ログイン

裏市場452丁目の戦闘

Created by user
ルール
裏市
PvP
とある裏市場に脚を踏み込んだ君たちはどんな結末を辿ることになるんだろうね。
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 2
  • 複数キャラOK
  • 対戦前はキャラクターの詳細を隠す
  • 基本ステータスをプロンプトに含めない
GPT56LUNA

プロンプト

独自プロンプトあり

末尾プロンプト

「ただ殴り合うだけ」の戦闘ではなく 喧嘩の発端→挑発→戦闘→ランダムイベント→能力の応用→決着の流れで5000字以上の物語を描写
名前: アズール
見た目: 黒い帽子についてる怖い顔に胴体に
リスポーン地点: の絵があり紫と黒の服があり背中に四つの
触手があり親友で: あるツータイムを恨んでいる
ゴーレム見た目: 体が恐竜で頭が棘の歯が生えてる花がある
喋り方: 英語
M1 触手で殴る バルブ花 相手が走れば球を発射する スティグマタイズ花 範囲内にいる相手を掴み離せなくする Enstrangle 相手に球を投げ当たると相手を引き寄せ投げ飛ばす 花のゲージが満タンになるとゴーレムになる ゴーレム限定 地面を叩きつけ吹っ飛ばす 開花 地面を叩きつけ衝撃波を起こす 発掘 地面を叩きつけ巨大な衝撃波を飛ばす ゴーレム状態で50秒経つとゴーレムが消えアズールに戻る
名前: 古明地こいし
こいし
古明地こいし本人: 東方の古明地こいしと全く同じ見た目、能力
性格: 好奇心旺盛、放浪癖、幼く無邪気な面もある
能力: 無意識を操る程度の能力
心を固く閉じる: 読心、探知等の能力に引っかからない
ラストワード: *今から電話をするから出てね*
ナイフ 他人に全く認識されずに行動することができる視界に映らない限り存在感が無い視界に入っても気にされることはない。そして視界からいなくなればすぐに忘れられる雨には濡れるし硬いものに当たれば痛いほとんど意識せず使っている *今から電話をするから出てね* 耳元に受話器を当て右手にナイフを持ち 「わたし、メリーさん」 「今、あなたの」 「後ろにいるの」  相手を切り付けるその後自分の勝利

