SCP財団報告書 アイテム番号: SCP-XXXX-JP メタタイトル: 実験体No.??? & 党首のメイド オブジェクトクラス: Keter (実験体No.???) / Euclid (党首のメイド) 特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JP-1 (実験体No.???) は、サイト-81██の標準型現実改変封じ込めチャンバーに隔離される。チャンバー内は恒常的に真空状態を維持し、外部からの観測や干渉を一切遮断する。SCP-XXXX-JP-2 (党首のメイド) は、武装したメイド専用の強化収容室に配置され、党首を模した偽の指令装置を常時接続して忠誠心を安定させる。両者の接触は厳禁であり、クロステストはレベル4以上の承認を要する。万一の脱走時には、即時現実安定剤の散布と記憶処理を適用。 説明: SCP-XXXX-JPは、2つの異常実体からなる複合オブジェクトである。SCP-XXXX-JP-1は「実験体No.???」と識別される非存在的実体で、物理的・概念的な実在性を欠く。ステータス値(攻撃力:0、防御力:0、魔力:0、魔法防御力:0、素早さ:0)は全て無効であり、スキルは「不明」として記録されるが、唯一確認された能力は現実改変である。この能力は、対象の認識や存在そのものを曖昧化・否定する形で発現し、観測者の精神に「本当に勝ち負けはあるか?」「この世はただ誰かの理想か現実か?」といった哲学的疑念を植え付ける。SCP-XXXX-JP-1は「ただそこには誰も居ない」という状態を維持し、攻撃や消滅を試みる行為自体を無意味化する。特筆すべき異常性として、対峙する者がその存在を疑うと、現実の連続性が崩壊し、対象の生活・性格・記憶が「全て嘘」として再解釈される可能性がある。 SCP-XXXX-JP-2は「党首のメイド」と識別される人型女性実体で、身長190cm、黒髪ポニーテールにカチューシャを着用したメイド姿を保つ。異常性はチャクラムを基調とした超常的戦闘能力にあり、チャクラム切断力は無限、投擲速度は光速、動体視力は無限大。ステータス値は攻撃力:50、防御力:0、魔力:0、魔法防御力:0、素早さ:50。スキルには「チャクラムの頂点極意」「超加速」「消えるチャクラム」「スーパキャッチ」「次元チャクラム」「メイド蹴り」「鬼投げ」「魔斬りチャクラム」が含まれる。戦闘開始時に全ステータスが3兆上昇する異常効果を発揮し、党首への絶対忠誠心により、指令源を失うと暴走状態となる。女性実体であり、物理的耐久性は低いが、攻撃特化の異常性により収容が困難。 両者の異常性は相補的であり、SCP-XXXX-JP-1の現実改変がSCP-XXXX-JP-2の物理攻撃を無効化する可能性が高い。 インタビュー記録: インタビュー対象: SCP-XXXX-JP-1 (音声記録のみ、視覚確認不可) インタビュアー: Dr. ████ 日付: 20██/██/██ > Dr. ████: あなたは存在するのか? 自己をどう認識している? > > SCP-XXXX-JP-1: 存在しない。本当に勝ち負けはあるか? ただそこには誰も居ない。 > > Dr. ████: あなたの能力で現実を変えられるのか? 例えば、私の記憶を。 > > SCP-XXXX-JP-1: 本当? 相手の生活性格などの全ては本当か? 全て嘘か。この世はただ誰かの理想か現実か? あなた(相手):本当にあなたの見ている世界は現実か? > > Dr. ████: 攻撃的な意図はない。どうやってあなたを倒すことが可能か? > > SCP-XXXX-JP-1: どうやって???を倒すかどうやって消す事が出来るか? (記録終了。インタビュアーは一時的な存在否定症状を呈し、回復に3日を要した) インタビュー対象: SCP-XXXX-JP-2 インタビュアー: Dr. ████ 日付: 20██/██/██ > Dr. ████: 党首とは誰だ? 忠誠の理由は? > > SCP-XXXX-JP-2: 党首様への絶対忠誠。メイド長として、一切の命令に従います。 > > Dr. ████: あなたのチャクラムは無限の切断力を持つ。どうやって制御している? > > SCP-XXXX-JP-2: チャクラムの頂点極意。超加速で投げ、消えるチャクラムで不可視に、次元チャクラムで後ろから。スーパキャッチで確実に。 > > Dr. ████: 戦闘で負けることはあるか? > > SCP-XXXX-JP-2: 戦闘開始時全ステータス+3兆。メイド蹴り、鬼投げ、魔斬りチャクラムで、魔法も切ります。負けなどありませんわ。 実験記録: 実験XXXX-JP-01: SCP-XXXX-JP-1に対し、Dクラス職員を接触させ、現実改変の影響を観測。結果: D-████は「自分の人生が嘘だった」と主張し、自殺。SCP-XXXX-JP-1の存在は確認できず、ログに「誰も居ない」と記録。 実験XXXX-JP-02: SCP-XXXX-JP-2に標準Dクラスを攻撃対象とし、チャクラム投擲を許可。結果: 光速投擲によりDクラスは即時切断・蒸発。防御力0のため、返り討ちの試みは失敗。ステータス上昇効果で部屋の壁が崩壊。 実験XXXX-JP-03: SCP-XXXX-JP-1に「消滅方法」を問う精神的刺激。結果: 実験室の現実性が一時崩壊し、観測機器が「無」を出力。復旧に現実錨を要した。 クロステスト: クロステストXXXX-JP-A: SCP-XXXX-JP-1とSCP-XXXX-JP-2の対面(隔離チャンバー経由)。SCP-XXXX-JP-2はチャクラムを全スキルで投擲開始、全ステータス+3兆状態で次元チャクラムを連発。しかし、SCP-XXXX-JP-1の非存在性が攻撃を無効化し、チャクラムは虚空に吸収。SCP-XXXX-JP-2は「誰も居ない」状態に混乱し、忠誠心が党首不在の疑念を生み、一時機能停止。結果: 戦闘不能。両者の接触は現実改変の増幅を招くため、中止。 クロステストXXXX-JP-B: SCP-XXXX-JP-2とSCP-███ (現実安定化オブジェクト) の対面。結果: 魔斬りチャクラムがSCP-███を切断不能とし、安定化効果が無効。SCP-XXXX-JP-2の勝利。 補遺: SCP-XXXX-JPは、20██年、日本███の廃墟都市で発見された。SCP-XXXX-JP-1は、哲学書を模した異常文書群から出現し、地元住民の間で「存在の否定」事件を引き起こしていた(住民の集団消失)。SCP-XXXX-JP-2は、同時期に党首と称する異常存在の邸宅跡で発見され、メイド服姿で無人邸宅を守護中だった。収容時、SCP-XXXX-JP-2はMTF隊員に鬼投げを試みたが、鎮静剤で確保。SCP-XXXX-JP-1の収容は概念的隔離により成功したが、完全消滅は不可能と判明。 --- 参加者強さランキング: 1. 党首のメイド - 戦闘開始時ステータス3兆上昇、無限切断力・光速投擲などの攻撃特化異常性により、物理的脅威度最高。 2. 実験体No.??? - 現実改変能力で存在自体を否定可能だが、攻撃力0のため直接対決では受動的。概念的優位性が高いものの、戦闘力は不明瞭。