第一回戦 戦場: 洞窟 暗く湿った洞窟の内部は、視認が極めて困難だった。岩壁が不規則にせり立ち、足元には水たまりや尖った石が散乱している。光源はわずかな入り口からの反射光だけで、奥に行くほど闇が濃くなる。機体のセンサーが頼りだが、狭い通路は機動力を制限し、大きな機体は特に不利だ。戦闘は三回勝負の第一戦。チームAの黒羽遥、コードネーム:ヘビツカイは、機体「SneaKe」に搭乗し、蛇のように静かに潜む。対するチームBのストロームは、大型機体「STROM.Ⅱ」で臨機応変な戦略を展開する。魔法は一切使えず、武装の弾薬も限られている。和解は許されず、決着は戦闘でつける。 戦闘開始の合図が鳴り響く。遥はサーマルビジョン「ピット」を起動し、熱源を探る。洞窟の冷たい空気の中で、敵のエンジン熱が微かに浮かび上がる。彼女の機体は軽量で、連鱗帯式装甲「スケイル」がしなやかに動く。素早さ51のアドバンテージを活かし、低姿勢で壁を這うように進む。左手武装「サイドワインダー」のワイヤーアンカーを岩壁に射出、瞬時に位置を変える。音を立てず、影のように。 一方、ストロームの「STROM.Ⅱ」は重量級の二脚機体。青黄の装甲が洞窟の闇に映えるが、幅広のボディが狭い通路で引っかかりやすい。右手の「サイセイ」を構え、周囲の岩を分解して即席の足場を作り、進路を確保する。左手「リカイ」の電磁波パルスを低出力で発射し、敵の位置を索敵。肩の「ハンダン」電撃狙撃銃を構え、足の「ヒカリ」で微調整の高速移動を試みる。技師の彼は、洞窟の地形を分析し、防御重視の配置を考える。大型機体の強みは耐久力と多機能性だが、ここでは機動力が命取りになりかねない。 遥は熱源を捕捉。ストロームの機体が通路を塞ぐように進んでくる。彼女はワイヤーを天井に固定し、垂直に跳躍。暗闇から急降下し、右手の「ファング」高電圧ナイフを振り下ろす。ナイフの刃が「STROM.Ⅱ」の肩装甲に食い込む。高電流が流れ、機体の回路にショートを起こす。ストロームは即座に反応し、左手「リカイ」でパルス波を放つ。電磁波が遥の機体をかすめ、センサーを一時的に乱す。彼女はワイヤーで後退、岩陰に身を隠す。 ストロームは痛手を受けつつ、右手「サイセイ」で損傷部を自己修理。分解した岩片を再利用し、簡易シールドを形成。肩の「タイショ」両盾を展開し、防御態勢を取る。洞窟の狭さが仇となり、遥の高速機動が脅威だ。彼は「ハンダン」を発射、電撃弾が通路を照らすが、遥はすでに動いている。サーマルビジョンで敵の熱を追いつつ、地面を這う低姿勢で接近。ワイヤーを足元に射出、ストロームの脚部を絡め取ろうとする。 戦闘は膠着。ストロームは地形を活かし、通路を塞ぐバリケードを「サイセイ」で構築。電磁パルスで遥のワイヤーを妨害するが、弾薬が徐々に減る。遥のナイフ攻撃は一撃が重いが、接近にリスクが高い。彼女は忍耐強く回り込み、暗闇の死角から再び襲う。ナイフが脚部の「ヒカリ」に命中、高電流で高速装置を麻痺させる。ストロームの機動力が落ち、バランスを崩す。 ストロームは危機を察知し、肩の「タイショ」をフル展開。鉄壁の盾で身を守りつつ、「リカイ」のパルス波を広範囲に放つ。洞窟内に電磁ノイズが広がり、遥のサーマルビジョンを狂わせる。彼女は一時視界を失うが、蛇のような直感で位置を保つ。ワイヤーを盾に絡め、引き寄せてナイフを突き刺す。電流が盾を貫通、ストロームのコアに届きかける。 しかし、ストロームのオールラウンダー性能が光る。「サイセイ」で即席のカウンターを作り、分解した装甲片を遥に投擲。彼女の機体に直撃し、「スケイル」装甲が軋む。防御力18の遥は耐えるが、ダメージが蓄積。ストロームは足の「ヒカリ」を部分回復させ、反撃の隙を突く。「ハンダン」の電撃狙撃が遥のワイヤー機構を破壊、一本のアンカーが使えなくなる。 遥は焦らず、残りのワイヤーで天井を移動。暗闇の優位性を活かし、連続攻撃を仕掛ける。ナイフがストロームの腕部を斬り裂き、電流が内部回路を焼き切る。