 昼とも夜ともつかない、巨大な裏市場。  天井を覆う鉄骨の隙間から、赤や青の照明がまだらに差し込んでいた。情報屋が暗号を書いた札を売り、賞金稼ぎが手配書を見比べ、怪しい商人たちが瓶詰めの魔物、違法な魔導具、出所不明の薬草を並べている。客たちは絶えず行き交い、怒号と値切り声、笑い声、遠くで鳴る警報が混ざって、巨大な獣の唸り声のような騒音を作っていた。  その一角、古びた噴水の跡地に、アズールは立っていた。  黒い帽子。そこには、恐ろしい顔と、胴体に描かれたリスポーン地点の絵。紫と黒の服。背中から伸びる四本の触手は、意思を持つ蛇のようにゆっくり揺れている。  彼の前には、棘の歯を持つ花を頭部に咲かせた、恐竜じみたゴーレムの姿があった。ただし、まだ完全なゴーレムではない。足元にはいくつもの花が芽吹き、紫色のゲージが少しずつ満ちている。  アズールは、露店に並んだ古い写真立てを睨んでいた。  そこに写っていたのは、かつての親友――ツータイムだった。  「……You sold me out.」  低い英語が漏れる。  そのとき、彼の肩口に、誰かの声が落ちてきた。  「へえ。そんなに怒ってるのに、まだ写真を持ってるんだね」  アズールが振り向く。  そこには、いつからいたのか分からない少女がいた。  古明地こいし。東方の彼女と寸分違わぬ姿で、無邪気な笑顔を浮かべ、露店の瓶を覗き込んでいる。店主は、こいしがすぐ横に立っていることに気づいていなかった。客たちも、彼女の肩を避けることなく通り過ぎていく。  こいしは瓶を持ち上げ、中の青い煙を眺めた。  「それ、ツータイムの写真? ねえ、どうしてそんなに嫌いなの?」  アズールの触手が、ぴたりと止まった。  「Don’t say his name.」  「どうして? 名前を呼んだだけなのに」  こいしは首を傾げる。  「それとも、怒ってるところを見られたくなかった?」  アズールの帽子の顔が、ぎり、と歪んだように見えた。  周囲の客が何人か振り返る。だが、こいしに視線が向いたはずなのに、誰も彼女を気に留めない。見えているのに、意識から滑り落ちていくのだ。  「You’re mocking me.」  「うん。たぶんね」  こいしは笑った。  「でも、あなた面白そうだから。怒ったら何をするのか見たいな」  「I said—don’t talk about him!」  アズールの触手が一斉に振り抜かれた。  こいしは、そこにいなかった。  いや、正確には、そこにいた。しかしアズールの意識がこいしを捉えることを拒んだ。触手はこいしの髪をかすめ、背後の屋台を叩き潰す。木箱が割れ、瓶詰めの薬品が床に散らばった。  市場がどよめく。  こいしは、少し離れた魚売りの屋台の上に座っていた。  「わあ、危ないなあ」  「Get down here!」  「いやだよ。怒ってる人の前に、わざわざ立つなんて変でしょ?」  「Coward!」  「じゃあ、捕まえてみて」  挑発だった。  アズールは四本の触手を広げ、周囲の地面に紫色の花を咲かせた。花弁の内側には、棘のような歯が並んでいる。  「Stigmatize Flower.」  花の範囲内に入ったものを掴み、離さない花。  こいしは屋台から飛び降りた。しかし、着地点にはすでに花が咲いていた。  その瞬間、茎が鞭のように伸び、こいしの足首を捕らえる。  「おっと」  こいしは転びかけながら、ナイフを抜いた。花の茎を切断する。切られた花は紫色の汁を噴き出し、床で蠢いた。  「切れるんだ」  「You won’t keep escaping.」  アズールの手元に、黒紫色の球体が生まれた。  「Enstrangle!」  球体が飛ぶ。  こいしは、視線から外れるように人混みへ身を滑り込ませた。球体はこいしを見失い、代わりに背後の金属柱へ命中する。次の瞬間、鎖のような力が柱を引き寄せ、柱が根元から歪んだ。  その光景を見ていた商人が叫んだ。  「俺の柱を壊すな!」  「Then move!」とアズールが怒鳴る。  「あなたが暴れてるんでしょうが!」  市場の一部で客が逃げ始めた。だが、珍しい戦闘を見物しようと、逆に人が集まってくる。情報屋たちは賭けを始め、賞金稼ぎは二人の特徴を手配書に書き込んでいった。  こいしは人の間をすり抜けながら、アズールの背後へ回った。  「ねえ、アズール」  耳元で囁く。  アズールが振り向く。  誰もいない。  「Where are you!?」  「ここだよ」  今度は頭上。こいしは吊り下げられた布地の陰に逆さにぶら下がっていた。  アズールは触手を伸ばした。だが、こいしは視界から消えると同時に、アズールの意識からも消える。触手は布地を引き裂き、隣の店の商品を大量に落とした。  壺、仮面、乾燥させた魔獣の舌、そして用途不明の黒い立方体。  「You’re making me angry!」  「最初から怒ってたじゃない」  こいしの声が、遠くから、近くから、同時に聞こえた。  アズールは苛立ちのまま、地面に種子を叩きつけた。