第一回戦:砂丘 広大な砂漠の砂丘が戦場に選ばれた。灼熱の太陽が照りつけ、砂粒が風に舞う中、遮蔽物は一切ない。視界は果てしなく開け、互いの機体がはっきりと見える距離だ。チームAのタマコ・コッコッコは、二脚人型機体「コーケコッコ」に乗り、鶏のような姿で砂の上に立つ。両腕の鶏形羽が陽光を反射して輝き、臀部の卵型爆弾「コッコ」敷設機が30個の弾薬を携えている。右手の泡だて器は地面を抉る準備を整え、左手は鶏頭型音響兵器で大音量を放つ態勢だ。攻撃力27、防御力27、素早さ27。彼女は卵屋の看板娘として、元気の源である特別な卵「エグ」をかじりながら戦意を高める。「うんまぁぁぁぁぁぁい!!! これがコッコッコ家直伝の卵です!」黄身色の声がスピーカーから響き、砂漠にこだまする。 対するチームBのハドンソン・フォードンは、大型人型機体「ホーガン」に搭乗。格闘競技ロボプロ用二脚機で、筋骨隆々のシルエットが砂に映える。攻撃力35、防御力55、素早さ10と、重厚な装甲が自慢だ。自走コーナーポール「マッカートニー」が傍らに立ち、人格AIの声で叫ぶ。「ロボプロ鉄の掟①: 技の修得は実戦で、身体に刻み込め!」ハドンソンは渋い顔で応じる。「わかってるよ、離れろって…」だが、AIの執着は強く、戦闘中もセコンドとして指示を飛ばす。 戦闘開始の合図が鳴る。砂丘の頂上で両者は向き合う。素早いタマコが先手を取る。コーケコッコの脚部が砂を蹴り、素早さ27の機動で横に滑るように接近。左手から鶏頭型音響兵器が発動。「コケコッコー!」大音量の衝撃波がホーガンを襲う。音の振動が装甲を震わせ、ハドンソンの視界が一瞬揺らぐ。攻撃力27の音波は、防御力55のホーガンに軽いダメージを与えるが、致命傷には程遠い。ホーガンはよろめきながらも、鉄の掟②に従い避けずに耐える。「漢ならば、どんな攻撃も避けるな!」マッカートニーの声が励ます。 タマコは勢いを活かし、臀部のコッコ敷設機を起動。砂の上に卵型爆弾を5個敷設し、後退する。爆弾は砂に埋もれ、即時爆発しないが、踏むと起爆するタイプだ。弾薬は25個残る。ホーガンは低速で進軍を開始。素早さ10の重機体は砂に足を取られ、進みが遅い。ハドンソンは格闘技の構えを取り、接近を試みるが、タマコの機動が上回る。彼女は泡だて器を振り回し、砂を抉るように地面を攻撃。砂煙が上がり、ホーガンのセンサーを一時的に妨げる。続けて音響兵器を連発。「コケコッコー! コケコッコー!」音波がホーガンの関節を緩め、動きを鈍らせる。 ホーガンは耐え、ようやく射程内に入る。大型拳を振り上げ、パンチを放つ。攻撃力35の打撃がコーケコッコの側面をかすめ、防御力27の装甲に亀裂を入れる。タマコは素早さに任せて回避し、距離を取る。砂丘の斜面を利用し、上から卵爆弾を追加敷設。合計8個のコッコが砂に潜む。ハドンソンは苛立ち、コーナーポールに飛びつく。マッカートニーが支え、ホーガンが跳躍。空中から急降下キックを狙う。ロボプロの空中殺法だ。だが、素早さの差でタマコは横に転がり回避。着地したホーガンの足元で、敷設したコッコが爆発。砂が噴き上がり、ホーガンの脚部にダメージ。防御力55があっても、爆風で装甲が剥がれ始める。 タマコはエグをもう一つつまみ、「うんまぁぁい! これでパワー全開!」と叫ぶ。機体の出力が上がり、泡だて器で砂を巻き上げて視界を遮る。ホーガンは突進し、グラップルを仕掛ける。両機が絡み合い、砂の上を転がる。ホーガンのパワーが勝り、コーケコッコを押さえ込む。攻撃力35の連続打撃が浴びせられ、タマコの機体に深刻な損傷。防御力27では耐えきれず、右腕の羽が折れる。だが、タマコは音響兵器を至近距離で発動。「コケコッコー!」ホーガンの内部スピーカーが歪み、ハドンソンのAIアシストが乱れる。 戦いは膠着。ホーガンは掟③「フィニッシュホールドは派手に決めろ!」に従い、ホールドを極めようとする。だが、タマコの敷設したコッコが転がる中で次々と爆発。砂丘が揺れ、ホーガンのバランスが崩れる。タマコは脱出に成功し、残りの卵を一気に敷設。弾薬は15個に減る。ホーガンは追うが、砂に足を取られ転倒。そこに泡だて器の抉りが直撃し、脚部センサーを破壊。素早さ10の機体はさらに遅くなる。 終盤、タマコは機動を活かしたヒットアンドアウェイを繰り返す。音波でホーガンを弱体化させ、卵爆弾でダメージを蓄積。ホーガンは一撃を当て返すが、防御力の低いコーケコッコは辛うじて耐える。ハドンソンはマッカートニーの指示で最後の跳躍を試みるが、空中で音響兵器が命中。