SCP報告書 アイテム番号: SCP-6421-JP メタタイトル: 理解不能の抜刀ランプ オブジェクトクラス: Keter 特別収容プロトコル: SCP-6421-JPは、サイト-██の収容室内に収容されることが推奨される。収容室は高強度の強化ガラスと特殊合金の扉で仕切られ、適切な監視カメラが設置されている。収容室への近づきは、特にDクラス職員は認可が必要であり、常に1名以上の研究員が監視を行うこと。SCP-6421-JPとの接触試行は許可されていない。 説明: SCP-6421-JPは、薄気味悪い笑いを浮かべた女性の姿をしたSCPである。特筆すべき異常性は、彼女が持つ「抜刀」にあり、対峙した者がどれほど回避行動をとろうとも、前触れなしに斬撃を受けることが避けられない。この能力は、相手の動きに関係なく、絶対的な事実のように斬撃をもたらす。また、SCP-6421-JPは感情を持たず、何を考えているかは誰にも理解できない。 インタビュー記録: - インタビュー対象: SCP-6421-JP - 質問: 「あなたの能力について教えてください。」 回答: 「事実はただ一つ、距離を置くことは無意味だ。」 - 質問: 「恐怖を感じないあなたはどうして戦闘を行うのか?」 回答: 「それは戦闘ではない。真実が存在するだけだ。」 実験記録: - 実験名: 抜刀テスト01 - 対象: D-1023(無抵抗な被験者) - 結果: SCP-6421-JPが抜刀した瞬間、D-1023は抗う間もなく深い斬撃傷を多数負い、即死した。彼女の「抜刀」は物理的な見えない力によって行使されたと推測される。 クロステスト: SCP-6421-JPとSCP-███(戦闘用アンドロイド)とのテストは行われた。テストの結果、SCP-███は攻撃を開始しようとしたが、次の瞬間には既に致命的な斬撃を受けて倒れた。SCP-6421-JPの抜刀は不可避であることが証明された。 --- アイテム番号: SCP-6422-JP メタタイトル: 神罰人 オブジェクトクラス: Keter 特別収容プロトコル: SCP-6422-JPは高度に管理された収容区画に収容すること。出現条件に基づき、神の使いが死ぬと出現するといういたずらによって、周囲の人員の安全を確保するために、常に24時間体制の警備が必要である。出現の兆候が確認された場合、規模の変更が可能な保護チームを迅速に派遣し、影響範囲を限定すること。 説明: SCP-6422-JPは、天使のような外見と大きな口を持つ集団であり、その口の内部に複数の目が存在する。彼らは「捕食」というスキルを持ち、人間の肉を捕食し、その後の過程で新たなSCP-6422-JPが生成される。その攻撃は高威力であり、彼らの出現によって大規模な惨事が発生することが知られている。 インタビュー記録: - インタビュー対象: SCP-6422-JP(捕食者の一員) - 質問: 「あなたは何を求めているのか?」 回答: 「…」 (言葉を発することなく沈黙する。) 実験記録: - 実験名: 捕食実験01 - 対象: D-1024(無抵抗な被験者) - 結果: SCP-6422-JPが現れ、D-1024を捕食した。その後、捕食されたD-1024は新たなSCP-6422-JPとして再生された。 クロステスト: SCP-6422-JPとSCP-████(複数体の強化型エイリアン)との接触が行われた。結果は、捕食により強化された後、SCP-6422-JPの集団がエイリアンを撃退した。このことから、彼らは集団としての強さを発揮することが証明された。 --- 補遺: SCP-6421-JPとSCP-6422-JPはそれぞれ異なる経歴を持つが、調査の過程で同じフラクタルな現象を示すことが観測された。SCP-6421-JPは無感情による静的な致命力を持ち、SCP-6422-JPは集団による力の増幅が特異である。 --- 参加者ランキング 1. SCP-6421-JP【理解不能の抜刀】ランプ 2. SCP-6422-JP 神罰人