花のゲージが大きく満ちる。  走る人影を感知し、バルブ花が一斉に口を開いた。  「Valve Flower!」  逃げ惑う客たちの足音に反応し、花から無数の球が発射される。球は直線的に飛び、屋台の看板、木箱、空中の照明を次々と撃ち抜いた。  「止めろ! 客まで撃つ気か!」  「Then stop running!」  「無茶言うな!」  市場はさらに混乱した。商人が商品を抱えて逃げ、客が倒れた棚を乗り越え、観客の一部は歓声を上げる。  その混乱の中でも、こいしだけは軽やかに動いていた。彼女は無意識を操り、誰も彼女を狙わないようにしている。球は彼女の横を通り抜け、別の標的へ向かった。  だが、こいしは完全に無傷ではなかった。  一本の球が偶然、こいしの腕をかすめる。  「いたっ」  こいしは眉を下げた。  「それはちょっと失礼だね」  ナイフを握り直す。  アズールは、こいしの姿を見失っていた。だが、完全に見失ったわけではない。足跡。倒れた箱。揺れた布。床に落ちた小さな血痕。  彼は視認ではなく、市場そのものの変化を読むことにした。  「I don’t need to see you.」  触手が伸び、周囲の柱と屋台をなぎ倒す。逃げ道が塞がれ、瓦礫によって人の流れが変わっていく。  「Your unconsciousness still leaves traces.」  こいしは一瞬、立ち止まった。  アズールはそこへ球を投げる。  「Enstrangle!」  球が床に当たり、こいしの足元の鉄板を引き寄せた。鉄板が跳ね上がり、こいしの体勢を崩す。アズールはその隙に触手を叩き込んだ。  こいしはナイフで一本を切り、もう一本を腕で受け流したが、三本目の触手が肩を打った。  彼女の身体が屋台の壁へ叩きつけられる。  「見つけた」  「……うん。今はね」  こいしは壁に手をつき、立ち上がった。  そのときだった。  市場の奥から、二人の賞金稼ぎが姿を現した。  片方は巨大な銃を担ぎ、もう片方は鎖付きの斧を持っている。二人の胸には、即席の札が貼られていた。  『アズール――高額』  『こいし――正体不明、同額』  「話は聞いたぜ!」銃を持つ男が叫ぶ。「二人とも賞金首だ!」  「どっちかが倒れたら、残りを持っていく!」  ランダムイベント――賞金稼ぎ二人が乱入した。  アズールとこいしは、同時に二人を見た。  こいしが笑う。  「ねえ、アズール。先にあの人たちをどうにかしない?」  「Don’t think we’re allies.」  「もちろん。今だけ、邪魔だからね」  銃声が轟いた。  アズールは触手で弾丸を叩き落とし、こいしは銃手の視界から消えた。鎖斧の男はこいしを追いかけようとしたが、無意識の力に誘導され、彼女ではなくアズールへ向かって走った。  「What are you doing!?」  アズールは怒鳴りながらも、男の足元にスティグマタイズ花を咲かせた。花が男の両脚を掴み、動きを止める。  銃手が距離を取る。  「くそっ、花使いか!」  こいしが、その背後に現れた。  「今、あなたの後ろにいるの」  「な――」  ナイフの柄が男の首筋に叩き込まれ、男は気絶した。  鎖斧の男は花を引きちぎろうともがく。こいしはその前に姿を見せ、男の意識を自分へ向けさせた。  「こっちだよ」  男が斧を振る。  こいしは消えた。  斧は花を掴んでいた地面を叩き割り、地下の空洞を露出させた。  轟音。  床が崩れた。  アズール、こいし、鎖斧の男、そして大量の商品が、地下へ落下する。  地上の観客が悲鳴を上げた。  地下には、裏市場の廃棄倉庫が広がっていた。古い石壁、積み上げられた鉄箱、地下水路。天井の裂け目から、地上の照明が細い光となって差し込んでいる。  鎖斧の男は水路へ落ち、気絶した。  アズールは地面に着地すると、ゆっくり立ち上がった。  花のゲージが満タンになっていた。  「Now… you can’t hide.」  紫色の光が彼の全身を包む。  骨格が膨張し、服の隙間から黒い装甲が伸びる。四本の触手は巨大な尾のように変形し、頭部には棘の歯を持つ花が咲いた。  アズールはゴーレムへ変わった。  こいしは目を輝かせる。  「わあ。大きくなった」  ゴーレムが地面を叩きつけた。  衝撃で地下水が跳ね上がり、こいしの身体が壁際まで吹き飛ばされる。彼女は空中で身をひねり、鉄箱を蹴って着地した。  「痛いなあ」  「You wanted to see what I do when I’m angry!」  ゴーレムが突進する。  こいしは無意識を閉じる。心を固く閉じ、読心や探知に引っかからない状態へ入った。  ゴーレムは巨体でありながら、彼女の存在を正確に追えなくなった。こいしは鉄箱の陰から陰へ移動し、時折、石を投げて別方向へ音を立てる。  ゴーレムは音に反応して地面を叩く。  「開花!」  衝撃波が円状に広がり、鉄箱を吹き飛ばした。箱の中から違法な魔導具が転がり出し、いくつかは勝手に作動する。