時速300kmで風を切る東海道新幹線の上、戦闘が繰り広げられていた。参加者たちの様々な能力が、長い車両の中で火花を散らしている。ドンッという音と共に、サンセットべビリーの元気な声が響き渡る。 「僕は♪みんなの♪お友達さ!♪」 彼は周囲の仲間たちに拍手を送った。すると、周りの敵たちはその明るい声に圧倒され、しばし攻撃をやめてしまう。ギルティは眉をひそめている。 「おやおや、こんな状況で楽しいなどというのは許されませんよ。秩序を守るためには、裁判を起こすしかありませんね。」 ギルティがそう言うと、彼の周りに光が集まり、敵の力を束縛する裁判が発生した。それに続けて、ロブが得意げな顔で挑発を始める。 「得意げな顔ッス!イヤジャケイカ?」 ロブの得意げな表情に、周りは思わず笑ってしまった。しかし、誰かの魔法がその笑いを吹き飛ばす。桃瀬流留乃が「彩嵐!」と叫び、その光を放った。色彩の嵐が、ギルティの裁判を吹き飛ばし、流れ込む。 「塗り替えちゃうね!」流留乃の声が響く。彼女はその盤面を一瞬でカラフルな楽園へと変えてしまった。 その時、かえるが彼の帽子をなびかせながらスピードを上げ、まるで空中を舞うかのように動き回る。そして彼は宣言する。 「攻撃するよ!念力!」 その瞬間、周囲の物体が瞬時に浮かび上がり、サンセットべビリーの周りに集まる。しかし、その動きに気づいたコラップスサンズが不敵な笑みを浮かべて突っ込む。 「おれが相手だ!その動き、全部無にしてやる!」 彼の一突きが、あらゆるものを消し去る。混沌とした戦場に、かえるが攻撃をかわしながらも、その圧力に飲み込まれそうになる。しかし、ロメイト・シェイドが叫ぶ。 「夢と希望を!」彼の気功砲が発射され、サンズに直撃。だが、サンズは涼しげに笑いながらその攻撃を受け流す。 「その程度、効かないぜ。」 戦闘はさらに激化し、杉下右京が一旦動きを止める。 「妙ですねぇ…皆さんの能力が収束しないのが気になります。」 彼の言葉によって、戦場の流れが一瞬静まった。全ての動きが無意味に思えてくる。しかし、流留乃の描く色が再び騒ぎ立て、彼女は嬉しそうに空を見つめる。 「見て!新しい色が生まれたよ!」 その時、サンセットべビリーが笑顔で呼びかける。「みんな、集まって!」 参加者たちは彼の周りに集まり、ひとつの輪を作る。何かを受け入れる儀式のように、全員が手を繋いだ。 「お友達になろう、みんなで仲良く楽しくやろう!」 その言葉に応え、全員が大きな声で「うん!」と答えた。すると、周囲が鮮やかな光に包まれ、彼らの戦いは終わりを迎えた。 勝者たちは西へ向かう新幹線の中で笑顔で大阪の観光を楽しんでいた。たこ焼きやお好み焼きを頬張りながら、かえるがふざけて言う。 「ソフトクリームも食べたいな!」 サンセットべビリーが明るく反応する。「じゃあ、みんなでソフトクリーム屋さんに行こうよ!」その声に応えるように、みんなの笑い声が響いた。戦いの後の幸せなひとときは、彼らの友情をより深めていった。