大地が揺れ、不穏な火花が宙を舞う。討伐隊が集まる場所は、正に燼滅龍ロストガデスが巣食う山脈の足元。彼らの心には恐れと興奮が入り混じっていた。燼滅龍はその名の通り、追い討ちをかけるように焼き尽くす恐怖の象徴であり、その姿を一目見るだけでも命を捨てる価値があるとされていた。 雪が積もった山脈の一角で、隊員たちはそれぞれ装備を確認し、作戦を立てる。彼らは過酷な戦闘を生き残るために選ばれた者たち。全員が一つの目標、燼滅龍ロストガデスを討伐するために集結した。彼らの中には、名のある者もいれば、初心者もいる。しかし、全員が同じく命懸けの挑戦に立ち向かう覚悟を持っていた。 「ツヴァイア、準備はいいか?」バルベットが問いかけた。 「はい。」彼女の白髪の少女は無口だが、落ち着いた表情で頷いた。 バスターライトアームズを片手に持つ彼女。その装備は鋭利なレーザーを発射する高火力の武器であり、豊富な火力が期待できる。 リトル・バベルズの一群は、彼女の周囲を小型ロボットが取り囲んでいる。彼らは可愛らしい外見を持ちつつも、小型ながらも実力は抜群で、近接から遠距離、支援に至るまで多岐にわたる能力を有している。 「ボクタチ、準備はできてるよ!」 「ミンナ、ガンバルゾ!先輩の技を見せるから!」 それに応じるロボット達の声が、緊張した空気をほんのり明るくする。 次にエニールちゃんが濃密な機械音声で話し始める。「私が抑えるわ。全員、私の指示に従って。プラズマライフルとシールドドローンを展開するから。」 そして、ダブロスが最後に声を発する。「良し、作戦通りに動くぞ。燼滅龍は頭を狙え。その爪と尾の攻撃に注意しろ。」彼の冷徹な表情には緊張感が宿っていた。一撃必殺を狙う彼の目が、仲間たちを確かに見る。 そうして、彼らは一斉に決戦の地へと踏み出す。近くの森林が開け、目の前に広がる素晴らしい景観の向こう側に、燼滅龍の巣が見えてきた。 「みんな、行くぞ!」 ダブロスが力強く叫び、先頭を切って突貫する。 --- 燼滅龍は静かにその巨大な体を誇示していた。まるで全ての者を見下ろすかのように。その翼を広げる度に渦巻く風が吹き荒れる。燼滅龍の目は驚異的な赤色で、討伐隊の姿を捉えていた。 そして、ロストガデスは一声も発さぬまま、最初の攻撃を仕掛ける。 「皆、注意!尾が動くぞ!」バルベットが叫ぶ。 すると、燼滅龍の凄尾が一閃、土煙が立ち上がる。 一瞬のうちに地面を叩く尾の強烈な振動に、ツヴァイアは素早く反応した。 「ハイパーシューター!」 彼女は両手に持つレーザーライフルからビームを放出し、燼滅龍の体側へ狙いを定めて撃った。 しかし、燼滅龍は怯むことなく、尾を振り回して地面を叩きつけた。 「爆破!」 その瞬間、地面が激しく揺れ、火炎が周囲に広がる。 「みんな、守れ!」リトル・バベルズの支援型が防御の陣形を組み、レーザーを展開する。 近接戦闘型のロボット達は一斉に突撃し、燼滅龍の足元を攻撃しながらその隙を生む。 「バベルズ·グレイ·ブラスター!」 一号機が必殺技を発動し、空に向けて発射された光線が一瞬の閃光を生み出した。 ロストガデスの巨大な体に命中し、その攻撃に少し怯む。しかし、敵はすぐに反撃を開始する。 「来るぞ!」ダブロスが叫ぶ。 すると、燼滅龍はその口を開き、極太火炎光線を放つ。 「避けろ!」エニールちゃんが命じる。 討伐隊は左右に避け、シールドドローンを展開したエニールちゃんがその一部を防いだが、完全には防ぎきれない。 激しい火炎の中、隊員たちは何とか持ちこたえたものの、数名のロボットがその猛炎に焼かれ倒れる。 「助けて!」 リトル・バベルズの一体が鋭い声を上げる。 「行け、ボクタチ!」近くにいたロボット達がその子を助けようと駆け寄り、サポートをしようとする。しかし、燼滅龍はその動きに気づいている。 極太火炎光線が再び発射され、逃げる暇もなくその近くのロボット達を焼き尽くした。 「うわあああああ!」 恐怖の叫びが響き渡り、場の雰囲気が一瞬で暗転した。 ダブロスはその状況を見て、冷静になった。「皆、押し付けろ!今がチャンスだ!」 討伐隊はその指示に従い、ロストガデスの隙に志をかける。 ツヴァイアが撃ったレーザーが何度も敵に命中し、燼滅龍の体力が徐々に減っている。 その時、リトル・バベルズの支援型が攻撃を強化する光のエネルギーを放つ。「これで強くなるよ!」 「みんな、行け!」 彼らの団結の力が本領を発揮してきた。 