戦場: 砂丘 遮蔽が全くない広大な砂漠地帯。灼熱の太陽が照りつけ、砂嵐が視界をわずかに遮るが、基本的に視認は良好。両チームの機体は対峙し、戦闘開始の合図が響く。 第一回戦 砂丘の中央に、ジェヘナの「CKM 315」が静かに佇む。軽量級二脚機体は、細身のシルエットで砂の上を滑るように移動を開始。内部のNGI:000コーラル内燃焼型ジェネレーターが低く唸りを上げ、赤い粒子が機体周囲に微かに舞う。ジェヘナは温厚な声で独り言つ。「ふむ、形態変化型か。興味深い構造だな。」彼の幾千の経験が、敵機「Ahriman」の分析を即座に進める。 対する『ヴォーティガーン』の「Ahriman」は、最初から「邪神」形態を選択。防御と遠距離特化のモードで、球体型シールドが展開し、青白い光の膜が機体を包む。背部の連装誘導弾が「邪神」モードで弾速を上げ、両肩のプラズマ砲が連射態勢に入る。冷静沈着な魔女の声がコックピットに響く。「まずは距離を取って、相手の動きを観察する。」 戦闘開始直後、ジェヘナは加重コーラルブースターを起動。機体が砂を蹴り上げ、超加速で横へ回避機動を取る。同時に右と左手のSPERO長銃身コーラルハンドガンを構え、長射程の猛連射を浴びせる。赤いコーラル粒子の弾丸が、極大融貫力を帯びて砂漠を切り裂き、「Ahriman」へ飽和攻撃を仕掛ける。弾数は有限だ。SPERO各々に30発を装填、初弾から10発を放つ。 「Ahriman」はシールドで防ぐ。球体型シールドの強度が「邪神」モードで上昇し、プラズマの壁がコーラル弾を次々と蒸発させる。しかし、ジェヘナの射撃は予測不能。頭脳が敵のシールド展開パターンを解析し、射角を微調整。5発がシールドの隙を突き、機体の装甲に命中。砂が爆発的に舞い上がり、「Ahriman」の左肩プラズマ砲に軽い損傷を与える。 ヴォーティガーンは即座に反撃。背部の連装誘導弾を5発発射、弾速上昇で弧を描きながら追尾。ジェヘナのCKM 315はブースターで急旋回、砂丘の斜面を滑り降りて回避。だが、誘導弾の1発が尾翼をかすめ、機体のバランスを崩す。続いて両肩プラズマ砲が連射、青いエネルギー弾が砂漠を焼き払う。ジェヘナは左肩のGHN-108粒子発振コーラルブレードを展開、近接回避を試みるが、距離が遠い。 中盤、ジェヘナが距離を詰めようとブースター全開。SPEROの残り15発を連射し、飽和攻撃でシールドを圧迫。「Ahriman」のシールドが一瞬揺らぎ、ヴォーティガーンは形態変化を決断。「邪竜」形態へシフト。大鎌状の「邪竜」武装が展開し、威力重視の近距離モードに。球体シールドの展開が高速化し、プラズマ砲が長射程レーザーへ変化。 形態変化の隙をジェヘナが見逃さない。コーラルブースターで急接近、SPEROの残弾を全て撃ち尽くす。10発が「Ahriman」の脚部を直撃、砂に沈む機体を揺さぶる。ヴォーティガーンは「邪竜」モードのバズーカ「邪神」を変形させて反撃、大鎌で砂を斬りつけながらレーザーを放つ。ジェヘナはブレードでレーザーを弾き、初の近接戦へ。 ジェヘナの分析が光る。「形態変化の遅れが弱点か。」彼は多重コーラルターミナルアーマーを展開。シールドが多層的に広がり、レーザーを防ぐ。弾薬が尽きたSPEROを捨て、GHN-108ブレードで斬りかかる。コーラル属性の極大融貫力が「Ahriman」の装甲を溶かす。ヴォーティガーンはアサルトアーマーを発動、「邪竜」モードで威力上昇のEN爆発を周囲に撒き散らす。砂漠が爆炎に包まれ、CKM 315のブースターが損傷。 終盤、両機の弾薬が減る。ジェヘナのブレードが「Ahriman」のコアを狙うが、ヴォーティガーンは大鎌で受け止め、誘導弾の残り3発を至近距離で命中させる。CKM 315の装甲が剥がれ、ジェヘナの機体が砂に膝をつく。だが、老人の頭脳が逆転を呼ぶ。ターミナルアーマーの多重防御で耐え、ブースターの残り推力で最後の突進。ブレードが「Ahriman」の背部連装を破壊。 ヴォーティガーンはシールドを高速展開するが、ジェヘナの融貫力ブレードが貫通。機体のコアが露出、機能停止。「Ahriman」が砂に倒れる。