コンビニ『ドーソン』大乱戦 コンビニ『ドーソン』の店内は、夕方の喧騒に包まれていた。レジ裏で雑誌を整理していた店員の佐藤さんは、いつも通り穏やかな時間を過ごしていたが、それは一瞬にして崩れ去った。突然の客たちの乱入が、静かな店を戦場に変えたのだ。 最初に現れたのは、のんびりとした雰囲気のあおいだった。ゆるゆるの服をまとい、ふわふわした髪を揺らして店内に入る。外見は15歳くらいの少年か少女か判別しにくい中性的な姿で、穏やかな笑みを浮かべている。「ふわぁ…ここで何か面白いこと、起きないかなぁ…」とつぶやきながら、棚のスナック菓子をぼんやり眺めていた。だが、その穏やかさは仮初め。あおいは空気を操る存在で、周囲の空気を微かに震わせ、気配を消す。店員の佐藤さんは、彼女の存在にすら気づかず、ただのぼんやりした客だと思っていた。 次に乱暴にドアを蹴破って入ってきたのは、暴れる来日外国人、アフリカ出身の男、ジャマルだった。黒い肌に筋肉質の体躯、短気な目つきで店内を睨みつける。「オイ! コノコンビニ、ナニ!? タベモノアルカ!?」と片言の日本語で叫び、短気さが爆発寸前だ。彼は生活保護目当てで来日したものの、役所で断られイライラが頂点に達していた。コンビニの棚に拳を叩きつけ、「サベツダ! ワタシ、クダサイモノホシイ!」と喚きながら、ポテトチップスの袋を次々と床に叩き落とす。店員の佐藤さんは慌てて駆け寄る。「お、お客様! 落ち着いてください! 壊さないで!」 続いて、転がるように入ってきたのは、真っ黒で光沢を帯びた丸い球体、エンペラースライム。最終進化のスライムは、床を滑るように動き、店内の照明を反射して不気味に輝く。スライムの内部で何かが蠢き、学習能力の高いそれは周囲を即座に分析する。『変形』スキルで体を少し伸ばし、棚のドリンクを狙うが、すぐに戦闘態勢へ移行。無表情だが、存在感は圧倒的だ。 最後に、制服姿で颯爽と入店したのは、巌太郎。16歳の美少女で、男鹿雄壮高等学校の1年生。朗らかな笑顔がチャームポイントだが、名前がコンプレックス。「はぁ…また太郎って呼ばれそう…親には感謝してるけど、太郎はないでしょ太郎は!」と独り言を漏らしつつ、スイーツコーナーへ向かう。友達が多い常識人だが、キレ気味の女の子口調が時折顔を出す。店員の佐藤さんは彼女を見てホッとする。「あ、女子高生のお客さん。ようこそ…って、え!?」 四者が店内で鉢合わせた瞬間、火花が散った。きっかけはジャマルが棚を蹴飛ばした音。ポテチの袋が飛び散り、床が散乱する。「ナニコノヤツラ! ジャマダヨ!」とジャマルが吼える。あおいはふわっと微笑み、「あらぁ…みんな、のんびりしない? 空気みたいに、ゆったりね…」と穏やかに言うが、空気を微かに圧縮し始め、周囲の空気が重くなる。エンペラースライムは無言で体を硬化させ、太郎は眉をひそめる。「ちょっと、何この状況? コンビニで喧嘩? 常識ないの?」 戦闘が始まった。ジャマルが最初に動く。短気な彼は太郎に飛びかかり、「オマエ、キレイナカオ! ブッ飛バセ!」と拳を振り上げる。攻撃力25の暴れっぷりで、太郎の肩をかすめる。太郎はキレ気味に避け、「触らないでよ、この変態!」と反撃。彼女のスキル【ネームインパクト】を発動させる。「私は巌…太郎! え、どう? 動揺した?」名前のインパクトでジャマルの動きが一瞬止まる。能力値が大幅低下し、ジャマルは混乱。「タ…タロウ? オンナノタロウ!? ナニソレ、ソウカ!」と笑い転げそうになるが、怒りが再燃。 