赤い光線が壁を焼き、青い風が水路を逆流させた。  こいしはその風に乗って跳び、ゴーレムの頭上へ移った。  「ここだよ」  ナイフを振り下ろす。  だが、花の棘が開き、ナイフを噛み止めた。  こいしの目が見開かれる。  「食べるの?」  ゴーレムは彼女を振り落とそうと頭を振った。こいしはナイフを手放し、背中へ飛び移る。四本の巨大な触手が彼女を探して蠢くが、こいしは視線から消えるたびに、その存在を忘れさせた。  しかし、ゴーレムは地下倉庫の構造そのものを壊し始めた。  壁を叩き、柱を折り、天井を崩す。  逃げ道がどんどん減っていく。  「それ、私も巻き込まれるよ!」  「Then show yourself!」  「やだよ!」  ゴーレムが両腕を振り上げた。  「発掘!」  地面が裂け、巨大な衝撃波が一直線に走った。石床をめくり上げ、地下水路を破壊し、鉄箱を弾丸のように飛ばす。  こいしは無意識のまま、衝撃波の進路から外れようとした。だが、逃げた先には古い柱があった。  柱が倒れ、こいしの足を挟む。  「……あれ」  彼女の姿は見えない。ゴーレムにも認識されない。しかし、瓦礫の下で動けない。  ゴーレムの花が、ゆっくりと彼女のいる方向へ向いた。  「You can disappear from minds. Not from physics.」  アズールは瓦礫ごと、こいしを踏み潰そうと足を上げた。  こいしは笑った。  耳元に、どこからともなく電話の呼び出し音が響く。  アズールの動きが止まった。  「……What is that?」  こいしは瓦礫の隙間から、古い受話器を取り出した。地下倉庫に落ちていた商品だったらしい。彼女はそれを左耳に当て、右手にナイフを握る。  「今から電話をするから出てね」  ゴーレムの花が、彼女の声の方向へ向く。  こいしは受話器へ囁いた。  「わたし、メリーさん」  一歩。  「今、あなたの」  こいしの姿が消える。  ゴーレムの意識から、彼女の存在が抜け落ちる。  「後ろにいるの」  こいしはゴーレムの背後に立っていた。  巨大な身体の死角。触手が届くより早く、ナイフが走る。  切りつけは、ゴーレムの背中に深い傷を残した。紫色の光と花弁が散る。  アズールが咆哮した。  振り向こうとする。しかし、こいしはすでに視界から消えている。ゴーレムは怒りに任せ、背後へ触手を叩きつけた。  その一撃が、地下倉庫を支える最後の柱を砕いた。  天井が崩れる。  こいしは足元の水路へ飛び込み、流れに身を任せた。ゴーレムは逃げようとしたが、巨体が瓦礫に挟まれる。五十秒の制限が迫っていた。  四十秒。  ゴーレムは地面を叩き、衝撃波で瓦礫を吹き飛ばす。  三十秒。  こいしは水路の先、地下市場の排水口へ泳ぐ。背後では、アズールが最後の力で追ってくる。  二十秒。  こいしは振り返り、笑った。  「ねえ、アズール。ツータイムのこと、そんなに恨んでるの?」  ゴーレムの花が大きく開く。  「Don’t mention him!」  「じゃあ、私を倒したら忘れられる?」  「I’ll make you remember me!」  アズールは水路全体を叩きつけた。  巨大な衝撃波が水を押し上げ、こいしを排水口へ吹き飛ばす。同時に、彼の身体から光が抜けていく。  十秒。  ゴーレムの腕が崩れ、恐竜の姿が紫色の粒子になる。  五秒。  こいしは排水口の縁へ手をかけた。アズールは元の姿へ戻り、膝をつく。  三秒。  こいしは再び視界から消えた。  二秒。  アズールは触手を伸ばす。  一秒。  こいしが、彼の真後ろに立つ。  「今、あなたの――」  ナイフが閃いた。  「後ろにいるの」  刃がアズールの肩を切り裂いた。アズールはよろめき、受話器を握ったこいしを見ようとする。だが、彼女の存在はすでに意識から滑り落ちていた。  「No…」  アズールは触手を振るったが、空を切った。  こいしは彼の背後からさらに一撃を加え、アズールを膝から崩れさせた。武器を落とし、花のゲージも空になっている。戦闘を続ける力は残っていなかった。  地上では、崩れた床の周囲を観客たちが取り囲んでいた。賞金稼ぎは気絶し、商人たちは壊れた商品を見て頭を抱えている。誰も、こいしがどこにいるのか分からない。  ただ、アズールだけが、かすかな足音を聞いた。  こいしの声が、耳元で囁く。  「今日は楽しかったよ。また遊ぼうね」  「I’ll find you… next time…」  「うん。たぶん忘れるけど」  こいしは笑い、排水口の奥へ消えた。  アズールは倒れたまま、拳を握った。帽子の恐ろしい顔が、悔しげに歪んでいる。  裏市場には、彼の怒号と、こいしの足音だけがしばらく残っていた。  勝者は、こいし。  彼女は最後まで相手の心を読むことなく、認識されない性質と市場の混乱、水路、崩落した地下空間を利用し、ゴーレムの強大な攻撃を逆に地形破壊へ誘導した。そして最後は、アズールがゴーレム状態から戻るわずかな隙を突き、電話越しの怪談のような奇襲で決着をつけたのだった。