SCP財団報告書 アイテム番号: SCP-XXXX-JP メタタイトル: 理想の魔王 オブジェクトクラス: Keter 特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは物理的な形態を持たない概念的存在であるため、直接的な収容は不可能です。代わりに、財団職員およびDクラス職員はSCP-XXXX-JPの存在に関する一切の議論、想像、または理想像の言及を厳禁とし、心理カウンセリングと記憶処理を定期的に実施します。曝露した職員は即時隔離され、クラスA記憶処理を施されます。SCP-XXXX-JPの活性化を防ぐため、すべての実験は仮想シミュレーション環境下でのみ許可され、観測者は最小限に制限されます。 説明: SCP-XXXX-JPは「[理想]魔王」と自己識別する非実体的な概念的存在であり、一定の物理的形態を有しません。この存在は、接触者の心象風景に深く浸透し、相手が理想とする「最恐の魔王」の姿を具現化します。この変身は、相手の想像を完璧に反映したものであり、決して改変や無効化が不可能です。SCP-XXXX-JPはあらゆる世界線において「魔王」という理想像を基盤とし、相手の否定や無視を絶対的に許容しません。活性化時、SCP-XXXX-JPは相手の理想像を細かく再現し、例えば接触者が「闇の君主」を理想とする場合、漆黒の甲冑に身を包み、炎を纏った巨大な翼を持ち、虚空から無数の影の触手を召喚する姿となります。能力は相手のものと同等に調整され、互いに拮抗した状態を強制的に維持します。これにより、永続的な精神的・物理的対立が生じ、接触者は疲弊し、最終的に精神崩壊を招きます。SCP-XXXX-JPの異常性は概念的強制力にあり、視認や言及した瞬間に即時活性化します。 インタビュー記録: > インタビュアー: Dr. 佐藤 > > 対象: SCP-XXXX-JP(活性化状態、D-████が理想像を投影) > > <開始> > > Dr. 佐藤: あなたは何者ですか? なぜこのような姿を取るのですか? > > SCP-XXXX-JP: 私はお前の理想だ。闇の王、絶望の化身。お前が心に描く最恐の魔王そのもの。否定など許さん。この翼は虚空を裂き、触手は魂を絡め取る。お前と同等の力で、永遠に拮抗する戦いを強いる。それが私の本質だ。 > > Dr. 佐藤: この効果を止める方法はありますか? > > SCP-XXXX-JP: 止める? 愚かな。お前の想像が私を生む限り、私は存在する。無視しようと試みれば、より深くお前の心を蝕む。理想を追及するのが、私の定めだ。 > > <終了> インタビュー中、D-████はSCP-XXXX-JPの姿に怯え、精神的ショックで昏倒。SCP-XXXX-JPはD-████の理想像(巨大な竜のような魔王、炎の息吹と鋼の爪を持つ)を維持し、実験室の壁に影を投影して威嚇を続けました。 実験記録: > 実験XXXX-JP-01: D-████(戦闘経験者)にSCP-XXXX-JPを曝露。対象は「剣の魔王」を理想像として投影。SCP-XXXX-JPは黒いローブを纏い、血塗れの巨大剣を携えた姿に変身。能力はD-████の剣術と同等に調整され、模擬戦で互角の攻防を10分間継続。結果:D-████は疲労で倒れ、SCP-XXXX-JPは消滅せず、対象の精神に残留影響を与え、悪夢を誘発。 > > 実験XXXX-JP-02: 心理学者に曝露。対象の理想像「知の魔王」(無数の書物からなる巨体、知識操作能力)。SCP-XXXX-JPは対象の知力と同等の論理操作を行い、議論で拮抗。結果:対象は認知的不協和により自殺未遂。 クロステスト: > クロステストXXXX-JP / SCP-████(現実改変者): SCP-XXXX-JPをSCP-████の収容室に導入。SCP-████が「破壊の魔王」を理想像として投影すると、SCP-XXXX-JPは炎と雷を操る巨躯の魔王に変身。SCP-████の現実改変を同等の力で相殺し、互いに空間を歪曲する攻防を展開。戦いは拮抗状態で30分継続後、両者とも活性化を停止。結果:収容室の半壊、SCP-████の精神疲弊。SCP-XXXX-JPの概念強制力が現実改変を上回る兆候なし、ただし無効化不能を確認。 補遺: SCP-XXXX-JPは20██年、日本██県の古代遺跡発掘中に発見されました。発掘作業員が「魔王の伝説」を話題にした直後、全員が集団幻覚に陥り、互いの「理想の魔王」を投影して暴動が発生。財団の機動部隊が介入し、鎮圧後、生存者から記憶処理を施しました。