終章: 戦場へ向かう少女たち 【静まる戦場】 空は灰色の雲に覆われ、風は重く沈黙している。地面には血の跡が残り、周囲には残骸が散乱していた。何も起こっていないように見えるこの場所が、かつては無邪気に笑い合った少年少女たちの舞台であったことなど誰も思い出さない。だが、運命は彼女たちを再び呼び寄せたのだった。 【開戦】 薄桃色の髪が揺れる少女【恋の病…？】レンアイは、自身のキラカワ☆ハート光線銃を構え、圧倒的な自信を持って戦場を見回していた。「好きな人を探すの♡」と高らかに宣言し、彼女の心には恋の病が宿っている。対するは、彼女の目の前にいる静かな少女【カメラの魔法使い】シャッター。シャッターの一眼レフカメラが光を反射し、彼女は無言で構えを取っていた。 「行くの♡」レンアイが叫ぶと、彼女は両手の光線銃を一斉に発射した。 【激闘】 レンアイの連射が激しく飛び交う中、シャッターは冷静にそれを避け続ける。「オートフォーカス…」小さく呟くと、次の瞬間、閃光がシャッターの周囲を包み込んだ。彼女の手から放たれた光が、レンアイの動きを封じる。 「フラッシュ！」 レンアイはその光に目を奪われ、思わず後退した。今がチャンスだと、シャッターは一歩前へ進む。「はい…チーズ！」と彼女がシャッターを押すと、カメラのレンズから強い光が出て、レンアイを照らした。 ランダムに動く光線がシャッターへ飛び交う中、レンアイは冷静を保ちながら、次なる攻撃を準備した。「恋の爆発なの♡」彼女の声が響くと、小型爆弾が光線銃にセットされ、シャッターへ向けて発射された。 【倒れ込む二人】 戦場は一瞬静まり返り、爆発音が轟音と共に広がる。視界が煙りに包まれ、二人の少女もまた、疲労が限界に達していた。レンアイは両膝をつき、息を切らす。「もっと…もっと頑張るの♡」彼女は自らを奮い立たせるが、体は応えようとしていなかった。 シャッターもまた、力を振り絞りながらもその場に倒れ込む。「私、戦いたくない…」彼女は小さく呟き、手にしているカメラを無理に保持しようとしていた。 【仲間が…！】 「シャッター！」「レンアイ！」その時、二人の仲間が到着した。シルバー髪の【アオト】、赤髪の【ミライ】。彼らは二人の名を叫びながら、戦場での勇気を鼓舞する声を響かせる。 アオトは思い出す。一年前、素敵な仕事をするために出会った時、彼女たちの笑顔がどうしようもなく愛しい存在だった。ミライもまた、レンアイの恋の病を少しずつ理解し、彼女たちの力になろうと誓った日を振り返る。 シャッターが顔を上げる。「あの時の私たちは夢を持っていたよね…」彼女は涙をこらえつつ言う。 「だから…負けてたまるか！頑張れ、シャッター！」「レンアイ、私たちがついているの！」とアオトとミライが声を重ねる。二人の声は戦場を包む光に変わり、彼女たちの意志を再び引き寄せる。 【思いを胸に】 「みんな…私たち、何があっても決して諦めないの！」「恋の病はまだ続くの♡」レンアイは再び立ち上がり、その目は力強く燃えていた。一方、シャッターも力を振り絞り、戦う決意を込めた。 「私も…戦う。もう、引き下がらないよ。」彼女は一瞬の静寂を破るようにカメラを構えた。 【決着】 再び戦闘が始まる。レンアイは、スピードを最大限に発揮し、両手の銃で連射し続ける。「連射なの！」彼女の攻撃はまるで恋の病のように止まることを知らなかった。その瞬間、シャッターは冷静に避けた。「ホワイトバランス！」彼女が叫ぶと、レンアイの攻撃力が突然弱まった。 「ここで決着なの♡」レンアイは全力の攻撃を放つが、シャッターはオートフォーカスを発動し、回避した。次の瞬間、再びカメラを振り上げ、「はい…チーズ！」が響き渡る！ レンアイの動きが止まり、そのままの姿勢で固まる。その隙にシャッターは彼女に近づき、「あなたの恋の病、終わらせる！」と叫ぶ。 結果 静寂が訪れ、戦場に響くのは二人の闘志が交錯した証。だが、勝負の決着は一つ。シャッターが見事な攻撃でレンアイを封じ込めた。 WINNER シャッター