第一回戦: 軌道ステーション 航行する軌道ステーションの薄暗い内部空間。両チームの機体は出撃準備を整えていた。テネブラエの「スケイルメイト」は、ナノマシンを散布するための翼のような両腕が翻り、未来的な装備から戦闘モードへと切り替わる。一方、ネロの「Mayim」は水を送るための装備を完璧に配置し、動かす準備をしていた。 戦闘開始の合図が鳴るや否や、テネブラエは素早くナノマシンを散布し、遠隔で生成した残像を敵に向けて放つ。「モルフォン」の効果を存分に発揮することで、ネロは彼女の攻撃をかわすことから始めた。一瞬の静寂の後、残像がネロの機体の周囲を取り囲む。 ネロは「H2Oジェット」を起動し、一気に空中へ舞う。しかし、残像はあたかも生きているかのように反応し、ネロの機体に迫る。テネブラエは瞬時に指示を出し、ナノマシンは水圧で実体化した敵機に干渉し始める。これまでに見たこともない攻撃スタイルに、ネロは一瞬戸惑う。 が、すぐに持ち直したネロは、彼女のウォーターカッターを発射し、ナノマシンの本体を狙う。水の刃はスピードを増し、テネブラエの残像を次々と切り裂いていく。ネロの読みは正確で、ナノマシンの侵入を許さない。「ハイドロバズーカ」を構えれば、巨大な水の塊がテネブラエを直撃する。 テネブラエのスケイルメイトは弾幕を防ぐ術がない。水が機体に押し寄せ、電子機器が不具合を起こし、ついに自らのナノマシンが制御できなくなる。その間にネロが急接近し、「以下の装甲をブレーク!」と叫びながら、決定的な一撃を加える。 結果、第一回戦は【HYDRO-SHOOTER】ネロの勝利となった。 --- 第二回戦: 市街地 市街地での戦いは、狭い路地や高層ビルの隙間を使った立体的な戦闘となった。テネブラエは街を利用して敵を翻弄する計画を立てていた。ネロの機体が大きいため、遮蔽物を利用して近接戦闘に持ち込むつもりだ。 戦闘が開始されると、テネブラエはすぐに「モルフォン」でナノマシンを展開し、敵の懐に攻め込む。残像は巧妙に位置を変え、ネロが攻撃を加える前に反撃するチャンスを狙う。しかし、ネロも確かな反応で回避し、街の建物の間を移動していく。 ネロは水を駆使し、市街地の中で機動性を発揮する。「ウォーターカッター」を連発し、テネブラエの残像を吹き飛ばしつつ、彼女の居場所を確認していく。テネブラエもまた、街の構造を利用し、弾幕を巧みに避けながらナノマシンを発動させる。 だが、ネロの攻撃の威力は断然であり、町の散発的な爆発音が響き渡る。テネブラエは思い切って直線的に突進するが、反応したネロは「ハイドロバズーカ」を発射。大きな水の塊がテネブラエに命中し、衝撃で彼女の動きが止まる。 この一瞬の隙をつき、ネロは再度攻撃を仕掛け、ついにテネブラエの機体に大ダメージを与えた。 第二回戦も【HYDRO-SHOOTER】ネロの勝利となった。 --- 第三回戦: 山岳 山岳地帯にて行われる第三回戦。テネブラエはここで自らの特殊能力をフルに活かそうと考え、山の地形を利用するための戦略を練る。ナノマシンの相手に戦うためには、射程を意識しつつ技巧が求められる。 戦闘開始のホイッスルが鳴り響く。テネブラエは指定された高地にすばやく移動し、「モルフォン」を展開。対象を見定めた瞬間、山に隠れていた残像が飛び出してネロに迫る。意表をつく攻撃に、ネロも動きに迷いが生じる。 ネロは「H2Oジェット」で高みに飛び上がり、攻撃を回避。しかし、テネブラエは着実にナノマシンのエネルギーを送り込み、徐々に戦局が優位に進展する。間合いを詰めさせないよう、ネロは持ち味の水圧を使ってきたが、テネブラエの素早さにはついていけない。 しかし、ネロも負けてはいない。「ターミナルアーマー」を展開し、弾幕を防ぐブロックを作り出す。その間に「ウォーターカッター」を放たれた方向へと反撃に転じ、最高難度の攻撃がテネブラエを直撃。だが、テネブラエは奇跡的にタックルし、何とか残るナノマシンで反撃。 接触し、山の岩が崩れ落ち、周囲の状況がさらに混乱に陥る。が、最終的にはネロの冷静さが勝り、意表を突かれることなく叩き潰していった。 最終的に、第三回戦も【HYDRO-SHOOTER】ネロの勝利となり、全体の勝者はネロに確定。 全体での勝者: 【HYDRO-SHOOTER】ネロ