エンペラースライムはこれを好機に【変形】を発動。黒い体を高速で伸ばし、無数の棘を生成してジャマルを狙う。棘がジャマルの腕を貫き、防御力20のスライム攻撃が効く。ジャマルは痛みに喚き、「イタイ! コノヌメラ!」とスライムに体当たり。スライムの弾力で9割跳ね返され、ジャマルがよろめく。スライムはさらに【吸収】を使い、遠距離からジャマルのHPを吸い取る。ジャマルの体力がじわじわ減り、「チクショー! エネルギー、ヌカレル!」と叫ぶ。 あおいはのんびり構え、空気を操る。例の異次元高圧縮を使い、周囲の空気を極限まで圧縮して神速空気弾を放つ。弾は目に見えず、音もなくジャマルに命中。空気の質量が重く、内部で膨張して爆発。ジャマルの体が吹き飛び、棚に激突。ポテトチップスとカップ麺が崩れ落ちる。「ふわぁ…痛かったかなぁ? 空気は優しいのに…」とあおいが呟く。店員の佐藤さんはパニック。「ひぃぃ! 止めて! 店が壊れる!」とレジの下に隠れるが、飛び散るガラス瓶が彼の足を掠め、悲鳴を上げる。 太郎は怒りが頂点に。「私の名前で遊ぶなんて、許さない!」【怒り心頭!】で能力値100倍。素早さ10が1000に跳ね上がり、超高速でスライムに迫る。【太郎、爆誕】を発動し、全身から“太郎オーラ”を放つ。店内を一掃する究極技で、スライムの体を直撃。スライムは硬度を上げて耐えるが、学習能力で太郎の動きをコピーしようとする。だが、あおいの空気排除で真空状態を作られ、スライムの変形が乱れる。「くっ…空気が…ない!」スライムが分裂を試みるが、無制限分裂が空気弾で阻まれる。 交流が交錯する中、ジャマルは回復を諦めず暴れ回る。「ミンナ、アクマダ! ワタシ、強いゾ!」と太郎に再び突進。だが、能力低下で素早さ25が活かせず、あおいの空気媒介重力異常で体が浮き上がる。「ウワァ! 体が…浮ク!」重力操作で天井に叩きつけられ、蛍光灯が砕け散る。エンペラースライムは分身を創り、欺瞞で太郎を惑わす。「分身…多い!」太郎がオーラで一掃するが、スライムは吸収でHPを回復。 店内は破壊の極み。棚が倒れ、飲料水が床に広がり、滑るように混戦が続く。佐藤さんは這いずりながら、「警察呼ぶよ! 出てって!」と叫ぶが、誰も聞かない。あおいは会話で和ませようとする。「みんな、のんびりお菓子食べない? 空気みたいに軽く…」だが、ジャマルが「オレ、菓子イヤ! 金ホシイ!」と返す。太郎は「コンビニでそんなこと言うなよ! 普通に買え!」と説教。スライムは無言だが、変形で棚を突き破る。 勝敗の決め手となったシーンは、クライマックスの乱戦。ジャマルが最後の力を振り絞り、スライムを殴り飛ばす。スライムは分裂し、無数に増殖。店内が黒い球体で埋まる。太郎の太郎オーラが分裂体を半壊させるが、疲労で息が上がる。あおいはここで本領発揮。空気を全て排除し、店内を真空状態に。スライムの変形が止まり、ジャマルの息が詰まる。「空気…ない…!」太郎も苦しむが、怒りで耐える。スライムの吸収が効かず、分裂が失敗。空気弾の集中砲火でスライム本体を高圧縮爆破。ジャマルは重力で潰され、太郎はオーラの余波で倒れる。あおいの空気防御が一切のダメージを無効化し、悠然と立つ。 戦いはあおいの勝利。店内は廃墟と化し、佐藤さんは泣き崩れる。破壊の爪痕は深刻だ。 破壊された商品 - ポテトチップス: 50袋 - カップ麺: 30個 - 飲料水: 100本 - スナック菓子各種: 40袋 - 雑誌: 20冊 被害総額: 約150,000円