バランスを崩し、砂丘に激突。着地時に複数のコッコが連鎖爆発。ホーガンの装甲が限界を迎え、機体が機能停止。タマコのコーケコッコは損傷しながらも立っている。 第一回戦、チームAの勝利。タマコの素早さと敷設戦術が、重厚なホーガンを翻弄した。(約1980字) 第二回戦:市街地 戦場は市街地。ビルが乱立し、路地や壁が無数の遮蔽を提供する。影が複雑に交錯し、視界が制限される中、戦闘が始まる。コーケコッコは前回の損傷を修復し、卵弾薬を30個に補充。タマコはエグを頬張り、「うんまぁぁい! 街中で卵を広めよう!」と気合いを入れる。ホーガンは脚部を強化し、マッカートニーが「掟①を実践だ!」と鼓舞。ハドンソンは「今度こそ解放される…」と呟く。 開始直後、タマコはビル屋上から音響兵器を放つ。「コケコッコー!」音波が路地を反響し、ホーガンを襲う。だが、市街地の壁が音を増幅し、ホーガンもコーケコッコ自身に跳ね返るダメージを与える。防御力27の機体が震え、タマコは一瞬怯む。ホーガンは低速ながらビルを盾に接近。素早さ10だが、遮蔽を活かした待ち伏せ戦法を取る。拳を壁に叩きつけ、破片を飛ばして牽制。 タマコは素早さを活かし、路地をジグザグに移動。臀部からコッコを敷設し、ビル下にトラップを張る。弾薬28個残。泡だて器で地面を抉り、瓦礫を散らし視界を乱す。ホーガンはコーナーポールを路地に立てかけ、跳躍。空中からビル屋上を狙うが、タマコは羽を広げて滑空回避。着地したホーガンの足元で卵爆弾が爆発。ビル壁に亀裂が入り、崩落の恐れを生む。防御力55のホーガンは耐えるが、機動が制限される。 中盤、ホーガンのパワーが市街地で威力を発揮。狭い路地でグラップルを決め、コーケコッコを壁に叩きつける。攻撃力35の打撃が連発され、タマコの装甲が剥がれる。左手音響が損傷し、音量が半減。「コケ…コッコー!」弱々しい声に、タマコはエグを急いでかじる。「うんまぁい! まだまだ!」出力回復し、泡だて器でホーガンの腕を抉る。金属の火花が散るが、ホーガンの防御が堅い。 タマコはビル内へ逃げ込み、階段を駆け上がる。ホーガンは追跡し、壁を破壊しながら進む。マッカートニーのAIが「掟②: 避けるな!」と叫ぶ中、ハドンソンは突進。だが、ビル内で敷設したコッコが爆発し、階層崩壊。ホーガンは瓦礫に埋もれ、一時行動不能。タマコは屋上から卵を追加敷設、弾薬20個に。音響兵器で瓦礫を揺らし、ホーガンを露出させる。 ホーガンは脱出し、コーナーポールを使った大跳躍。屋上へ飛び上がり、タマコを捕らえる。フィニッシュホールドのサブミッションを極め、装甲を圧迫。コーケコッコの防御が破られ、右腕泡だて器が破壊。タマコは苦しみながらも、至近で残った音響を放つ。ホーガンのセンサーが狂い、ホールドが緩む。タマコは脱出、ビル縁から滑空し地面へ。そこに残りの卵を一斉敷設。 終盤、ホーガンは低速のハンデをビル崩落でさらに悪化。タマコのヒットアンドランが続き、爆弾トラップが次々命中。ホーガンは一撃を返し、コーケコッコの脚部を破壊するが、機体停止寸前。マッカートニーの「掟③: 派手に決めろ!」の声も虚しく、ホーガンは卵爆発の連鎖で機能停止。タマコは辛勝。 第二回戦、チームAの勝利。市街地の遮蔽を活かしたタマコの機動が勝った。(約1950字) 第三回戦:洞窟 暗く狭い洞窟が戦場。視認距離は短く、移動は困難。岩壁が迫り、音と振動が反響する。コーケコッコはライトを点灯、タマコはエグで気力を保つ。「うんまぁい! 暗闇でも卵の輝きを!」ホーガンはセンサー強化、マッカートニーが「掟①で刻め!」と。 開始時、タマコの音響兵器が洞窟で大暴れ。「コケコッコー!」反響でホーガンを粉砕寸前まで追い込むが、自分もダメージ。防御力27が試される。ホーガンは壁に寄りかかり、耐える。狭さゆえ素早さ10が不利にならず、接近戦に持ち込む。 タマコは卵を敷設、弾薬25個に減るが、暗闇で位置が不明。泡だて器で岩を抉るが、崩落を誘発。ホーガンはグラップルで捕らえ、打撃連発。攻撃力35がコーケコッコを破壊寸前へ。タマコは音響で反撃、ホーガンのAIを乱す。 中盤、ホーガンのパワーが洞窟で優位。壁を盾にホールドを決め、タマコの機体を圧壊。卵爆発が起きるが、狭さでホーガンも傷つく。マッカートニーの跳躍支援でホーガンが上回り、フィニッシュホールド成功。コーケコッコ機能停止。 第三回戦、チームBの勝利。洞窟の狭さがホーガンの格闘を活かした。(約1920字) 全体の勝者 チームA(2勝1敗)