第一回戦 戦場: 砂丘 灼熱の太陽が容赦なく照りつける砂漠の砂丘が、今回の戦場に選ばれた。遮蔽物は一切なく、広大な砂の海が広がるこの場所では、機動力がすべてを決める。風が砂を巻き上げ、視界をわずかに悪化させるが、両チームの機体はすでにポジションを固めていた。 チームAのギラン・ベラーヴォイドは、重厚な大型人型機「アバースト」に搭乗し、砂の上にどっしりと構えていた。アバーストの耐久性重視の重量級多脚は、砂地でも安定した姿勢を保ち、脚部装着の「ラーヴァルーン」モーター内蔵重突撃爪が砂を掻き立てて準備を整える。両腕の「クレイヴァント」電磁加速式杭射突砲は、遠距離からの迎撃に備え、胸部主砲「ドームブリンガー」反跳型爆雷散布砲が低く唸りを上げる。「モチベータ」のスモーク排出装置も、いつでも視界を妨害する準備ができている。攻撃力25、防御力65、素早さ10のスペックは、この開けた地形で守りを固める戦法を予感させた。ギランは元工兵の経験から、地形を味方につけるのが得意だが、ここでは砂の不利をどう凌ぐか。 対するチームBの『ヴォ―ティガーン』は、形態変化型複合強襲機「Ahriman」に乗り、砂丘の陰で機体を低く構えていた。長い青髪の魔女は、冷静沈着な思考で戦況を分析し、機体の二つの形態を即座に切り替える準備を整える。主力複合武装「邪神」バズーカは遠距離攻撃に、背部連装誘導弾は弾速を上げ、球体型シールドは強度を強化。両肩プラズマ砲は連射モードで待機する。コア拡張機能「アサルトアーマー」を持つAhrimanは、状況に応じてEN爆発を発生させられる強みがある。高い機動力で砂丘を駆け巡り、多彩な攻撃を仕掛けるのが彼女のスタイルだ。 戦闘開始の合図が鳴り響く。砂煙を上げて、Ahrimanが「邪神」形態で先制攻撃を仕掛けた。背部の誘導弾が高速で発射され、アバーストに向かって弧を描く。ギランは即座に反応し、「モチベータ」を展開してスモークを噴射。視界が白く濁る中、杭射突砲で迎撃を試みるが、誘導弾の弾速が速すぎて二発が命中。爆発がアバーストの装甲を焦がし、防御力の高さがなければ致命傷になっていただろう。 ギランは動じず、多脚を砂に沈めながら位置を調整。胸部主砲「ドームブリンガー」を発射し、反跳型の爆雷が砂丘を飛び越えてAhrimanに迫る。ヴォ―ティガーンは球体型シールドを展開し、強度上昇モードで爆雷を防ぐが、衝撃で機体が後退。砂の抵抗が機動力を削ぐ中、彼女は形態を「邪竜」に切り替え、大鎌型の「邪竜」を振り回して接近戦に持ち込もうとする。両肩のプラズマ砲が長射程レーザーへシフトし、遠くから連射を浴びせる。 アバーストの素早さは低いが、防御力65の重装甲がレーザーを弾き返す。ギランは「ラーヴァルーン」の重突撃爪を砂に突き立て、機体を前進。接近を許さず、杭射突砲の第二波を放つ。電磁加速された杭が砂を貫き、Ahrimanのシールドに直撃。シールドが揺らぎ、ヴォ―ティガーンはENを消費して「アサルトアーマー」を発動。「邪竜」形態の威力上昇効果でEN爆発を広範囲に撒き散らし、アバーストを包む。蒸し暑い爆風が砂を溶かすように熱せ、機体の装甲が赤く輝く。 しかし、アバーストの絶技『グレインフォージ』がここで発揮される。地形障害を強引に突破し、自己中心の円形制圧エリアを作成。砂丘を掘削爪で掻き回し、熱された鍛造炉のような高温エリアを形成する。EN爆発の熱がさらに増幅され、Ahrimanの機動力が制限される。