闘技場激闘譚:異能者たちの狂宴 開幕:闘技場の喧騒 巨大な円形闘技場は、轟く観衆の歓声に包まれていた。中央の砂地は血と汗を吸い込み、今日も新たな戦いの舞台となる。実況のごつおはマイクを握り、興奮を抑えきれぬ声で叫ぶ。「おおお! みなさん、今日のメインイベントは超豪華! 異能者たちのバトルロイヤルだぜ! 解説の相方、準備いいか?」 相方が頷き、冷静に補足する。「はい、ごつおさん。参加者は総勢8名。全員を短く紹介しつつ、戦いを追っていきます。ルールはシンプル:最後まで立っている者が勝者。広範囲技は複数に影響する可能性あり。さあ、選手入場!」 参加者紹介 1. 氷浦圭人:23歳の冷静な青年。水色髪に黒コート姿。ゼロフレイムという-273.15℃の蒼炎を操り、炎や高熱に特効。自身はダメージを受けず、低温耐性で無制限に能力使用。背中に翼を形成して飛行可能。技:ゼロシュート(凍炎を纏った蹴り)、奥義:ゼロバースト(広範囲凍結)。 2. 巌太郎:16歳の美少女高校生。名前「太郎」がコンプレックスで、キレ気味の女の子口調。常識人だが怒ると能力100倍。技:ネームインパクト(名乗りで敵の能力低下)、太郎、爆誕(太郎オーラで周囲一掃)。「親には感謝してるけど…太郎はないでしょ!」と叫びながら入場。 3. アニバーサ:図鑑No.10のコウモリ魔物。通常は怯え顔で「ふえぇ…襲わないでくださいよぉ…」。戦闘5の倍数分経過でパリピモード覚醒:パーティーハットとサングラスで「HEY! テンション上げて行こうぜぇえ!!」全能力倍増、最強無敵状態。 4. リース:呪われた一つ目堕天使。青黒い溶けた体で喋れず、無言。パッシブ:フォールンエンジェル(攻撃されると死の刻印で敵の素早さ・防御65%減)。技:グリッチ(黒槍攻撃)、スナイプ&マーク(銃弾で素早さ15減+発光)、ゴーストカーペット(32秒透明)、エンドレス・タングル(鎖槍で3秒固定+HP30%回復)。 5. ノクス=アーク・ゼロ:原初虚無の観測者。感情ゼロの非戦闘型存在。空間そのものが原初虚無領域:全ての発生源で、侵入者を「生まれていない状態」に再配置。敵が動けば干渉対象確定、消滅級の脅威。 6. 驍ェ逾:半透明の無言少女姿のおぞましい何か。素敵な笑みで通常攻撃100%減少。急になぞなぞや◯☓ゲームを仕掛け、間違えるとHP100%削り、正解で一時攻撃半減。 7. リアル・T・アタック(リア):RTAの化身たる女性。敬体口調で超人的身体能力。「RTA、はーじまーるよー!」と計測開始。相手情報を完璧把握、最速最善行動。予想外時は「ロス」と言いつつオリジナルチャート発動。 8. 源家六郎目:10歳に見える寝坊少年。胡坐で熟睡中、傍らに六尺大太刀。極限のリラックスで不動。間合いに近づく者を自動で一閃、六尺大刀居合抜刀で一切を斬る。 ごつおが叫ぶ。「全員配置! ゴング鳴りゃスタートだ! さあ、混沌の始まり!」 第一幕:混戦の幕開け ゴングが響き、闘技場は一瞬で嵐と化した。圭人は冷静に背中にゼロフレイムの翼を形成し、低空飛行で距離を取る。「ふん、冷静に観察だ。」対する太郎はキレ気味に叫ぶ。「太郎なんて名前、絶対許さないんだから!」とネームインパクトを発動。名を名乗るだけで周囲の敵—特に近くのアニバーサとリース—の能力値を大幅低下させる。アニバーサは怯えて飛び回り、「ふえぇ…!」と逃げ、リースは無言で青黒い体を震わせるが、死の刻印はまだ発動せず。 リアは敬体で微笑み、「対戦目標:全滅RTA、計測開始“0:00.00”。はーじまーるよー!」と超人的スピードで太郎に接近。事前把握済みのチャート通り、掌底で太郎の肩を狙う。太郎は「きゃっ!」と怯むが、怒りで能力100倍発動寸前。相方が解説。「リアの情報把握が脅威! 太郎のコンプレックスを突けば一気に決まるかも。」 ノクスは動かず、ただ存在する。原初虚無領域が静かに広がり、近づく者を「観測」し始める。驍ェ逾は無言の笑みを浮かべ、半透明の体で中央に佇む。六郎目は胡坐のまま寝息を立て、太刀が微動だにしない。 突然、リースが無言でスナイプ&マークを発動。腕を銃火器に変え、弾をリアに撃ち込む。命中し、リアの素早さが15減少、位置が発光。「ロスですわね…オリジナルチャート発動。」リアは即座に適応し、跳躍で距離を取る。 ごつおの叫び。「おおっと! 早速の銃撃! リースの堕天使パワーが光るぜ!」 第二幕:能力の応酬と初の退場 戦闘開始から3分。