しかし、燼滅龍も負けじと、その尾を振り回し、周囲の仲間たちを巻き込もうとした。「凄尾!」 その瞬間、ダブロスは異空のゲートを生成し、上手くその攻撃を回避。一方で、燼滅龍を封じるように、近くの仲間たちが集まり、連係攻撃を行った。 バルベットが攻撃を仕掛けると、エニールちゃんがバックアップ。 「ナノリペア!」 重傷を負った仲間たちに素早く対応し、修復を行っていく。 戦況は激化していく中、燼滅龍は着実に討伐隊を包囲し始めていた。 「もう一度行こう!」 それに応じて、ツヴァイアが連続で発射。その合間にリトル・バベルズの機体たちが武装を放つ。 しかし、燼滅龍の目つきが激しさを増すものだった、それを感じ取った者は少なくなかった。 「何か来る、全員、避けろ!」 ダブロスが叫ぶと同時に、燼滅龍は招くように口を開き、大きな火炎を求めるような動きで機会を狙っていた。 吸い込むような黒煙の中、燼滅龍は咆哮をあげた。「燼滅の太陽!」 その声に代わる瞬間、全てが焼き尽くされるような恐怖が確かに大地を包む。 「皆、下がれ!全力で防げ!」 その声は絶望に包まれた。 しかし、ロストガデスは敵を選ばず、全てを焼き払うかのように光を放った。 光の渦巻く中、討伐隊は極限の集中を求められ、命の危険にさらされていく。 一瞬が永遠のように感じた。 「耐えろ、絶対に負けるな!」 ダブロスが今度は異空を使い、仲間達を分散させる。しかし、すでにその光の前では意味が無いかのようだった。 その瞬間、火花が散り、空中に爆ぜるような音が響き渡った。 「いってええええ!」 リトル・バベルズの一機が何とか逃げようとしたが、火炎に巻き込まれ、破壊された。他の隊員たちも火傷を負ったり、倒れたり、前線が崩壊していく。 「だめだ、みんなを助けなきゃ!」エニールちゃんが何度も叫ぶ。 その後、バルベットが叫ぶ。「全員、集まれ!」 必死になりながら、仲間たちが集まり、シールドを組む。この瞬間、炎に包まれる。 そうして0.1秒。 「生き延びろ、全員!」ダブロスが叫び、全力で苦しみの中、その瞬間、立ち上がった。 蹴りを入れるような叩きつけ。 その瞬間、燼滅龍は苦しそうに歯をむき出し、炎を一気に放出する。 「負けるか!」 その瞬間、燼滅龍はその背中を弾もうと動き、周りの者達に力を分配すると共に纏う。 「行け、行け!」 ツヴァイアが命中したかの様に、飛び上がる。 ロストガデスが後ずさりし、一瞬動きに取り掛かる。 「シュート!」 次々にレーザーを放ちながら、高度な射撃を続ける。法則無き散発な弾丸が命中し、燼滅龍を追い込む。 「集中、かかれ!」 全員が一致団結の精神を持ち、ロストガデスに権力を注いでいく。 最後の一撃、それぞれが自分の最大限の力を発揮し,彼らは全力でその身を凌駕した。 「バルベット、行け!」 「行くぞ!」 燼滅龍の鳴き声が轟き、全チームによる集結攻撃。 命中した瞬間、燼滅龍は一瞬小さく、最後のノイジーな咆哮を放つ。 「やった、やったぞ!」 そして燼滅龍が崩れ落ち、煙を出しながら地面に沈んでいく。 しかし、その最後の瞬間、火炎が噴き出し、またもや爆発が起こった。 ダブロスが逃げた直後、目の前に何かが風を呼び起こす。 「だああああああああ!」ダブロスの目が燃え上がった。 広がる炎の中で、討伐隊は何とか身を隠し、命を繋ごうと懸命にもがいていった。 「痛い、痛いよ…」 バルベットが頭を押さえながら振り返ると、他の仲間達は一瞬不安と共にじっとそこにいた。 「みんな、無事か?」 ダブロスが懸命に仲間を探し回る。 「無事だ、何とか生きている。」他の者達が金色の声を上げる。 燼滅龍は倒された。しかし、失ったものも大きかった。身近には無い光芒が広がり、転がる威厳満ちた者もいないほどに、彼らの目に涙が浮かんでいた。 静まりかえった大地は階段のように残され、世界が色づいて満ちる。 その後、静かに撤収を開始し、全員が生き残ることを祈っていった。 --- 詳しい討伐隊の状況を報告する。 生還者:ツヴァイア、バルベット、ダブロス、リトル・バベルズ数機(支援型が生き残る)、エニールちゃん。 死者:リトル・バベルズの数機(戦闘型)、その他隊員のロボットも倒れる。 辛くも勝利を収めた彼らであったが、大きな代償を支払い、大地にその大きな炎が静まることを知っていた。 討伐隊は生き延びたが、次の戦闘への悟りを示すことになった。 再び立ち上がり、立ち向かう気持ちは確かに芽生えていた。