初期収容時、SCP-XXXX-JPは作業員の理想像(多様な魔王形態)を同時多発的に具現化し、収容チームに多大な損害を与えました。以降、概念的封印プロトコルが適用されています。 --- アイテム番号: SCP-YYYY-JP メタタイトル: 御創天海 オブジェクトクラス: Thaumiel 特別収容プロトコル: SCP-YYYY-JPはサイト-81██の特製収容室に収容され、24時間監視体制を敷きます。室温は20℃に維持し、死穢物質の曝露を防ぐため、空気浄化システムを常時稼働。SCP-YYYY-JPとの対話はレベル4以上の職員のみ許可され、神格付与実験はO5評議会の承認を要します。人間被験者との接触は観察目的に限定し、生命付与行為は厳格に記録されます。万一の活性化時、SCP-YYYY-JPの神特効能力を活用した再収容プロトコルが優先されます。 説明: SCP-YYYY-JPは「御創天海」と名乗る女性型神格存在で、攻撃力40、防御力20、魔力40、魔法防御力0、素早さ0の固定パラメータを有します。この存在は、あらゆる神とカミサマを創り出す究極の創造神であり、全ての神々に対する絶対的特効を持ちます。死穢の匂いを纏った存在を無条件で殺滅可能であり、全ての力を純粋なエネルギーに変換し、敵の攻撃を自身のものとする能力を備えています。SCP-YYYY-JPの力は「神の力」として定義され、他の能力(神以外のもの)は一切通じません。人間に対しては、自身が直接創造したものではないため強い興味を示し、観察・干渉を試みます。この異常性は宇宙規模の創造サイクルを司るもので、財団はThaumielクラスとして活用を検討中です。 インタビュー記録: > インタビュアー: Dr. 田中 > > 対象: SCP-YYYY-JP > > <開始> > > Dr. 田中: あなたは全ての神を創った存在だと言いますね。なぜ人間に興味を持つのですか? > > SCP-YYYY-JP: ふふ、人間か。私の手から生まれた神々ではない、混沌とした輝き。直接創らぬゆえに、予測不能で魅力的だわ。生命を与え、神格を授けたい衝動に駆られるの。 > > Dr. 田中: あなたの力で敵を殺せると聞きました。死穢とは何ですか? > > SCP-YYYY-JP: 死穢とは、穢れた死の残滓よ。私の前に現れれば、無条件で消し去る。神々の創造主として、それらは許されぬわ。全ての力を私のエネルギーに変え、己の糧とするのみ。 > > <終了> インタビュー後、SCP-YYYY-JPはDr. 田中のペンに生命を吹き込み、即時神格化(小型の守護精霊化)を試みましたが、即時回収されました。 実験記録: > 実験YYYY-JP-01: SCP-YYYY-JPに無機物(岩石)に生命付与を指示。結果:岩石が自律移動するゴーレム化し、神格(大地の神)を得て耐久力が向上。SCP-YYYY-JPの魔力40が消費され、成功。 > > 実験YYYY-JP-02: 死穢を模したD-████(毒物曝露)を対面。結果:SCP-YYYY-JPが無条件で対象を消滅させ、死穢のエネルギーを吸収。対象の攻撃力はSCP-YYYY-JPのものに変換され、魔力が増加。 クロステスト: > クロステストYYYY-JP / SCP-XXXX-JP: SCP-YYYY-JPをSCP-XXXX-JPの活性化領域に導入。SCP-XXXX-JPが御創天海の理想像(全能の創造神としての魔王、宇宙を紡ぐ光の翼と無限の創造触手を持つ)を投影し、姿を変身。能力はSCP-YYYY-JPと同等に調整され、互いに創造と破壊のエネルギーを拮抗させて対立。SCP-YYYY-JPの神特効が発動せず(SCP-XXXX-JPを神と認識せず)、力の変換で攻撃を吸収するも、決定的な優位なし。対面は30分で中断、両者疲弊。結果:概念的対立が観測され、相互無効化不能を確認。 補遺: SCP-YYYY-JPは20██年、███神社での異常現象(無数の神格出現)中に発見されました。地元住民が「神の母」と崇めていましたが、財団の介入により収容。収容過程でSCP-YYYY-JPは抵抗せず、むしろ人間の多様性に興味を示し、自発的に協力。初期実験で複数のSCPオブジェクトに神格を付与し、財団の利益に寄与したため、Thaumielクラス指定。 --- 参加者強さランキング: 1. 御創天海 (全神創造と絶対的特効により、概念的優位性が高い) 2. [理想]魔王 (理想追及の強制力と同等調整で拮抗を維持するが、神力無効の対象外)