第1章 競演の幕開け みなさーん!今日は盛り上がっていますかあああ!実況魔法少女 サケビが、熱いプロレスの戦いをお届けするぅうう!! 今日は、スズメ目の中でも特に個性豊かな競技者、ウグイス選手とシマエナガ選手が対決するぞおお! まずは、ウグイス選手のご紹介!彼の全長は14〜16cmで、上面はオリーブ褐色、下面は淡灰色という美しさ!春を告げる声で知られる彼は、さえずりで敵を惑わすスキルを持っているぞおお! 続いて、シマエナガ選手!彼のキュート力はなんと9999999!愛くるしいその姿に、観客は思わず見惚れてしまうかもしれないぅう!そして、見惚れたその隙をついて小突いて攻撃するっていう!可愛さと攻撃性を兼ね備えた恐ろしい小鳥なんどぅわあ! さあ、準備は整った!試合のゴングを鳴らすのは私、実況魔法少女 サケビでありまーす! 第2章 鳴り響くゴング 「ドン!」 観客からの歓声が響く中、ウグイス選手がクールにリングの中央に立つ!その正面にはシマエナガ選手。ひときわ愛らしい姿で、観客からの声援を浴びているぞおお! 観客「ウグイス!ウグイス!」 観客「シマエナガ!シマエナガ!」 そして、シマエナガ選手が愛くるしい姿勢で柔軟体操からの、早速大技! 「ホーホケキョ〜〜!」 ウグイス選手が反応し、彼の美しいさえずりで対抗する! 第3章 戦いの幕開け シマエナガ選手、急に飛び跳ねてウグイス選手に向かって突進!その可愛さで心を掴み、ウグイス選手の懐に飛び込んできたぞおお! 「チャッチャッ!」 ウグイス選手はその場で旋回し、シマエナガ選手に突撃!パワフルな体当たりが決まる!シマエナガ選手、メロメロになってしまうのか!? 観客「おおおおお!」 しかしシマエナガ選手、その痛みを耐えながらもキュートに反撃!ふわりと飛び上がり、空中からの急降下攻撃!ズザザー! 観客「わあああああ!」 第4章 熱戦続行 おっと、ウグイス選手、彼のしっかりした羽根の力を使って防御した! 「ホーホホ〜!」 その一声で観客が盛り上がる。しかし、シマエナガ選手は負けていない!またまた反撃だー! シマエナガ選手、可愛くて冷静!再び攻撃の準備をする! 観客「シマエナガ!行けー!」 シマエナガ選手は特技を発揮!ウグイス選手の上空を旋回しながら、今度はおまけの小突き攻撃を! 第5章 逆転の瞬間 ウグイス選手が意地を見せる!咄嗟に準備した反撃、今度こそ全力の「ホーホケキョ〜!」 その声は観客を感動させるが、シマエナガ選手も負けじと爆笑を誘う可愛さを発揮! 観客のボルテージは最高潮! 「ウグイス!シマエナガ!お互い頑張れ〜〜!」 第6章 終幕へ向けて 試合が進むにつれ、両選手の疲労が色濃く見える。しかし、ウグイス選手が攻防の末に隙を突いて、見事な回し蹴り! 「ホーホケキョキョ〜!」 シマエナガ選手、力一杯その攻撃を受け止めた! 「ぐわお!」 観客の声援がそんな痛みを支える! 観客「ファイト!ファイト!」 試合の流れが見え始め、互いの技が交錯するごとに白熱度はますますヒートアップ! 第7章 【決着】 おっと!ここでウグイス選手がもう一度声をあげた! 「ホーホケキョキョキョ!—」 ウグイス選手の声がリングに響き渡り、シマエナガ選手、ついに耐えきれずその可愛い体がふらふらとしてしまった! 観客の歓声が一層盛り上がり、今こそ決着の瞬間! ウグイス選手が、決め手となる一撃を放った! 「キターーーーーー!」 リングの上でシマエナガ選手がしっかり倒れ込む! ゴング! 「試合終了ぅうううう!」 私、実況魔法少女 サケビが高らかに勝者を宣言する! 勝者:ウグイス選手! 両選手へのインタビュー まずは勝者のウグイス選手にお伺いします! サケビ「勝因はどこにありましたか?」 ウグイス選手「ホーホケキョ!しっかりしたさえずりでじっくり相手を見ましたね。」 サケビ「なるほど!それにしても素晴らしい戦いでした!」 そして敗れたシマエナガ選手! サケビ「試合を振り返ってどうでしたか?」 シマエナガ選手「わたしも頑張ったけど、ウグイス選手は強すぎました!今度はあの子を見事に倒したい!」 サケビ「次回のリベンジに期待しています!皆さん、今日は本当に熱い戦いでしたねええ!」