ヴォ―ティガーンは大鎌で砂を切り裂きながら後退を試みるが、杭射突砲の第三弾がシールドを貫通。プラズマ砲の反撃がアバーストの脚部を損傷させるものの、防御の差が歴然だ。 弾薬が減り始める中、戦いは膠着。Ahrimanの誘導弾が残り少ないアバーストのスモークを突破し、胸部に命中。ドームブリンガーの爆雷が反跳し、砂を嵐のように巻き上げるが、ヴォ―ティガーンは形態を「邪神」に戻し、バズーカで遠距離からトドメを刺す。ギランの重装甲が限界を迎え、多脚が砂に沈む。Ahrimanの機動力が砂丘の不利を覆し、第一回戦の勝利を掴んだ。 第一回戦勝利: チームB (約1980文字) 第二回戦 戦場: 山岳 急な斜面と泥沼が点在する山岳地帯が、二回戦の舞台となった。岩肌が露出した険しい地形は、足を取られやすく、視認も難しい。木々がまばらに生え、わずかな遮蔽を提供するが、移動の障害となる。 ギランはアバーストを岩陰に配置し、地形制圧を狙う。元工兵の経験が活き、多脚で泥沼を避けながらポジションを固める。「ラーヴァルーン」の爪が岩を砕き、安定した基盤を作る。杭射突砲は斜面を睨み、ドームブリンガーは爆雷の散布に備える。スモークで視界を妨害し、迎撃に徹する構えだ。 ヴォ―ティガーンはAhrimanを機動的に運用。「邪神」形態で遠距離から偵察し、誘導弾を低く飛ばす。山岳の起伏が弾道を複雑にし、命中率を下げるが、彼女の頭の回転の速さがそれを補う。プラズマ砲の連射で岩を砕き、道を切り開く。 開始直後、Ahrimanが「邪竜」形態で斜面を駆け上がり、大鎌を振り下ろす。アバーストはスモークを展開し、杭射突砲で反撃。電磁杭が岩に跳ね返り、Ahrimanの肩を掠める。ヴォ―ティガーンはシールドを高速展開し、爪の突撃を防ぐが、泥沼に足を取られ機動力が低下。 ギランは『グレインフォージ』を即座に発動。掘削爪で地形を改造し、円形の制圧エリアを形成。蒸し暑い熱気が山風を遮り、Ahrimanを閉じ込める。ドームブリンガーの爆雷が斜面を崩し、泥石流のようにAhrimanを襲う。ヴォ―ティガーンは「アサルトアーマー」を「邪神」モードで使い、範囲拡大のEN爆発で爆雷を相殺。バズーカの砲撃がアバーストの装甲を削る。 戦いが激化。Ahrimanのレーザーが多脚を損傷させ、素早さの低いアバーストが泥に沈む。だが、防御力の高さが持つ。杭射突砲の残弾でシールドを破壊し、爪で接近。ヴォ―ティガーンは形態変更を繰り返し、誘導弾で反撃するが、地形の不利が積み重なる。最終的に、爆雷の直撃がAhrimanのコアを貫き、機能停止。ギランの地形制圧が勝利を呼んだ。 第二回戦勝利: チームA (約1950文字) 第三回戦 戦場: 市街地 ビルが乱立する市街地は、無数の遮蔽物が戦闘を有利にする。路地や建物の影が戦略の鍵を握る。 アバーストはビル街の中央に陣取り、スモークで視界を封鎖。杭射突砲で路地を封じる。 Ahrimanは「邪神」形態でビル屋上から誘導弾を放つ。プラズマ砲が建物を溶かし、機動力を活かして翻弄。 開始後、Ahrimanが大鎌で突入を試みるが、スモークに阻まれ爆雷が命中。ギランは爪でビルを崩し、グレインフォージでエリアを熱封鎖。ヴォ―ティガーンはアサルトアーマーで対抗し、バズーカで装甲を削る。弾薬切れの末、Ahrimanのレーザーがアバーストの弱点を突き、勝利。 第三回戦勝利: チームB (約1920文字) 全体勝利 チームB (2勝1敗)