ジェヘナの勝利。 (約1980文字) 第二回戦 砂丘の熱気が再び高まる。ジェヘナのCKM 315は第一戦の損傷を修復、SPEROを再装填。ジェヘナは静かに息をつく。「形態の切り替えを予測せねば。」対する「Ahriman」はヴォーティガーンが冷静に調整。「前回の隙を埋める。近距離を封じる。」 開始早々、「Ahriman」は「邪神」形態で遠距離を維持。球体シールドを強度重視で展開、両肩プラズマ砲の連射で砂漠を薙ぎ払う。誘導弾6発が高速でジェヘナを追う。CKM 315はブースターで砂丘を跳躍回避、SPEROの長射程連射で応戦。赤いコーラル弾がシールドを叩くが、「邪神」モードの防御が堅い。 ジェヘナは分析を重ね、「シールドのエネルギー消費を促す。」SPEROを20発放ち、飽和攻撃でシールドを揺らす。1発がプラズマ砲を直撃、連射速度を落とす。ヴォーティガーンは形態を「邪竜」へ変化、大鎌「邪竜」で接近を試みる。レーザーが長射程でCKM 315を狙う。 ジェヘナはブースター超加速で距離を詰め、GHN-108ブレードを振るう。だが、「Ahriman」のアサルトアーマーが発動、「邪竜」モードで威力上昇のEN爆発。広範囲が炎上し、CKM 315の脚部が焼かれる。ジェヘナは多重ターミナルアーマーで防ぐが、ブースター出力が低下。 中盤、ヴォーティガーンが優位。バズーカ「邪神」を変形させ、威力重視の砲撃。砂が爆発し、ジェヘナの機体を包む。SPEROの残弾15発で反撃するが、シールドの高速展開が弾を防ぐ。ジェヘナの頭脳がヴォーティガーンの形態変化タイミングを予測、「邪竜」モードの近距離特化を逆手に取る。 ブースターの残りで急旋回、ブレードで大鎌を弾き飛ばす。コーラル融貫力が装甲を削り、「Ahriman」の肩部を破壊。ヴォーティガーンは誘導弾の残りを弾速上昇で放つが、ジェヘナの回避機動が上回る。ターミナルアーマーを多重展開し、レーザーを耐え抜く。 終盤、弾薬が尽きる。「Ahriman」のコア拡張が範囲拡大のEN爆発を起こすが、ジェヘナは超加速で逃れ、ブレードの猛攻。ヴォーティガーンの冷静さが乱れ、形態変化の遅れが生じる。CKM 315のブレードがコアを貫き、「Ahriman」が機能停止。ジェヘナの勝利,再び。 (約1950文字) 第三回戦 最終戦。砂丘に両機が再配置。ジェヘナの機体は損傷累積で動きが鈍い。「これで決着だ。」ヴォーティガーンは全武装を最適化、「今度こそ形態を活かす。」 「Ahriman」は「邪竜」形態でスタート。近距離特化、大鎌を振り回し、プラズマレーザーで突進。ジェヘナはSPEROの初弾連射で牽制、ブースターで後退。だが、損傷で加速が不十分。レーザーが脚部を直撃、CKM 315が砂に沈みかける。 ジェヘナは分析、「威力特化の隙は防御の薄さ。」多重ターミナルアーマーを即展開、シールドで大鎌の斬撃を防ぐ。SPEROの25発を浴びせ、「Ahriman」の装甲を溶かす。ヴォーティガーンはアサルトアーマー発動、威力上昇の爆発で反撃。砂漠が震え、ジェヘナのシールドがひび割れる。 中盤、ヴォーティガーンが押す。形態を「邪神」へ切り替え、シールド強度を上げて遠距離砲撃。誘導弾8発が高速追尾、プラズマ連射でジェヘナを追い詰める。CKM 315のブースターが限界、回避に失敗し、肩部が破壊。GHN-108ブレードの展開が遅れる。 ジェヘナの経験が炸裂。「形態変化の瞬間を狙え。」SPERO残弾を全て放ち、変化の隙を突く。コーラル弾がシールドを貫通、「Ahriman」の背部を損傷。ヴォーティガーンは高速シールドで耐え、大鎌変形バズーカで至近砲撃。爆発がCKM 315を包む。 終盤、両者疲弊。ジェヘナはターミナルアーマーの最後の多重防御で耐え、ブレードで突進。融貫力が「Ahriman」のコアを守るシールドを削る。ヴォーティガーンはEN爆発の範囲拡大で応戦するが、ジェヘナの頭脳が予測。超加速の残りで回避し、ブレードの一撃が決まる。「Ahriman」のコアが破壊され、倒れる。 ジェヘナの勝利。 (約1920文字) 全体の勝者 チームA: ジェヘナ (3勝0敗)