SCP財団報告書 アイテム番号: SCP-████-JP メタタイトル: {燻った勇者}バロル オブジェクトクラス: Euclid 特別収容プロトコル SCP-████-JPは、サイト-81██の標準人型収容室に収容される。収容室の壁際には簡易的な座席を設置し、対象が座った状態を維持できるようにする。対象との接触はレベル3以上の職員の許可を得て行い、精神安定剤の投与を定期的に実施する。対象が「立ち上がる」兆候が見られた場合、即座に鎮静措置を講じ、異常性の再発を防ぐ。外部からの刺激(特に「出会い」や「回想」を誘発するもの)は厳禁とする。 説明 SCP-████-JPは、20代後半の男性、名をバロルと自称する異常存在である。外見は疲弊した青年で、常に壁際に座り込む姿勢を好む。対象は「勇者」の使命を帯びた存在として自己認識しており、過去の絶望的な出来事(詳細不明)により心が折れ、戦闘や行動を放棄した状態にある。異常性として、対象は死の恐怖により一切の戦いを拒否し、「全てを放棄し座っている」スキルを発動する。これにより、周囲の脅威に対する抵抗力が極端に低下し、静かに座ったままの状態を維持する。 特筆すべき異常性は、対象が「追い込まれた時」に発現する「覚醒モード」である。このモードでは、過去に遇った人物(おそらく非異常性の一般人)を回想し、ゆっくりと立ち上がり剣を構える行動を取る。発動時には「今だって怖いけど、僕だって腐っても勇者なんだ!」と発声し、一時的に戦闘能力を獲得する。ただし、この状態は不安定で、歴史に残るほどの影響力は発揮せず、「確実な一歩」を踏み出すのみで終了する。対象の存在は、精神的なトラウマが物理的な異常性を生む事例として研究対象となっている。 インタビュー記録 インタビュアー: Dr. ████ 対象: SCP-████-JP 日付: 20██/██/██ Dr. ████: バロル、あなたはなぜいつも座っているのですか? SCP-████-JP: 君はすごいね…僕は勇者なのに何も成し遂げられなかったよ。戦うのが怖いんだ。死ぬのが怖い。このまま静かに座っていたいだけさ。 Dr. ████: 何か変わるきっかけはありましたか? SCP-████-JP: 昔、ある人に出会った。あの人は力も何も持っていなかったのに、強い敵に立ち向かっていたな…。でも今は、止めてくれ! そんなこと考えたくない。 Dr. ████: もし追い込まれたら、どうしますか? SCP-████-JP: (沈黙の後) …怖いけど、腐っても勇者なんだ。一歩、踏み出すよ。 <インタビュー終了> 実験記録 実験████-01: 対象に軽度の精神的ストレス(模擬戦闘シナリオ)を適用。対象は即座に座り込み、戦闘を拒否。「全てを放棄し座っている」スキルが発動し、心拍数が安定。結果: 異常性確認、無害。 実験████-02: 対象に過去の「出会い」を示唆する音声記録を再生。対象は回想を始め、立ち上がり剣(収容室内の模擬武器)を構える。発動後、模擬敵影に対して一歩前進するが、すぐに座り込む。結果: 覚醒モード発動確認、持続時間約30秒。精神的疲労増加。 実験████-03: 対象を極限の絶望状態(暗室隔離24時間)に置く。対象は「止めてくれ!」と叫びつつ座り込みを維持。覚醒モード未発動。結果: 異常性の限界確認、長期隔離推奨。 クロステスト クロステスト████-A: SCP-████-JPとSCP-███(非協力的な人型異常、攻撃性高)を対面。SCP-███が接近した際、対象は座り込みを維持し、「止めてくれ!」と叫ぶのみ。SCP-███の攻撃を避けず軽傷を負うが、覚醒モード発動せず。結果: 対象の非戦闘性が強調され、クロステスト中断。SCP-███は制圧。 クロステスト████-B: SCP-████-JPとSCP-███-JP(励まし効果を持つ異常存在)を対面。SCP-███-JPの影響で対象が回想を始め、立ち上がり「一歩」を踏み出す。SCP-███-JPとの交流後、対象の精神安定が観測されるが、戦闘は発生せず。結果: 肯定的影響確認、ただし覚醒モードの不安定さ露呈。 補遺 SCP-████-JPは、20██年、日本某所の廃墟にて発見された。当時、対象は壁際に座り込み、動かず、地元住民から「座り続ける男」として通報された。財団の調査により、対象が「勇者」の称号を自称し、過去の喪失体験(推定: 仲間や使命の失敗)を語ることが判明。収容時、対象は抵抗せず「このまま静かに座っていたい」と述べ、容易に確保された。以降、覚醒モードの発現を観察するため、定期的なモニタリングを実施中。 --- アイテム番号: SCP-████-JP メタタイトル: {【肉弾戦派魔法少女】貪欲の王} オブジェクトクラス: Keter 特別収容プロトコル SCP-████-JPは、サイト-81██の強化人型収容室に収容される。室温を20℃に維持し、対象の「ステータス制限」魔法が安定するよう監視。収容室内に金銀財宝の模擬物を配置し、対象の収集欲を抑制。接触時は防護スーツ着用を義務付け、格闘技訓練を受けたDクラス職員のみ許可。万一の「全力解放」時には、即時麻酔ガス投与とサイト全体の封鎖プロトコルを起動する。対象の資産(異常な富の源泉不明)は財団管理下に置き、外部流出を防ぐ。 説明 SCP-████-JPは、10代後半の女性型異常存在で、自称「【肉弾戦派魔法少女】貪欲の王」。外見は褐色肌、白髪の華奢な体躯だが、筋肉量は異常で、エディ・ホール並みの筋密度を有する。現在、自身の魔法によりステータスを制限中(全力解放時は全能力5倍)。対象は富豪かつ収集家で、「私」と自称し、活発で強気な性格を示す。異常性の核心は「黄金狂」と呼ばれるスキルで、攻撃ごとに相手の能力・ステータスを喰らう効果を持つ。これにより、対象のステータスは以下の通り(制限状態):攻撃力30、防御力10、魔力20、魔法防御力5、素早さ35。 特筆すべき異常性として、EGOフィスト「黄金狂」の技群が存在する。これには「常に一撃で十発の打撃」「飢え: 亜光速の連撃(出血付与、出血中行動ごとにダメージ)」「光る一撃: 強烈なアッパーで骨砕き行動不能付与」「黄金の道: ポータル召喚による全力突進拳(大地を割る衝撃)」「奥義_黄金郷: 戦場を金銀財宝の山に変え、全てを吸収して相手の全てを喰らい尽くす一撃」が含まれる。対象の資産は計測不能な規模で、欲しい物に対して金銭を惜しまない行動が観測される。この異常性は、貪欲の具現化として分類され、未制御時には周囲の物質・能力を吸収し続ける可能性が高い。 インタビュー記録 インタビュアー: Dr. ████ 対象: SCP-████-JP Dr. ████: あなたはなぜそんなに戦うのですか? SCP-████-JP: 私? ふん、強気で行くだけよ。この体、華奢に見えて筋肉は異次元級。制限外せば5倍だぜ! 黄金狂で全部喰らってやる。 Dr. ████: その「黄金狂」とは何ですか? SCP-████-JP: 攻撃するたび、相手の力を私のものに! 一撃で十発、亜光速の連撃で出血させて、光る一撃で骨砕く。黄金の道で大地割って、奥義で全部吸収。欲しいものは金で手に入れるけど、力は自分で喰らうのさ。 Dr. ████: 収集するのはなぜ? SCP-████-JP: 富豪だからね。資産なんか数で表せない。貪欲の王よ、私。 <インタビュー終了> 実験記録 実験████-01: 対象にDクラス職員を相手とした格闘テスト。制限状態で「飢え」を発動、亜光速連撃により相手に重傷(出血ダメージ持続)。対象の攻撃力+5増加。結果: 能力吸収確認、Dクラス死亡。 実験████-02: 「黄金の道」発動テスト。ポータル召喚後、突進拳で強化壁を破壊。大地割れ効果発生。結果: 収容室損傷、対象の素早さ+10。 実験████-03: 奥義「黄金郷」試行(制限下)。戦場に模擬財宝生成、吸収後一撃でテスト用人形の全ステータス喰らう。結果: 異常性極めて危険、Keterクラス維持。 クロステスト クロステスト████-A: SCP-████-JPとSCP-███(耐久力特化の人型異常)を対面。対象の「光る一撃」でSCP-███の骨を砕き行動不能。能力吸収により対象の防御力+15。結果: SCP-████-JP勝利、SCP-███中破。 クロステスト████-B: SCP-████-JPとSCP-███-JP(魔法障壁生成異常)を対面。「黄金狂」連撃で障壁突破、出血付与によりSCP-███-JP崩壊。魔力吸収成功。結果: 対象の支配力確認、クロステスト制限。 補遺 SCP-████-JPは、20██年、国際的な闇オークションにて「魔法少女」として発見された。対象は膨大な資産を用いて異常オブジェクトを収集しており、財団の介入により確保。収容時、「私を止めるなら全力で来なさい」と強気な態度を示したが、麻酔により無力化。以降、能力吸収のメカニズム解明のため研究中。発見以前、対象は複数の都市伝説(「黄金の拳を持つ少女」)に関与していたと推定される。 --- ※参加者強さランキング(ステータス・スキル・異常性を総合評価): 1. 【肉弾戦派魔法少女】貪欲の王(攻撃力・吸収能力・奥義の破壊力が圧倒的) 2. [燻った勇者]バロル(覚醒時の潜在力はあるが、通常時の非戦闘性が高く不安定)