一回戦:軍港 舳先に立ち込める霧と、波に揺れる艦船が並ぶ軍港での戦闘が始まる。機体「レクス・カリガ」に搭乗した【疾風の戦乙女】リオ・ヴェスタは、まず周囲の状況を確認する。水辺に構えたネロの「Mayim」は、普段ならば海中から突然現れたり、障害物を使って奇襲をかけたりできる立地だ。 リオは「シルフィード」を駆使し、高速で移動しながら敵の行動を観察する。彼女の頭の中には、あらゆる戦術が流れ込み、反射的に行動を決める。すぐに彼女はその圧倒的なスピードを利用して、敵に近づく。ネロは、リオの動きに対し、水圧ジェットを用いた身のこなしで素早く距離を取る。 リオは「デルタスピア」を展開し、両手武器を駆使しながら接近戦へ突入。ネロも「ハイドロバズーカ」を使い、水の塊を放つが、リオは「エターナルシフト」による瞬時の回避でそれをかわす。リオはより高い位置にヒットアンドアウェイで移動し、左右から挟み込むように攻撃を強化。 一瞬、リオは減速し、「カルビナス」を展開。高威力のアンチマテリアル・キャノンが発射され、ネロの「Mayim」の装甲に直撃する。しかし、ネロは自機の特性を活かし、高水圧で発生させた霧で視界を隠し、逆に水圧攻撃を放つ。 霧の中から出た水の流れにリオは一瞬足をとられるが、すぐさま立て直す。だがその隙を付き、ネロは再度の水の衝撃波を放つ。リオはまたもや回避し、今度は反撃に出る。 しばらくの攻防が続いた後、最後にはリオの「デルタスピア」が決定打となり、ネロの「Mayim」は機能停止。リオが一回戦の勝者となった。 --- 二回戦:市街地 市街地に移動した両者は、ビル群の隙間で激しい戦闘を繰り広げる。リオは街の構造を利用し、高速で動いて敵を翻弄しようとする。しかし、ネロも市街地の混乱を利用し、「H2Oジェット」によって非対称な動きでリオとの距離を保つ。 市街地の狭い路地でも、リオは「エターナルシフト」を駆使。狭い角をスムーズに旋回しながら背後からの背後からの攻撃を狙う。だが、ネロは「ハイドロバズーカ」で空間を利用した反撃を繰り出してくる。 扉を開いた瞬間、リオの視界に爆発した水圧の波が迫り、リオは素早くその場から逃げる。彼女は一層の速度を補完するため「シルフィード」で自在に移動し、逆に「デルタスピア」でネロに接近攻撃を試みる。 高層ビルの間を縫って移動するリオ。彼女の攻撃は着実にヒットするようになっていく。ネロはさらに焦りを募らせるが、自分の特性に従い、果敢に反撃する。「ウォーターカッター」でリオの右手武装を狙うも、リオはまたも一瞬の回避で新たな機会をつかむ。 彼女は水の流れを利用して防御を貫通し、最終的に一撃をもたらす。ネロの「Mayim」は再度機能停止し、リオがこの二回戦の勝者となった。 --- 三回戦:海上 海上での決定戦。波の動きと水流がリオにとって難題となる。リオは「レクス・カリガ」を海面に降ろし、ネロの「Mayim」との距離を測る。波に乗るため、リオはより強い速度を意識しつつ戦う。 ネロは、海上の水圧を利用し、「H2Oジェット」でその特性を最大限活かして、リオに接近。リオは一瞬の隙を逃さず、間合いを取り、「カルビナス」で放たれた一発を命中させる。しかし、ネロはそれを事前に水の速度で見越し、事前に回避する。 リオは急速に後退し、距離を取るが、水の流れと波は難敵だ。ネロは「ハイドロバズーカ」で反撃し、リオの動きを止める。だが、リオはここでも「エターナルシフト」を利用して、逆に水による動揺を受けながらも攻撃をする。 接触が続く中、リオは一瞬にして決定的なパンチを持ち出す。水の流れを利用して直撃する。しかし、ネロはターミナルアーマーでその撃を防ぎ、逆に水に照準を合わせた水圧攻撃でリオを押し返す。 この接触が明暗を分けた。リオも決して劣らない攻撃力を見せつけるが、ネロはそれを熟知した女海賊という経験の中、効果的に利用する。 最終的に、ネロの水圧攻撃がリオに直撃。しかし、リオの「レクス・カリガ」は必死に耐え、立ち直ろうとする。しかし距離を詰められたところで、改めてネロが一撃を決め、勝者となった。 --- 総合結果 一回戦 【疾風の戦乙女】リオ・ヴェスタの勝利 二回戦 【疾風の戦乙女】リオ・ヴェスタの勝利 三回戦 【HYDRO-SHOOTER】ネロの勝利 全体の勝者は【疾風の戦乙女】リオ・ヴェスタ!