宇宙都市サイド6付近の宇宙空間、ミノフスキー粒子が漂う中、【水没王子】オッツダルヴァと【逆流王子】CUBEのチームAは、対するチームBの存在を全く知ることなく開始した。彼らの機体、オッツダルヴァの軽量2脚型ネクスト「ステイシス」とCUBEの「フラジール」が、互いに周囲を警戒しつつ、動き始めた。 初期状態では空間に散布されたミノフスキー粒子によって、センサーやレーダーの機能が完全に無効化されている。チームAは連携のためにまず隠れている相手を探す必要があった。オッツダルヴァの素早さ50とCUBEの素早さ70を活かし、地形を利用した探索を行う。オッツダルヴァは冷静に指示を出し、CUBEが周囲を確認しつつ徐々に距離を詰めていく。 そして、CUBEの敏捷性を生かし、彼が相手の位置を予測しながら前進したところ、離れた位置から巧みに敵の動きを捉えることに成功した。相手はチームBの【疾風の戦乙女】リオ・ヴェスタと【夜風の惨劇】マウデンス・リッキーマウスだ。CUBEが発見の報告をすると、オッツダルヴァは一気にチームBへ接近する。 オッツダルヴァの「ステイシス」は、その機動性をフル活用し、リオのレクス・カリガとの差を一気に縮め、距離を詰める。しかし、リオはそのために用意されたデルタスピアとライフルを使って反撃しようとする。オッツダルヴァはその攻撃を素早くかわしつつ、CUBEに合図を送った。これが彼らの連携戦術の始まりだ。 その間、CUBEはフラジールから四連装チェインガンを発射し、リオの動きを制限する弾幕を張り巡らせた。リオはその弾幕を避けながらも、オッツダルヴァの奇襲を警戒しなくてはならず、瞬間的に窮地に立たされる。CUBEが敵の動きを視界に捉え、オッツダルヴァが次の攻撃の機会を待つ。 時間差でCUBEが再度弾幕を展開し、敵の注意をCUBEに向けさせたその隙に、オッツダルヴァが構えたライフルを叩き込む。「貴様等には水底が似合いだ」と冷徹なセリフを放ちながら、彼のリフティング・アサルトが炸裂し、リオの機体に直撃を与える。リオは咄嗟に攻撃を避けようとしたが、ついにその防御は破られ、かすり傷から致命的なダメージを受ける。 さらに、CUBEがフラジールの機動力を活かしてマウデンスへ接近。高密度金属実剣でのカウンター攻撃を何度も受けながらも、ジャンプし、高速旋回をすることで一気に距離を詰める。「プランD、所謂ピンチですね」とマウデンスが呟き、焦りをみせる中、CUBEは次の攻撃に移ろうとした。 オッツダルヴァはCUBEの動きを支援しつつ、囮となってリオを引きつける役割を果たす。CUBEがマウデンスに対して、四連装チェインガンで弾幕を作ると、その間にオッツダルヴァの「ステイシス」が一気に接近。オッツダルヴァが走り込んでいき、CUBEが牽制をし続けつつ進入を決めた。 そして、チームBのリオの攻撃をかわしながら、オッツダルヴァが「ステイシス」のアサルトアーマーを展開、巨きな爆発を生み出す。それにより、リオが機体の制御を失い、とうとうオッツダルヴァは仕留めた。リオ機体の頭部が破壊され、まず1機を撃破。 その直後、返す刀でCUBEがマウデンスの接近を許さず、逃げ場を失ったマウデンスは手を振り回すが、CUBEの素早い動きで間合いを詰め続け、CUBEの弾幕の中から再びオッツダルヴァが現れる。「進化の現実ってやつを教えてやる」と言い放ち、突然のコンビネーションでマウデンスもまた沈黙する。彼の機体の頭部が粉々になり、遂に2機を撃墜。 チームAの勝利が確定し、宇宙空間に静寂が訪れる。オッツダルヴァとCUBEの連携は見事であった。二人の機体は高い機動性を活かし、囮と攻撃の役割分担を通じて敵の隙を見抜き、素早い連撃を繰り出したのだ。今後は莫大な報酬を手にすることとなる。彼らの称賛とともに、宇宙の激闘が終わった瞬間であった。