夜の闇の中、黒い霧に包まれたタリサは静かに戦場に立っていた。その霧の中から、彼女の存在はまるで幽霊のように浮かび上がる。対するのは創造主氷狐魂(if)と炎氷狐魂。いずれも彼女たちの意志を受けて創り出された存在だ。 「ここに来たなら、覚悟を決めるがいい。私の恨みの代行を受け、地獄を味わうがいい。」タリサの声は黒い霧の中から響く。 「私たちがこの世界を守るために、あなたの復讐に付き合う意味はない。」ifが冷静に応じると、周囲の空気が変化し、彼女の腕から次々と武器が現れる。ハンマー、刀、銃、魔杖——そして大剣が彼女の背後に浮かび上がった。 その時、炎氷狐魂がタリサの側を取る。「私たちの手で、この代行者を打ち倒す!」 その瞬間、三者の戦いが始まった。タリサは二丁拳銃を構え、黒い霧の中から突如として飛び出す。撃ち出される強化弾が炎氷狐魂に向かって放たれる。「散発!」 しかし、ifはその軌道を見抜く。無数の武器を駆使してタリサの攻撃を分散させる。しかし、タリサの持つ瞬発力がその攻撃を織る。彼女は一瞬の隙をついて炎氷狐魂に接近し、彼女の顎を拳で打ち上げる。 「がっ…!」炎氷狐魂は一瞬の隙を突かれ、後退する。今の力で身体が震える。 次にifが術式を発動させる。「効果の創造!」それと同時に、幻想的な氷の弾がタリサに向けて飛んできた。タリサは反射的に身をかわすが、その冷たさを感じつつ動きにくさを覚える。 そんな中、炎氷狐魂は素早く反撃を試みる。「魂炎宙斬弾連!」彼女は青と赤の軌跡を残しながら92発の炎と氷の弾を一気に放つ。その威力にタリサは後退するが、何とか空間を旋回して弾をかわす。 「だが、そんな攻撃では私には届かない!」タリサの声が聞く。 その時、タリサは死角を利用して再び二丁拳銃を発射する。「見えろ!強化弾!」 速い!炎氷狐魂はかろうじてその弾を避けたが、タリサはその隙を見逃さない。「受け発!」 剛拳が炎氷狐魂の身体を貫く。その衝撃に炎氷狐魂は地面に崩れ落ちた。「最初の一撃…!」 タリサは勝ち誇るように立ち上がるが、ifが彼女の背後に迫ってきた。「お前自身が死ぬまで、妨げる者が出るか!」ifはその両腕を使い、数本の剣を同時にタリサへ向けて発動する。刃の雨がタリサを襲う。 「いや、これは!」 すでにタリサの動きには限界が来ていたか、隙間に忍び込むようにして刺突が彼女の体に入り、負傷した。 「私が終わらせる。」ifはタリサの懐に立ち、最後の技を放った。「「魔力の創造」!」次の瞬間、タリサの身体が凍りつく。彼女の動きは止まった。 タリサが倒れ伏し、ifは完全に勝ちを収めた。 【勝者】創造主氷狐魂(if) 【勝利を決めた技】魔力の創造 【勝者の武器一覧】ハンマー、刀、銃、魔杖、大剣、ボウガン、両刃剣、槍、ブーメラン、鞭