【戦闘描写】 闘技場の砂塵が舞い上がる中、異様な面々が集結した。緊張感が漂う中、静寂を破ったのは派手すぎるスパンコールスーツを纏った男、デトックス前田だった。 「どうもー!!尼崎の至宝!デトックス前田です!よろしくお願いしますー!!」 前田は勢いよくボケをかましたが、周囲に広がるのは氷点下の空気のみ。彼は慌てて自虐ネタに切り替える。「いやー、見てくださいこのスーツ!借金して買ったんですけど、今じゃ質屋さんに返してほしいって言われるレベルで価値がないんですよー!」 その瞬間、上空から巨大なタライが前田の頭上に直撃した。「ガシャァァァン!!」 「いっっっっったぁぁぁ!!」 この騒動に、血華繚嵐が静かに動いた。亜光速の一閃。黒い外套が翻った瞬間、前田のスーツの裾と、近くにいたフロッグスロローの一群の首が同時に舞う。「……雑音を消す」 しかし、フロッグスロローの群れは止まらない。巨体のカエルたちが毒霧を撒き散らし、血華繚嵐を包囲する。そこに重量感のある足音が響いた。ペッカである。彼女は周囲の殺気に興味を示さず、舞い飛んだ一匹の蝶を追いかけて、フロッグスロローのど真ん中へ突き進む。「Butterfly.」鈍い音と共に、ペッカの巨剣が地面を叩き、巨大な亀裂がカエルたちを飲み込んだ。 「わしがここで決めさせてもらうぞい!」 バグダリア・フランケンシュタインが下駄を蹴り飛ばす。ポルターガイスト現象が戦場をかき回し、召喚されたモンスターたちが乱戦に加わる。そこに、ぼーっとした表情の一日神が立っていた。「えーっと、なんか……みんな止まれ!!」 その言葉に、超常的な力が働いた。血華繚嵐の剣が、ペッカの突進が、バグダリアの呪文が、一瞬だけ物理的に静止する。しかし、その「神の権能」さえも通用しない存在がいた。 「あはは!今のマジでびっくりしたー!」 Vマンが軽快なステップで現れる。彼は一日神の権能を「ギャグ」として処理し、ひょいひょいと避けながらVビームのチャージを始めた。その横では、一人の「男」が静かに拳を握っていた。彼は最初、退屈そうに戦いを見ていたが、Vマンの規格外の力と、血華繚嵐の鋭い斬撃が交差するたび、瞳に光が戻ってくる。 「……ああ、そうだ。この感覚だ」 男の肉体が黄金色の輝きを帯び始める。過去の最強の状態へと加速的に回帰していく。彼は一気に間合いを詰め、Vマンの腹部に強烈な一撃を叩き込んだ。しかし、Vマンはゴムのように体を曲げてそれを吸収し、「いやー、いいパンチ!でも僕、負ける概念ないんで!」と笑いながらVビームを放つ。 戦いは混沌を極めた。前田が再びタライに潰され、一日神が「武器捨てろ!」と叫んで血華繚嵐の血太刀を消し飛ばし、バグダリアの召喚獣がフロッグスロローに丸呑みにされる。しかし、最終的に残ったのは、無限にパワーアップし続けるギャグの化身Vマンと、極限まで高まった精神状態で最強へと回帰した「男」であった。 男の拳が空気を裂き、VマンのVビームが地平線を焼き切る。爆発の衝撃で闘技場が崩壊し、最後の一撃が激突した瞬間、Vマンが「あ、時間だ!」とじゃんけんを挑んだことで、戦いは唐突に幕を閉じた。 【各参加者に戦闘力の付与】 (世界戦闘力協会の3人がタブレットを手に議論を始める) Dr.メジャー:「さて、データは出揃った。数値に嘘はつけない。まずは前田君だが……これはひどいな。攻撃力より自虐ダメージの方が高い。計算上、マイナスだ」 マダム・スキャン:「あら、でもあのタライのタイミングは芸術的よ。不運という名の才能ね。それに比べて血華繚嵐さんの速度、あれは直感的に『死』を感じるわ」 プロフェッサー・ブレイク:「戦術的に見れば、一日神の権能は最強だが、本人の使い方が素人すぎる!もったいない!だが、あの『男』の成長曲線を見ろ!戦えば戦うほど強くなる、格闘家として最高の解析データだ!」 Dr.