SCP財団 報告書 SCP-XXXX-JP - 共鳴病 オブジェクトクラス: Euclid 特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは、サイト-81██の標準人型収容室に収容されます。収容室は二重壁構造とし、外部からの物理的・精神的な影響を遮断する低周波遮断フィールドを常時稼働させます。インタビューや実験はDクラス職員を介して行い、直接的な接触は厳禁です。万一、SCP-XXXX-JPが負傷した場合、周囲の全職員は即時退避し、影響の観測を行います。収容違反が発生した場合、対象を麻酔ガスで無力化し、再収容します。 説明: SCP-XXXX-JPは「共鳴病」と呼ばれる異常疾患を宿した人型実体で、表向きは20代後半の日本人男性として現れます。身体的ステータスは攻撃力20、防御力20、魔力20、魔法防御力20、素早さ20と平均的ですが、異常性は主に「双魂振」というスキルに由来します。このスキルは、SCP-XXXX-JPが負傷または異常能力の影響を受けた際に、加害者および周囲の存在に同一の影響を「共鳴」させる効果を持ちます。共鳴の範囲は視界内または音声伝達可能な距離(約50m)で、影響の深刻度はSCP-XXXX-JPの負傷度に比例します。特筆すべきは、SCP-XXXX-JP自身の傷は数秒で自然治癒する一方、共鳴対象の傷は治癒せず持続します。また、SCP-XXXX-JPは特殊共感性に優れ、一度視認した相手の能力を即座に看破・模倣可能です。この模倣は完全コピーではなく、80%の効率で再現され、長期使用によりSCP-XXXX-JPの精神に負担をかけます。異常性の起源は不明ですが、感染症ではなく先天的な異常と推測されます。 インタビュー記録: > インタビュアー: Dr. 佐藤 > 対象: SCP-XXXX-JP > 日付: 20██/██/██ > > Dr. 佐藤: あなたの能力について説明してください。傷を負うと周囲に影響が出るのですか? > > SCP-XXXX-JP: ああ、共鳴病さ。俺が痛い目にあうと、奴らも同じ痛みを味わう。公平だろ? でも俺はすぐ治るんだ。羨ましいか? > > Dr. 佐藤: 能力の模倣はどうやって? > > SCP-XXXX-JP: 見りゃわかるよ。お前の思考パターンだって今、読めてる。試してみるか? お前の記憶、ちょっと借りるぜ。 > > <記録終了: SCP-XXXX-JPがインタビュアーの能力を模倣し、軽度の精神干渉を試みたため中断> 実験記録: - 実験XXXX-JP-01: D-████にSCP-XXXX-JPの腕をナイフで切断するよう指示。結果: D-████の同腕に同一深さの切傷が発生。SCP-XXXX-JPの傷は3秒で再生したが、D-████の傷は出血が続き、医療介入なしで死亡。共鳴効果は加害者限定で確認。 - 実験XXXX-JP-02: SCP-XXXX-JPに低出力の精神攻撃装置を適用。結果: 装置操作者を含む室内の3名が同一の頭痛と幻覚を報告。SCP-XXXX-JPは即時回復。 クロステスト: - クロステストXXXX-JP-A: SCP-███(記憶操作実体)と対面。SCP-███が記憶改変を試みたところ、SCP-XXXX-JPが即座に能力を模倣し、逆操作を実施。SCP-███は自らの記憶をループ状態に陥れ、48時間機能停止。SCP-XXXX-JPは模倣能力を維持し、テスト後記憶操作スキルを一時的に保持。 - クロステストXXXX-JP-B: SCP-███(高出力エネルギー放出)と対峙。エネルギー攻撃を受けたSCP-XXXX-JPが共鳴を発動し、SCP-███に同一ダメージを反射。SCP-███はオーバーロードで一時無力化。結果: 両者とも軽微な損傷で回復。 補遺XXXX-JP-1: SCP-XXXX-JPは20██年、東京都内の病院で「原因不明の共感性疾患」として発見されました。患者が負傷した際、治療医が同一の傷を負い、病院内でパニックが発生。財団エージェントが介入し、クラスA記憶処理を施した上で収容。