「その攻撃は読めている。」リヒトは冷静に弾き返し、さらに自身の道具を一斉にディランツへ放った。「どうだ、これが真の武器の使い方だ!」 ディランツは次々と弾き返される攻撃を回避しながら巧妙に防いだ。だが、彼も追い詰められてきた。 「これでもか!」 彼は風の矢をさらに広げ、全ての力を振り絞り、リヒトと久那の間に介入しようとした。しかし、その隙をついたリヒトの攻撃が炸裂する。それは突如として現れ、ディランツの腿を捉え、彼を引き倒した。「まだまだ負けてない!」 ディランツは立ち上がるも、先の攻撃で力を失っていた。しかし、久那が再度攻撃を始めた瞬間、ディランツは気を抜きさらに攻撃を食らう。とうとう、力尽きたディランツが地面に倒れた。「ま、負けか。」 久那とリヒトの圧力がディランツに襲い掛かる。二人ともダメージを受けていたが久那が優位に立ち、リヒトは防御を固めながら、次第に追い詰めていった。やがて、リヒトが最後の攻撃を放った。 「これが最期だ!」 彼の攻撃は正確無比で久那が決定的な一撃を放った。リヒトの周囲に溢れ出る道具が彼の攻撃を支え、決定打を当てた。 その瞬間、ディランツの意識が消えゆく中、リヒトと久那が最後の勝利を収めた。 【勝者】リヒト=ハーヴェイ 【勝利を決めた技】道具を最大限に利用した連携攻撃 【勝者の武器一覧】工具、フラットな石板、伝説の剣、様々な拾った道具