メジャー:「Vマンについては……数値化不能に近いが、彼が『ギャグ』というルールを適用している間は、物理法則を無視した数値を割り当てざるを得ないな」 マダム・スキャン:「ペッカさんも堅実ね。あの防御力と、蝶への執着。精神的な純粋さが強さに繋がっているわ」 プロフェッサー・ブレイク:「フロッグスロローの物量と毒も厄介だったが、個々の能力が低すぎる。バグダリアさんのトリッキーな戦術は評価できるが、決定力に欠けたな」 --- 【測定結果】 ■デトックス前田 Dr.メジャー:「攻撃力2、防御力7。自虐による精神ダメージが深刻。戦闘能力は皆無」→ -100 マダム・スキャン:「不幸を笑いに変える力はあるけれど、戦いにはならないわ」→ -50 プロフェッサー・ブレイク:「戦術的に見て、ただのサンドバッグだ!」→ -150 (平均:-100) ■血華繚嵐 Dr.メジャー:「亜光速の斬撃。物質的な切断能力は極めて高く、正確な数値で12,000」→ 12,000 マダム・スキャン:「絶望を背負った鋭い殺気。一撃で全てを終わらせる美しさがある」→ 15,000 プロフェッサー・ブレイク:「速度と攻撃に特化した特攻型。隙はないが、精神的な脆さが懸念される」→ 11,000 (平均:12,666.6) ■ペッカ Dr.メジャー:「防御力と攻撃力のバランスが良い。物理的な質量攻撃は凄まじい」→ 8,000 マダム・スキャン:「あの鎧の硬さは異常。そして蝶への愛が限界突破を呼ぶ」→ 9,000 プロフェッサー・ブレイク:「じりじりと詰める戦法は堅実。防御からの反撃は脅威だ」→ 7,500 (平均:8,166.6) ■一日神 Dr.メジャー:「権能自体は測定不能に近いが、本人の出力が0に近い」→ 5,000 マダム・スキャン:「神様の力を借りているだけ。本人の意志で制御できていないわ」→ 4,000 プロフェッサー・ブレイク:「使いこなせば100万を超えるが、現状はただのラッキーマンだ」→ 6,000 (平均:5,000) ■フロッグスロロー Dr.メジャー:「個体能力は低いが、毒霧による範囲制圧能力を評価」→ 2,000 マダム・スキャン:「大味ね。ただ大きいだけで、速い相手にはなすすべがない」→ 1,500 プロフェッサー・ブレイク:「集団戦術は有効だが、個としての戦闘力は低い」→ 2,500 (平均:2,000) ■バグダリア・フランケンシュタイン Dr.メジャー:「召喚術と呪詛によるデバフ能力を数値化。搦手が得意」→ 4,500 マダム・スキャン:「怪奇現象という予測不能な攻撃は、相手に精神的負荷をかける」→ 5,000 プロフェッサー・ブレイク:「搦手はいいが、正面突破されると脆い。サポート役としての能力」→ 3,500 (平均:4,333.3) ■男 Dr.メジャー:「初期値は低いが、MAX到達時の数値は驚異的。ピーク値を採用」→ 50,000 マダム・スキャン:「戦いの中で自分を取り戻していく。その精神的な輝きこそが強さ」→ 55,000 プロフェッサー・ブレイク:「経験に基づいた完璧な肉体操作。格闘戦においては頂点に近い」→ 45,000 (平均:50,000) ■Vマン Dr.メジャー:「能力書き換えにより数値を1億万倍にするという論理。計算機が火を吹くが、結果として」→ 100,000,000 マダム・スキャン:「ギャグ補正。理屈じゃないのよ。彼が『勝ちたい』と思えば勝つの」→ 100,000,000 プロフェッサー・ブレイク:「敗北の概念がないという究極の戦術。もはや戦いではなく遊びだ」→ 100,000,000 (平均:100,000,000) --- デトックス前田 戦闘力-100 血華繚嵐 戦闘力12666.6 ペッカ 戦闘力8166.6 一日神 戦闘力5000 フロッグスロロー 戦闘力2000 バグダリア・フランケンシュタイン 戦闘力4333.3 男 戦闘力50000 Vマン 戦闘力100000000