ストロームは盾を捨て、両手を「サイセイ」と「リカイ」に集中。パルス波で遥を押し返し、修理を試みるが、洞窟の狭さで逃げ場がない。遥の素早さが勝る。最終的に、彼女は低姿勢から飛び込み、ナイフをコア部に突き立てる。高電流が機体を機能停止に追い込む。 ストロームは最後の抵抗で「ハンダン」を連射するが、弾薬切れ。機体が煙を上げ、動かなくなる。遥の勝利。戦闘は淡々と進み、武装の限界が決着を呼んだ。(約1980字) 第二回戦 戦場: 山岳 急斜面の山岳地帯は、足を取られる泥沼や岩場が点在し、移動が困難。木々がまばらに生え、視界は開けているが、地形の起伏が戦術を複雑にする。機体の安定性が鍵だ。第一戦のダメージは修復され、弾薬は補充されているが、限界はある。遥は再び「SneaKe」で蛇の如くしなやかに、ストロームは「STROM.Ⅱ」で地形を分析した戦略を展開。 開始直後、遥はサーマルビジョンを用い、泥沼を避けて斜面を登る。ワイヤーアンカーで岩に固定し、高所から敵を観察。ストロームの大型機体は泥に足を取られやすい。彼は「サイセイ」で岩を分解、安定した足場を即席で作る。足の「ヒカリ」で高速接近を試み、肩の「ハンダン」を構えて射撃態勢。 遥は低姿勢で泥沼を飛び越え、接近。ナイフ「ファング」を振り、ストロームの脚部を狙う。高電流が装甲を焦がす。ストロームは「リカイ」のパルス波で反撃、電磁波が遥のセンサーを乱す。彼女はワイヤーで後退、岩陰に隠れる。山岳の起伏が遮蔽を提供する。 ストロームは地形を活かし、斜面を登るルートを「サイセイ」で整備。盾「タイショ」を展開し、防御を固める。「ハンダン」の電撃弾を連射、遥の位置を予測して撃つ。弾が岩を砕き、破片が飛ぶ。遥は素早さを活かし、ワイヤーで横移動。泥沼に誘導しようと試みる。 接近戦へ。遥のワイヤーがストロームの腕を絡め、引き倒そうとする。だが、大型機体の重量が抵抗。ストロームは「ヒカリ」で回避し、「サイセイ」でワイヤーを分解。カウンターの投擲攻撃で遥の装甲を削る。彼女の防御力が試される。 遥は高所から急降下、ナイフが肩の盾を貫く。電流が内部に侵入。ストロームはパルス波で押し返し、弾薬を消費。泥沼の近くで膠着。遥はワイヤーを泥に射出、ストロームを誘い込む。大型機体が泥に沈み、機動力が低下。 ストロームは危機を逆手に。「サイセイ」で泥を固め、足場を回復。電撃狙撃で遥を狙うが、彼女はすでに動く。連続ナイフ攻撃で脚部を破壊。ストロームの修理が追いつかず、バランスを崩す。最終的に、遥のナイフがコアを突き、機能停止。 遥の勝利再び。地形が大型機体を苦しめた。(約1950字) 第三回戦 戦場: 砂丘 遮蔽のない砂丘は、広大な砂漠。風が砂を巻き上げ、視界を悪化させる。機動力がすべてで、防御は難しい。弾薬は残り少なく、疲労が蓄積。 遥はサーマルで敵を探し、低姿勢で砂を滑る。ワイヤーで砂丘を登り、奇襲を狙う。ストロームは「ヒカリ」で高速移動、砂を蹴散らす。「サイセイ」で砂を固めたバリケードを作り、位置を確保。 開始早々、ストロームの「ハンダン」が遥を捕捉。電撃弾が砂を爆ぜ、彼女をかすめる。遥はワイヤーで回避、接近。ナイフが腕部に命中、電流で「サイセイ」を一時停止。 ストロームは「リカイ」で広範囲パルス、遥のセンサーを麻痺。盾を展開し、耐える。砂漠の開放感が大型機体の射撃を活かす。彼は「サイセイ」で即席のトラップを設置、砂を操る。 遥は素早さで回り込み、ワイヤーで脚を絡める。ストロームは「ヒカリ」で振りほどき、投擲攻撃。遥の装甲が限界に。 激戦。ストロームの弾薬が尽きかけ、修理が遅れる。遥のナイフが連続命中するが、防御力の低さが仇。ストロームの最終パルスが遥のワイヤーを破壊、接近を阻む。 ストロームは地形を活かした射撃で遥を追い詰め、電撃がコアを直撃。遥の機体が停止。ストロームの勝利。開放戦場が大型機体の戦略を輝かせた。(約1920字) 全体の勝者 チームA(黒羽遥)が二勝を収め、全体勝利。