第一回戦: 軌道ステーション 戦場は静かな宇宙の冷たい環境、軌道ステーション。両機体はさまざまな設備の狭間に立ち向かう準備を整えていた。クレスト・ハーベスターの操るフラシオンは、反物質で構成された武装を抱え、対するアトモのATOM.Ⅴは原子エネルギーの力を秘めた防御力の高い機体であった。 試合開始の合図が鳴ると、フラシオンはすぐに接触した空間のファンデルワールス力を無視し、「ドミナリス」を掲げて攻撃。アンチマテリアル・ライフルから発射した弾丸はあっという間に狭い通路を進み、ATOM.Ⅴに直撃する。「ターミナルアーマー」を展開していたアトモは、身を守るようにシールドを張る。しかし、クレストの武器は敵の装甲を無視するため、シールドを貫通し、強烈な衝撃がアトモに襲いかかる。 アトモは冷静さを欠かず、頭内部装置により敵の位置を把握。すぐさま「R05-sword」を抜き、フラシオンに接近する。アトモは巧みに距離を管理し「L09-rapid」を使用、瞬時に弾丸を連射した。クレストは防御に徹し、装甲を貫通しないような耐え忍ぶ姿勢をとる。彼は「ターミナルアーマー」のシャイニング・シールドで反撃を阻止しつつ、豆粒のように素早く動き回る。 その瞬間、アトモは判断力を発揮し、胸部武装「B08-canon」をビビッと起動。これが敵を捉えれば優位に立てる。しかし、クレストは一瞬の隙を突いて「メルメリス」で近距離から斬撃を放つ。刀身が原子力砲台に触れ、物質のファンデルワールス力を消し去り、衝撃でアトモは体勢を崩す。 クレストは対抗するチャンスと見て、続けざまに「カルビナス」を発射。原子力砲台は反撃が不可能な状態となり、アトモの機体はダメージを受ける。アトモは一時退却し、さらなる戦略を編み出そうとするが、クレストはその隙を逃さず、最後の攻撃を仕掛けた。 結局、クレスト・ハーベスターのフラシオンが第一回戦の勝者となった。 --- 第二回戦: 市街地 第二回戦は市街地。巨大なビルが立ち並ぶ中、戦闘の舞台が設定された。開始の合図と共に、両者は戦闘に突入する。 クレストは第一回戦の勝利を受けて、さらに自信を深め、「ドミナリス」から次々に弾丸を発射する。しかしアトモは、都市の構造物を活用し、障害物を利用して素早く移動する。彼は索敵装置の機能を最大限に引き出し、相手がどの位置から攻撃するかを常に見極める。 アトモは「原子エネルギーソード」を取り出し、障害物の裏から一気に攻め込んだ。クレストはその動きを察知し、「ターミナルアーマー」を展開。だが、巨体のフラシオンは動くのが難しいため、アトモの接近を許してしまった。 接触攻撃を受けてクレストは隙が生じた。その隙を突いてアトモは一気に距離を詰め、「B08-canon」を発射した。フラシオンは衝撃で前のめりになる。しかしクレストはあらかじめ準備していた「カルビナス」を一発放ち、応戦した。 攻撃が見事にヒットし、アトモの背後の建物が崩れ落ちる。しかし、アトモは「H02-brain」を活かし、クレストの攻撃を読み切り、「L09-rapid」で反撃。クレストのフラシオンは次第にダメージを受け、苦しい選択を迫られる。 アトモはさらなる距離で「R05-sword」を振るい、「L09-rapid」の連射も加え、フラシオンの動きが鈍り始める。クレストも「メルメリス」を振り回すが、体力がジリ貧となり、一撃が致命傷となるかもしれない。最終的に、アトモは決定的な一撃を放ち、フラシオンを撃破した。 この試合はアトモの勝利となった。 --- 第三回戦: 山岳 (続く)