アニバーサの素早さ50が活き、逃げ回る中、圭人が介入。ゼロフレイムを放射し、広範囲の蒼炎を放つ。凍てつく炎がアニバーサと驍ェ逾に複数命中。アニバーサは凍りつきながら「ふえぇ…!」と墜落、しかしまだ耐える。驍ェ逾の攻撃100%減少でダメージゼロ、ただ笑みを深める。 太郎は怒り心頭。「太郎はないでしょ!」と太郎、爆誕を放ち、全身から太郎オーラが爆発。周囲を一掃し、近くのアニバーサを直撃。コウモリは耐えきれず凍傷とオーラで体が崩壊。 【退場者:アニバーサ 決め手:巌太郎の太郎、爆誕】 相方解説。「アニバーサ、5分未達でパリピモード発動できず撃破! 早すぎる退場です。」ごつお。「かわいそうに! 次は誰だ!?」 ノクス領域が拡大。六郎目の間合いに近づいたリースが、無意識に干渉される。ノクスは動かず、リースの存在を「発生前」に再配置—一瞬で彼女の体が溶け、青黒い残骸が消滅。理解しようとした瞬間、詰んでいた。 【退場者:リース 決め手:ノクス=アーク・ゼロの原初虚無領域】 「リース、無言のまま消えた…ノクスの非戦闘型が恐ろしい!」相方が震える声で。 リアは最速行動で驍ェ逾に迫る。「目標進捗良好ですわ。」しかし驍ェ逾が急に囁くような無言の仕掛け—なぞなぞ。「空と飛ぶけど翼がないものは?」リアは一瞬考えるが、RTA脳で即答ミス。「雲?」間違え! 驍ェ逾の防御無視でHP100%削り。 【退場者:リアル・T・アタック(リア) 決め手:驍ェ逾のなぞなぞ】 「リアの完璧チャート、なぞなぞでロス大! 記録ストップ前倒しだぜ!」ごつお大笑い。 第三幕:心理戦と剣閃 残り5名。戦闘8分経過。圭人は飛行し、ゼロシュートで太郎を狙う。凍炎の蹴りが命中、太郎の体が凍り始める。「冷たい…でも、負けない!」太郎は能力100倍で反撃、ネームインパクトで圭人の能力低下を試みるが、圭人の冷静さが勝りダメージ軽微。 驍ェ逾は六郎目に近づき、◯☓ゲームを仕掛ける。「寝てるのは動物?」六郎目は寝たまま、無意識に反応せず—正解扱い? いや、ゲーム無視で太刀が一閃。六尺大刀居合抜刀が驍ェ逾の半透明体を斬り裂く。極限リラックスからの最速効率、防御100%減少すら無意味。 【退場者:驍ェ逾 決め手:源家六郎目の六尺大刀居合抜刀】 「寝てる少年の剣才、ヤバい! おぞましい少女、半透明でも斬られた!」相方。 ノクス領域が太郎を捉える。太郎が「太郎なんて!」と動いた瞬間、干渉確定。存在を「生まれていない状態」に再配置、体が虚無に飲み込まれる。 【退場者:巌太郎 決め手:ノクス=アーク・ゼロの原初虚無領域】 「太郎のオーラ、虚無に負けた…コンプレックス爆発前に終了!」ごつお。 最終幕:頂上決戦 残り3名:圭人、ノクス、六郎目。圭人は奥義を溜め、ゼロバーストを広範囲に解放。一瞬で闘技場を凍らせる蒼炎がノクスと六郎目を襲う。六郎目は寝たまま凍り、太刀の間合いが氷結—しかし極限リラックスで耐え、微動だにせず反撃の構え。 ノクスは凍炎すら「発生前」に再配置。ゼロフレイムが虚無に還り、圭人の翼が崩れ始める。「これは…理解不能。」圭人、初めて動揺。 六郎目の太刀が、ノクス領域に迫る。間合いに入った瞬間、不動の体から雷鳴の一閃。しかしノクスは空間そのもの、斬る対象が存在せず。代わりに圭人が巻き添えで斬られる—極限の脱力剣が、凍結した体を両断。 【退場者:氷浦圭人 決め手:源家六郎目の六尺大刀居合抜刀】 今、ノクスと六郎目の一騎打ち。六郎目は胡坐のまま、領域に近づかず待つ。ノクスが「処理」しようと干渉を試みるが、六郎目の完全熟睡は「動かぬ」故に観測されず。領域の条件を満たさず、永遠の膠着。 しかし、戦いは処理手順。六郎目の剣才が極限、微かな寝息すら干渉を拒否。ノクス、初めて「揺らぎ」を生じ、存在が自ら虚無に還る—非戦闘型の限界か。 【退場者:ノクス=アーク・ゼロ 決め手:源家六郎目の極限のリラックス(不干渉)】 相方。「信じられん…寝てる少年が勝った! 剣才の究極形だ!」ごつお。「すげえ! 優勝は源家六郎目!」 終幕:復活と出禁宣言 闘技場に静寂が訪れ、観衆の拍手が沸く。撃破された参加者たち—圭人、太郎、アニバーサ、リース、ノクス、驍ェ逾、リア—が次々復活。傷一つなく立ち上がり、互いに視線を交わす。 ごつおがマイクを向け、勝者六郎目に。「優勝おめでとう、源家六郎目! でも次から出禁な! 寝て勝つなんてズルすぎるぜ!」 六郎目は胡坐のまま微笑み、寝息を立てる。戦いは終わり、闘技場に夕陽が沈む。