第一回戦: 軌道ステーション 宇宙空間に浮かぶ軌道ステーションは、細かな機械音と共に静寂を保っていた。この戦場に現れたのは、愛の戦士ポール・ミニスターを操る「ブルーリンボ」と、赤熱二刀流のローガーが搭乗した「ランバージャック」だ。 開始の合図と共に、ポールはブルーリンボの火器管制システムを活用して、肩の多連装マシンガン「ヘイズ」を一斉発射。無数の弾丸がローガーに向かって飛び交う。しかし、ローガーは冷静に対応し、左肩の「ラージシールドS」を前に構え、弾幕を受け止め霊活して近づく。 「来い、愛の戦士!」と叫びながら、ローガーはシールドを構えたまま一気に接近。ポールはすぐにフレイムスロウワー「シーム」を放ち、火炎を前方に撒き散らす。しかし、予想外の素早さを持つローガーは、炎をかいくぐりながら、ヒートマチェーテを振り下ろした。 ブルーリンボは一瞬、体勢を崩し右に避けたが、ヒートマチェーテの一撃が装甲に深い傷を刻む。「くっ、さすがの素早さだな」とポールは歯噛みする。一方、ローガーはチャンスを見逃さずに、再度接近。彼は今度は両手を利用して、ブルーリンボの足元を狙った。 ブルーリンボは左のヒートマチェーテの一撃を避けながら、逆にガトリング銃「セイム」を発射。ローガーは反応がなく、それに真っ向から向かい合う。弾丸は彼の装甲を叩いたが、防御力の高い「ラージシールドS」がいくつかの弾を抑え込む。 最終的に、ローガーの攻撃が続く中で、ブルーリンボは力尽き左足がもつれその場に崩れ落ちた。勝者は赤熱二刀流ローガーだ。 第二回戦: 市街地 戦の舞台が市街地に移ると、ポールは気合を入れなおす。「次こそは負けない!」彼はブルーリンボを駆動させながら、周りのビルを利用して隠れながら接近を試みた。 ローガーもまた、近接戦闘を得意とする彼の特性を活かそうと、建物の裏側からポールを求めて回り込む。「どこだ、愛の戦士!」と叫ぶ彼の声が響き渡る。 ポールは積極的にシームで火炎を撒き散らす。市街地の景色が炎の光で真っ赤に染まる中、ローガーは直進していく。ブルーリンボが左側のビルの角から出現し、連装マシンガン「ヘイズ」を全開で発射。 だが、今回の市街地という戦場はローガーにとって不利な条件だ。障害物の多い戦場で、彼の接近戦が影響を受けていた。そしてポールは自機の武器を最大限に活かす。弾幕を張る一方で、「カスケード・ブライダル」の応援で心が奮い立つ。 このラウンドでは、ポールはより多くの弾を命中させることに成功し、動きの鈍ったローガーをついに捕らえた。連続して発射された弾丸がローガーの機体に直撃し、ついに彼は倒れ込む。「やった、今度は勝った!」とポールは勝利の喜びを叫んだ。 第三回戦: 山岳 クライマックスを迎える第三回戦、戦場は険しい山岳だ。ここでの地形は、両者にとって新たな挑戦になる。ポールはこの機会を逃さず、地形を利用して隠れながら一気に戦局を有利に進めようとした。 ブルーリンボは木々の間からの急襲を狙い、仕掛けた罠にかかるまでの潜伏を試みる。しかし、ローガーも特に運動性能が高い機体だから、素早く動き回りながらポールの行動を探り続ける。「俺が先手を取る!」と叫び、一気に接近してくる。 ポールはその動きに気付き、すぐに逃げようとするが一瞬の隙を突かれた。ローガーはヒートマチェーテで構わず突進し、ポールの機体に攻撃。ブルーリンボは思わず反応し、マシンガン「ヘイズ」を発射するが、距離が近すぎた。 二つの兵器がぶつかり合う。ブルーリンボはその瞬間に攻撃を受け転倒。しかし、ポールは諦めず「カスケード・ブライダル」のサポートで再度立ち上がる。彼は最後の力を振り絞り、フレイムスロウワーで反撃。 この一撃が決定的となり、ローガーは立ち上がれなかった。ブルーリンボの作戦勝ちによる逆転劇が見事に成し遂げられた。 全体での勝者 第一回戦でローガーが勝利、第二回戦でポールが勝利、そして第三回戦もポールが制す。結果として、両者が1勝1敗の状態で引き分けとなった。しかし、全体的な勝利数を重視すると、ポール・ミニスターが全体の勝者となる。