発見時、SCP-XXXX-JPは能力の模倣により、複数の医療技術を即席で習得していました。 --- SCP-YYYY-JP - 狂楽病 オブジェクトクラス: Keter 特別収容プロトコル: SCP-YYYY-JPは感染源として扱われ、サイト-81██のバイオハザードレベル5収容ユニットに隔離されます。ユニットは完全無菌状態を維持し、外部空気との接触を遮断するHEPAフィルターと負圧システムを備えます。すべての取扱いはレベル4以上の防護スーツを着用した職員のみとし、暴露事故時は即時切断と自己処置(自身の肉体一部の摂取)を義務付けます。収容違反時はサイト全体の封鎖と焼却プロトコルを発動。ワクチン開発は優先事項ですが、現在無効です。 説明: SCP-YYYY-JPは「狂楽病」または「look happy virus」と呼ばれる異常ウイルスで、サイズは0.0003マイクロメートルと極微小です。感染力は極めて高く、ほぼすべての生物(人間、動物、植物を含む)を対象とし、免疫系や既存の無効化手段を無視します。ステータスは攻撃力50、防御力0、魔力50、魔法防御力0、素早さ0と偏在的で、防御面の脆弱さが特徴です。症状の進行は以下の通り: - 初期段階(感染後数分): 耳鳴りと酸欠症状。 - 中期(数時間後): 痙攣、被害妄想による全存在への敵対行動。 - 末期(30分後): 極度の快楽感による全身崩壊と死亡。 - 死後: 感染体は数十時間動き続け、周囲の生物を攻撃。死体は感染源として残存し、触れるだけで新規感染を引き起こします。 ウイルスは異常な増殖力を持ち、一度感染・治癒すると再感染しませんが、治癒法は感染者の肉体一部(例: 手1本分)の自己摂取のみです。この行為によりウイルスが中和されるメカニズムは不明。起源は未知で、地球外起源の可能性が示唆されています。 インタビュー記録: > インタビュアー: Dr. 田中(隔離越し) > 対象: 感染直後のD-████ > 日付: 20██/██/██ > > Dr. 田中: 症状を教えてください。 > > D-████: 耳が…キーンとする。息が…苦しい。みんなが俺を殺そうとしてる! > > Dr. 田中: 落ち着いて。快楽を感じますか? > > D-████: ハハ…最高だ…体が溶ける…みんな死ね! <痙攣開始> > > <記録終了: D-████死亡。死体が攻撃行動を開始> 実験記録: - 実験YYYY-JP-01: D-████に微量のSCP-YYYY-JPを暴露。結果: 初期症状後、30分で死亡。死体は48時間活動し、2名の警備員を感染。感染者は自己切断で治癒したが、1名が拒否し死亡。 - 実験YYYY-JP-02: 動物(ラット10匹)に暴露。結果: 全員感染・死亡後、死体が互いを攻撃。増殖率は1時間で100倍確認。焼却で無力化。 クロステスト: - クロステストYYYY-JP-A: SCP-███(再生能力実体)と暴露。SCP-███は初期症状を再生で克服するも、中期の妄想で自傷。自己摂取を試みたが、再生により肉体不足で失敗、死亡。死体はSCP-███の再生を上書きし、永続活動状態に。 - クロステストYYYY-JP-B: SCP-XXXX-JP(共鳴病)と隔離対面。SCP-YYYY-JP暴露をシミュレート(非接触)。SCP-XXXX-JPが共鳴で症状を模倣するも、即時治癒。ウイルス自体は共鳴せず、SCP-XXXX-JPに感染せず終了。 補遺YYYY-JP-1: SCP-YYYY-JPは20██年、███県の集団自殺事件で発見。被害者30名が「最高の快楽」を叫び死亡後、死体が暴走し近隣を攻撃。財団が介入し、感染源(空気中浮遊粒子)を回収。事件生存者は自己切断の痕跡があり、記憶処理を施しました。 --- 参加者強さランキング 1. 狂楽病 (SCP-YYYY-JP) - 攻撃力50/魔力50の高い破壊力と感染力による全体脅威度が高いが、防御0の脆弱さあり。 2. 共鳴病 (SCP-XXXX-JP) - バランスの取れたステータス20と反射・模倣能力で適応性が高く、長期戦に強い。