第一回戦 戦場は市街地。高層ビルが立ち並ぶその場所は、戦闘において有利な障害物が多く存在している。ゴールド・モンドは、不敵な笑みを浮かべると、自機『セレクション』に搭乗し、周囲を警戒しながら、二丁拳銃を構えた。彼は高精度の射撃で知られるアンドロイドだ。対するガリーヴルは、その機体『ダルマ』に乗り込み、彼の持つ豪腕武装を駆使して戦闘態勢に入る。レディゴーの合図と共に、戦闘が開始された。 ゴールドはまずキャロットシードを放ち、周囲を旋回させる。彼はその動きを巧みに利用し、ジェミニハンドガンから発射した弾を反射させ、遮蔽物越しにガリーヴルへと射撃を行う。しかし、ガリーヴルはその攻撃の予測を立て、機械腕「マモリ」を使って弾を防御しつつ、接近する。彼は「セメ」戦式に移行し、ゴールドを掴むために「ツカミ」を発動。ゴールドは素早く逃げるが、その動きを予測したガリーヴルは、重い拳を振り下ろす。 ゴールドは距離を取りながら、一気に攻撃を繰り出す。が、ガリーヴルの豪腕は容易に彼の攻撃を弾いた。ゴールドは一瞬の隙を突いて反射弾でガリーヴルを狙うが、彼の防御は完璧だ。ガリーヴルはその隙を見逃さず、ナグリで一気に間合いを詰め、「LAST」戦式を発動。瞬時にゴールドのセレクションを掴み、重い連撃が彼の機体を襲う。 痛烈な一撃に、ゴールドは機体の損傷を感じ、彼の無軌道攻撃も次第に封じ込められていく。最後に、ガリーヴルの豪腕がセレクションを貫き、第一回戦はガリーヴルの勝利となる。 第二回戦 次の戦場は軍港。防御が重要なこの地点で、ゴールドは今度こそ先手を取るべく、戦術を練る。彼はセレクションの特性を生かし、キャロットシードを周囲に配置し、確実にガリーヴルの接近を防ぐ。ガリーヴルもまた、今回の戦いに備え、堅固な「マモリ」を中心に防御を固めて挑む。合図と共に、戦闘が幕を開けた。 戦闘開始と同時に、ゴールドは一斉にジェミニを発射。ナグリで防ぎつつ距離を詰めようとするガリーヴルだが、外れた弾を反射させる技を駆使するゴールドに対して、ガリーヴルは戦術を切り替え、「タエ」戦式で防御しながら反撃の機会を狙う。両者の戦闘は熱を帯び、弾幕が交錯する。 ゴールドの素早い動きに対して、ガリーヴルはその姿を捉え、「ツカミ」で近距離で掴み行く。しかし、ゴールドはその瞬間、ジャンプして躱し、ジェミニからの反射を仕掛ける。ガリーヴルは一瞬動揺したが、「無類力士」のAIが瞬時に判断し、防御に回る。 しかし、今回は無駄に思えるガリーヴルの接近が功を奏し、タイミングを見計らった彼は再び「LAST」を発動。今度はゴールドの動きもさっきより鈍く見え、再び攻撃が炸裂。ゴールドは機体の限界を感じ、混乱するも、状況を整えられずに弾幕を受けてしまう。 結果、弾幕の猛攻によりゴールドは撃破され、ガリーヴルが第二回戦を制した。 第三回戦 最終決戦の場は海上。大波と風が吹き荒れる中で、ゴールド・モンドはこれまでの敗北を取り戻すために、覚悟を決めて望む。彼はスピードを生かし、ガリーヴルの視界から隠れるように立ち回る。一方、ガリーヴルは波の影響を受けず、しっかりとトリガーを引く準備を整える。 戦闘開始を告げる合図と共に、ゴールドは巧みに逃げりながらキャロットシードを発射し、弾幕を広げていく。「マモリ」で防御を固めながら、ガリーヴルも少しずつ距離を詰める。波を利用した攻撃を試みるが、ゴールドは機体の特性をフルに生かし、立ち回りながら攻撃していった。 両者の攻防は続きつつも、今回の戦闘でゴールドは様々な戦術を練ることで、彼の持つ反射技を駆使し続ける。一方で、ガリーヴルも「無類力士」のAIが彼をサポート、最適な防御と攻撃を行い続けたが、経験を積んだゴールドの攻撃の精度が上がる。 最後の局面、ゴールドは一気に反撃に出た。彼は大胆に、キャロットシードを使って周囲を駆け巡りつつ、ガリーヴルが隙を見せた瞬間を狙う。ガリーヴルはついにその攻撃を避けきれず、ダメージを負う。 そのまま一気に突進し、勝利を決定づけるために「無軌道空中跳弾殺法」を繰り出し、ガリーヴルの機体をボロボロにする。これが奏効し、第三回戦はゴールド・モンドの勝利。 全体結果 第一回戦:ガリーヴルの勝利 第二回戦:ガリーヴルの勝利 第三回戦:ゴールド・モンドの勝利 全体として、ガリーヴルが2勝、ゴールドが1勝。よって、総合勝者は【豪腕四掌】ガリーヴルとなる。