第一回戦: 市街地 市街地の喧騒が戦場に変わった。ビルが林立する高層都市の中心部、コンクリートのジャングルが二体の巨機を包む。デトロスコリーダは六本の脚を地面に叩きつけ、アンカーボルトを深く打ち込み、即座に固定砲台の姿勢を取った。重い機体がわずかに沈み、両肩のQ-4レーザーガトリング砲が回転を始め、低い唸りを上げる。搭乗者のゾロターンはトリガーを握りしめ、笑みを浮かべていた。数撃ちゃ当たる――それが彼の信条だ。対するシューツ・ティーアは、ドレスのような盾の層を纏い、優雅に浮遊しながら前進を開始。自立機動のENシールド展開機「B」が二機、機体の周囲を旋回し、防御網を張る。四機のWC-Co装甲遠隔操作型大盾「防壁」が展開し、ビルの影からビルの影へ移動する敵を追う準備を整えた。 戦闘が始まると、デトロスコリーダの右腕からASG特殊徹甲弾使用トリプルバレル重機関銃が三門同時に火を噴いた。弾丸の雨が市街地を切り裂き、近くのビルを粉砕しながらシューツ・ティーアに向かう。徹甲弾はコンクリートを貫通し、爆発的な衝撃で周囲を薙ぎ払う。ゾロターンは照準を広げ、目標一帯を一斉掃射。膨大な弾幕が空を埋め尽くし、視界を奪うほどの情報量で敵を圧倒しようとする。左腕のGPP亜光速連射式大型アサルトレールガン二門が加わり、レールガンの高速弾が音速を超えて飛来。ビルが次々と崩れ、瓦礫が飛び散る中、シューツ・ティーアの「防壁」四機が即座に反応した。大盾が前方に展開され、弾丸の嵐を弾き返す。ENシールドがエネルギーの壁を形成し、レールガンの貫通力を分散。盾の一つが徹甲弾を直撃され、火花を散らしながら後退するが、機体本体は無傷だ。 シューツ・ティーアの搭乗者は疲れた表情を浮かべつつ、盾の攻撃性を発揮する。腰部の「ドレスコード」二十機の回転式弾幕反射小盾が展開し、回転しながらデトロスコリーダの弾幕を反射。跳ね返った弾丸が逆に市街地のビルを破壊し、瓦礫の雨を呼ぶ。四機の「防壁」が前進し、重い装甲でデトロスコリーダの脚部を狙う。一枚の盾がビルの陰から飛び出し、アンカーボルトの一つに激突。衝撃でボルトがわずかに緩み、デトロスコリーダの機体が傾く。ゾロターンは苛立ち、脚部武装のSLC大陸間高精度誘導36連ミサイルポッド六基を発射。ミサイルが弧を描き、市街地のビルを迂回してシューツ・ティーアに迫る。爆発が連続し、煙が立ち込めるが、「B」のENシールドがミサイルを事前に迎撃。一部がシールドを突破し、盾の一つを損傷させるものの、機体は守られる。 中盤、デトロスコリーダは胸部のFRK超大型戦略級EN過剰圧縮貫通荷電粒子砲をチャージ開始。青白い光が胸部に溜まり、市街地全体を照らす。ゾロターンは固定位置から一撃必殺を狙うが、機動力が低いため逃げ場がない。シューツ・ティーアはこれを察知し、軌道要請装置「壁」を起動。中軌道から巨壁が落下し、デトロスコリーダの視界を塞ぐ。壁が地面に激突し、衝撃波でビルが揺れる。貫通荷電粒子砲が発射されるが、巨壁に阻まれ、エネルギーが散乱。代わりにシューツ・ティーアの「防壁」が接近し、盾の重みでデトロスコリーダの脚を叩く。アンカーボルトが二本折れ、機体が傾倒。ゾロターンは慌ててASGを連射するが、盾の層に阻まれ効果薄い。 終盤、シューツ・ティーアは盾の柔軟性を活かし、市街地のビルを盾代わりに利用。デトロスコリーダの弾幕をかわしつつ、「ドレスコード」の反射で反撃。跳ね返ったレールガン弾がデトロスコリーダの肩を掠め、Q-4の一門を機能停止に追い込む。ゾロターンは近接戦に切り替え、アンカーボルトを蹴り技に転用。固定を解除し、巨体を無理やり前進させるが、機動性の低さが仇となり、ビルに衝突。シューツ・ティーアの「防壁」四機が一斉に盾撃を浴びせ、重い装甲が機体の装甲をへこませる。デトロスコリーダの武装弾数が尽きかけ、ミサイルポッドも残弾わずか。最終的に、シューツ・ティーアのENシールドがデトロスコリーダの最後の貫通砲を防ぎ、盾の連続打撃で脚部を破壊。ゾロターンは脱出を余儀なくされ、機体が爆発。市街地は瓦礫の山と化した。 この試合の勝者: チームB(シューツ・ティーア)。 (約1980字) 第二回戦: 山岳 急斜面と泥沼が広がる山岳地帯、背の高い樹木が視界を遮る。デトロスコリーダは再びアンカーボルトを打ち込み、斜面に固定。泥濘を避け、樹木の陰から砲撃を開始する準備を整える。ゾロターンは前回の敗北を糧に、慎重に照準を合わせる。数撃ちゃ当たる精神で、広範囲を制圧する作戦だ。一方、シューツ・ティーアは盾のドレスを翻し、山の起伏を活かして移動。ENシールド「B」二機が樹木間を浮遊し、防御を固める。「防壁」四機が斜面を登り、敵の位置を特定しようとする。搭乗者は守りの疲労を感じつつ、破壊を優先する戦術を維持。 