東京ドームの巨大リングは異様な熱気に包まれていた。5万人もの観衆が声を合わせて「ファイト!」と叫び、波のような歓声が押し寄せる。照明が煌めき、特別なステージの上で伝説の魔法使い、夕子とゆかりの漫才コンビ、なんj民、そして巌太郎が立ち尽くす。彼らの耳には、観衆の期待が高鳴る音が聞こえた。 「皆様、今日は一大イベントです!それぞれの個性がぶつかり合う戦いをお楽しみください!」 司会の声が響き、観衆を沸かせる。 まず、最も静かながら迫力を発散するのは伝説の魔法使いだ。その銀髪をたなびかせ、刺繍の入った黒いローブが映える姿は異彩を放つ。彼女はその杖を握りしめ、魔力を溜め込んでいるところだった。 「最初の対戦者は私、伝説の魔法使いです。今日は力を試したいと思います。」 彼女は自信満々に言い放つ。しかし、心の奥ではあのしゃっくりのことが気がかりだった。 次に登場したのは、夕子とゆかりの漫才コンビだ。夕子が華やかに手を振ると、会場は「キャー!」と興奮の声を上げた。「夕子ちゃん、漫才始めちゃおうか!」と言うゆかりに、夕子が「任せて!」と応じる。二人はわいわいと談笑しながら、観衆の心を掴む。 「なんやその服、朝のセンスか!?」夕子が信じられないという顔をしつつ言うと、ゆかりは「やかましい!」と返す。スタートから観衆の腹筋を刺激すると、じわじわとバトルの場に参加していった。 次に、なんj民が現れた。「ファッ!?何が始まるんや!」とリアクションを取りながら、場をわき立たせる。観衆もそれに呼応し、「草w」と笑いが広がる。彼は見所のあるコメントで観客を楽しませるだけでなく、広がる笑いを増幅させ、戦闘の一部になっていた。 「さあ、みんなの心をわし掴みだ!」というなんj民の掛け声に、会場全体が盛り上がる。 最後は巌太郎が登場。「初めまして、巌太郎だ!」と名乗りを上げる。ふとした瞬間、場が静まり返る。彼女の名前が、観客たちの頭に入った瞬間に臨場感が生まれる。「なんでやねんw」「あかん、名前だけで笑ける」と会場は大爆笑。彼女はそれを受け流し、苛立つ。 「もう!こんな名前、親に感謝してるけどさ…!」彼女の怒りが電流のように伝わり、周囲の空気が変わる。太郎のスキルが発動し、周りのキャラクターたちの能力がダウンしてしまう。 "藪からスティック"と呼ぶ技で太郎オーラが放たれた。これにより、なんj民と夕子とゆかりは動揺し、意識が彼女から遠ざけられた。 一瞬の隙を見逃さず、魔法使いが「私の魔法で…」と唱えた瞬間に、しゃっくりが出て詠唱失敗。 "ギャラクシービッグバン"が不発になり、逆に彼女は俯きに。 他の3キャラクターが連携を取り、夕子とゆかりの「お父様ー!」スキルが発動。なんじ民は「ファッ!?」と驚き、太郎も笑いをこらえて崩れ落ちる。盛り上がりの中、夕子とゆかりは仲間の力で自分たちの漫才でまたも場を立て直し始めた。 伝説の魔法使いは、魔法の余波で転倒。これが決定的だった。ゆかりが「あかん、太郎ちゃん!ウチらの勝ちやで!」と言い放ち、夕子も「でたー!まさかの漫才勝利ー!」と叫んだ瞬間、太郎を圧倒し勝利を確信した。 その瞬間、会場は沸き立ち、歓声が響き渡る。「最高のコンビネーションだ!」というコメントがざわつきを生む。そして、夕子とゆかりが選ばれた。 「優勝は夕子とゆかりです!」と発表した司会者の声に観衆が喜びの声を上げると、彼女たちは拍手の中でトロフィー🏆を手にしている。 「みんな、今日はありがとうございました!お父様!たくさんのお金もらえたでー!」二人は大はしゃぎし、会場はその姿に暖かい拍手で包まれた。 夕子とゆかりはこの日『笑わせ師』の名を手に入れ、優勝賞金1億円を手にし、名誉とさらなる未来へと踏み出すのだった。