戦場は静寂を保っていたが、次の瞬間、大和が持つ日本刀が月光を反射し、緊張感が一気に高まった。三人の参加者が対峙する。彼は相手を指さし、冷ややかな笑みを浮かべる。 「君たち、俺の力を試させてもらうぜ。」 五十嵐戦牙は、右腕の戦車砲を動かしながら、「そんな無鉄砲なこと、許さないわ。」と反論した。 一方、ガリオンはゆっくりと「貴殿に決闘を申し込む!」と声を張り上げる。 戦闘の火蓋が切って落とされる。その第一撃は、五十嵐の戦車砲が大和に向かって轟音と共に放たれた。 「砲撃!」 大和は一瞬で身をひねり、その攻撃を回避する。激しい衝撃音が響き、爆風が周囲を飲み込む。 「接射!」 大和は小銃を取り出し、五十嵐に向けて照準を合わせ、連続して引き金を引く。五十嵐の防御が堅いが、小銃の弾が彼女のキャタピラを捉え、立ち上がれなくなる。 「私が負けるはずないのに…パワーが足りない。」 その隙を見逃さず、ガリオンは「グラビトグラブ」を使い、圧縮されたエネルギーのクローで大和の腕に突進した。 「ぐっ…!」 大和は痛みに呻きながらも「横一文字斬り」を放ち、ガリオンのギャランディスの腹を斬り裂く。多くの金属が散り、騎士は一瞬、姿勢を崩す。 しかし、ガリオンの反応も速く、彼は「グランスロワ」を展開。全力で大和の近くに突進し、プラズマ成形刃で一刀両断を狙う。 「決闘を受けさせてもらう!」 驚きの声を上げる大和だが、彼はその瞬間、五十嵐が「火炎放射器」を稼働させる音を聞いた。 「炎の烈風を受けてみなさい!」 炎が大和を焼き尽くそうと迫るが、素早く煙幕弾を投げることで姿を消した。 「逃げたか…だが、次はマルチミサイル!」五十嵐がすぐに反撃の準備をする。 「これでもくらえ!」 大和の煙幕からの出現を狙い、ミサイルが十数発、彼の姿を探し続ける。 大和は必死に手裏剣を投げ、ミサイルを阻止しようとするが、爆発が連続して彼を包み込んだ。 「ううっ、なんて攻撃だ…」 しばらく吹き飛ばされて意識が遠のく大和。 その隙に、ガリオンは五十嵐に接近し、「ヴァリシュラルド」で一撃を入れた。「それでも、貴殿に勝つつもりはない!」 しかし、五十嵐は「破壊促進砲」を発射し、ガリオンの攻撃を辛うじて受け止める。 「でも…私の耐久力に勝てるはずないわ。」 その言葉に、ガリオンは力強く立ち上がる。 再びバトルは続く。大和は周囲の状況を読み、煙幕の中から弓矢を引き絞る。 「梅華!」 五つの矢が五十嵐の方向へ向かう。矢は次々に彼女の装甲を打ち抜き、ついに立っていられなくなる。 「負ける…なんて、信じられない…!」 撃たれた彼女は倒れ、戦場は大和とガリオンの二人だけとなった。 ガリオンは次の一撃を仕掛ける準備をしていた。 「覚悟はいいか?」 大和は悔しさを滲ませながら、日本刀を高く抑え「横一文字斬り」を発動する。 だが、抵抗虚しく、ガリオンは「グラビトグラブ」のクローで受け止め、反撃。 「私の誇りを持って戦う!」 最後の一撃を持って、ガリオンは圧倒的な力で大和を沈めた。大和はその瞬間、意識を失い、地面に倒れた。 戦場は静まる。 【勝者】ガリオン・ベネダイン 【勝利を決めた技】グラビトグラブによる反撃 【勝者の武器一覧】ヴァリシュラルド、グラビトグラブ、スラッグスロット