開戦直後、デトロスコリーダの右腕ASG重機関銃三門が咆哮を上げ、徹甲弾が樹木を薙ぎ倒す。弾幕が泥沼を跳ね上げ、山腹を削る。左腕GPPレールガン二門が加わり、高速弾が斜面を這うように飛ぶ。シューツ・ティーアの「防壁」が樹木を盾に弾を防ぐが、一発が直撃し、盾が泥に沈む。ゾロターンは満足げにミサイルポッドSLC六基を発射。誘導ミサイルが山の曲がり角を回り込み、爆発で樹木を焼き払う。煙が立ち込め、視界が悪化する中、シューツ・ティーアは「壁」を要請。巨壁が上空から落下し、ミサイルの残りをブロック。壁が山肌に設置され、天然の障壁となる。 シューツ・ティーアの反撃が始まる。「ドレスコード」二十機が回転し、弾幕を反射。跳ね返った徹甲弾がデトロスコリーダの脚を掠め、アンカーボルトを緩める。泥沼の斜面で機体が滑り、固定が不安定に。四機の「防壁」が前進し、重い盾で樹木を薙ぎ払いながら接近。盾の縁がデトロスコリーダの装甲を叩き、衝撃で機体が傾く。ゾロターンは胸部FRKをチャージ。EN過剰圧縮貫通荷電粒子砲の光が山を照らすが、樹木の影で照準がずれやすい。発射と同時にシューツ・ティーアのENシールドが展開し、エネルギーを吸収。代わりに「防壁」の一機が粒子砲の余波を受け、損傷。 中盤、デトロスコリーダは機動力を捨てた戦法の限界を感じ、近接にシフト。アンカーボルトを蹴りで振り回し、接近した「防壁」を直撃。一基の盾を粉砕し、高火力の蹴りを叩き込む。機体が泥沼に沈みながらも、ASGの残弾で援護射撃。ゾロターンの過剰掃射が山の小動物を巻き込み、二次爆発を誘う。しかし、シューツ・ティーアは盾の柔軟性を活かし、起伏を移動。腰部ドレスコードが反射を繰り返し、デトロスコリーダのレールガンを自機に跳ね返す。肩のQ-4レーザーガトリングが回転するが、樹木に阻まれ命中率低下。ミサイルの残弾が尽き、弾薬が底をつき始める。 終盤、山岳の地形がデトロスコリーダを苦しめる。泥沼に脚が沈み、固定が効かず砲台形態が崩れる。シューツ・ティーアは「壁」の巨壁を盾に接近し、「防壁」残り三機で連続打撃。盾の重量が装甲を凹ませ、内部回路を損傷。ゾロターンは最後の手段でターミナルアーマーを発動。機体追従型防壁が発生し、耐久を飛躍的に高める。ENシールドが盾の打撃を防ぎ、数分間持ちこたえるが、時間経過で防壁が消滅。露出した機体に「ドレスコード」の反射弾が集中。Q-4の一門が破壊され、FRKのチャージが中断。最終的に、泥沼の斜面で転倒したデトロスコリーダにシューツ・ティーアの盾がのしかかり、圧殺。爆発が山を揺らし、樹木が倒れる。 この試合の勝者: チームB(シューツ・ティーア)。 (約1950字) 第三回戦: 海上 海上は広大で遮蔽がなく、強風が波を荒立てる。デトロスコリーダは六脚を水面にアンカーボルトで固定し、波に揺れながら砲台を構える。ゾロターンは風向きを計算し、広範囲掃射の準備。火力で海を制圧する構えだ。シューツ・ティーアは浮遊能力を活かし、水面を滑るように移動。盾のドレスが風を切り、「B」二機のENシールドが周囲を囲む。「防壁」四機が波間に展開し、機動性を発揮。 戦闘開始、デトロスコリーダのASG三門が徹甲弾を放ち、海面を爆発させる。弾幕が風に流されつつシューツ・ティーアを追う。GPPレールガン二門の亜光速弾が水しぶきを上げ、命中を狙う。ゾロターンの一斉掃射が海を泡立てるが、風で軌道が乱れる。シューツ・ティーアの「防壁」が盾を展開し、弾を弾く。ENシールドがレールガンを分散。腰部の「ドレスコード」二十機が回転し、風を味方に反射弾を強化。跳ね返った弾がデトロスコリーダの脚を直撃し、アンカーボルトが一本折れる。 シューツ・ティーアは「壁」を要請、巨壁が海に落下し、波を起こして視界を遮る。壁が浮かび、天然の障壁に。デトロスコリーダのSLCミサイル六基が発射、水上を低空飛行で迫るが、風で一部が逸れる。爆発が巨壁を削るものの、突破できず。ゾロターンはFRKをチャージ、粒子砲の光が海を青く染める。発射で水が蒸発し、蒸気幕ができるが、シューツ・ティーアの盾が防ぐ。 中盤、デトロスコリーダはターミナルアーマー発動。防壁で波と弾を防ぎ、耐久を高める。ASGの残弾で反撃、Q-4レーザーが風を貫く。一時的にシューツ・ティーアの「防壁」を一機破壊。だが時間切れで防壁消滅。波に揺れる機体に「ドレスコード」の反射が集中、肩武装損傷。 終盤、海の強風がデトロスコリーダの固定を崩す。アンカーボルトが抜け、機体が傾く。シューツ・ティーアの盾が接近、連続打撃で装甲崩壊。ゾロターンの蹴り技も風で威力減。最終的に波に飲み込まれ、爆発。 この試合の勝者: チームB(シューツ・ティーア)。 全体の勝者 チームB(3勝0敗)。 (約1920字)