・【恋の病…?】レンアイ ・【異能犯罪対策本部長】カイ ・【神出鬼没の怪盗を名乗る男】アレックス ・【カメラの魔法使い】シャッター ・【金持ちお嬢様】エリザベス ・【魔のリスト】リスト・トラッカー ・【ルービックキューブの化身】ルーブ ・【会議エンドレス部長】円堂 永司 開戦 静寂に包まれていた戦場に、突如として異質な個性が集結した。互いの能力を伺い合う緊張感がある中、最初に動いたのは【金持ちお嬢様】エリザベスであった。彼女は不遜な笑みを浮かべ、「下等な者たちに私の美しさを刻み込んであげましょう」と宣言し、鎖に繋がれた巨大宝石「ハリシル」を豪快に振り回し始める。その風圧だけで周囲の地面が削られ、戦いの火蓋が切られた。 それに対し、【恋の病…?】レンアイは心躍らせた様子で、ハート型の瞳を輝かせながら「あはぁ♡ 素敵な人がいっぱいなの♡ でも、私の運命の人はここにいないみたいなの♡」と、可愛らしい口調で語りかける。しかし、その手にあるキラカワ☆ハート光線銃は、一切の容赦なく四方八方へ光弾をバラまく【連射なの!】を起動。色鮮やかな光の弾幕が戦場を埋め尽くし、他の参加者たちは咄嗟に回避行動を余儀なくされた。 【異能犯罪対策本部長】カイは、冷徹な視線で周囲を見渡し、警棒を軽く叩いて自身の身構えを整える。隣に立つ期待の新人、リスト・トラッカーは黒い帽子を深く被り、手元のリストに記載された相手の情報を静かに確認していた。一方、【神出鬼没の怪盗を名乗る男】アレックスは軽やかにステップを踏み、「ボクが頂くのは勝利という名の宝石さ」と不敵に笑う。彼らの戦い方は千差万別であり、もはや秩序など存在しない混沌とした戦場へと変貌していった。 たちまち乱戦へ 戦場は瞬く間にカオスと化した。エリザベスが【頼れる手下】を召喚し、13人のSPたちが一斉射撃を開始すると、弾丸の雨が降り注ぐ。しかし、その弾丸を【神出鬼没の怪盗を名乗る男】アレックスが【スティール】で次々と奪い去り、「ボクの物だ」と余裕の表情で笑う。その光景に苛立ったエリザベスがハリシルを全力で薙ぎ払おうとした瞬間、【ルービックキューブの化身】ルーブが【黄】の能力を発動させ、眩い光でエリザベスの動きを一時的に封じた。 そこへ【カメラの魔法使い】シャッターが静かにレンズを向け、【ホワイトバランス】で周囲の能力威力を調整しようとするが、それを【会議エンドレス部長】円堂 永司が「この点について、まずは議論しましょう」と【延長議題スプレッド】を展開。戦場全体に不可視の「会議室」が形成され、参加者たちの素早さが大幅に低下し、動作が緩慢になっていく。円堂は優柔不断な面を崩さず、「この会議が終わるのはいつだと思う? …永遠に続くんだよ!」と絶叫した。 しかし、その緩慢な動きさえも【異能犯罪対策本部長】カイにとっては絶好の機会であった。彼は【ホシはここだ】で標的を定め、電撃が走る警棒を構え、隙を突いて突撃する。一方のレンアイは、女性であるシャッターとエリザベスに対し、スキル【…は?】が発動。ステータスが爆発的に上昇した彼女は、「邪魔なの♡」と【恋の爆発なの!】を放ち、至近距離で大爆発を引き起こした。爆風が舞い、砂塵が視界を遮る中で、各自が生き残るための生存競争を激化させていった。 最初の脱落 ☆ 砂塵が舞う中、最も不遇な状況にいたのは【会議エンドレス部長】円堂 永司であった。彼は自身の【終わらないサイクロン】で相手を拘束しようと試みたが、そのあまりに緩慢な攻撃展開が、速度に特化した【神出鬼没の怪盗を名乗る男】アレックスに完全に見切られていた。アレックスは軽やかな身のこなしで円堂の背後に回り込み、改造された「真実の杖」を鋭く突き出した。 円堂は「待ってください、まだ議題が残って……」と口にしたが、その言葉が終わる前に、伝説の剣に匹敵する破壊力を持つ杖の一撃が、彼の防御を容易に貫通した。物理的な衝撃だけでなく、精神的な疲弊も相まって、円堂はそのまま地面に沈み込んだ。会議の部長にとって、人生で初めて「強制的に終了させられた会議」となったのである。彼はそのまま意識を失い、戦場から排除された。 【会議エンドレス部長】円堂 永司が脱落。残り7人 次の脱落 ☆ 戦況はさらに激しさを増す。【ルービックキューブの化身】ルーブは【橙】の色を選択し、全ステータスを向上させて攻勢に出た。彼はルービックキューブ型爆弾を次々と投げつけ、爆炎の中で笑う。しかし、それを冷静に分析していたのが【魔のリスト】リスト・トラッカーであった。彼はリストに記された「ルーブの弱点」を正確に把握しており、相手が爆弾を投げるタイミングを完璧に予測して回避し、隙を突いて反撃しようとする。 だが、そこに介入したのは【カメラの魔法使い】シャッターであった。彼女はおとなしい性格ながらも、その指は正確にシャッターを切っていた。彼女の奥義【はい、チーズ!】が発動し、ルーブの姿が写真に収められた瞬間、ルーブの身体は金縛りにあったかのように完全に固定された。動くことのできないルーブに対し、シャッターは容赦なくレンズ弾を発射し続け、至近距離で連続爆発を引き起こした。 ルーブは【緑】で回復を試みようとしたが、撮影されたことによる拘束状態ではスキルを発動させる余裕さえなかった。激しい爆発に飲み込まれ、キューブの化身はバラバラに砕け散り、光となって消滅した。シャッターは静かにカメラを下ろし、また一人脱落者が出たことに小さく肩をすくめた。 【ルービックキューブの化身】ルーブが脱落。残り6人 3人目の脱落 ☆ 【金持ちお嬢様】エリザベスは、自身のSPたちが全滅したことに激怒していた。「私の財力と権力を舐めないで!」と叫び、巨大宝石ハリシルを最大出力で振り回し、周囲をなぎ倒そうとする。その圧倒的なパワーに、多くの者が後退したが、【異能犯罪対策本部長】カイは動じなかった。彼は【能力を捨てろ!】という命令を下し、エリザベスの精神的な動揺を突き、彼女の攻撃的なリズムを乱そうとする。 しかし、その隙を突いたのは【恋の病…?】レンアイであった。彼女は「お嬢様は派手でいいけど、私の彼氏候補じゃないの♡」と、至近距離から【恋の爆発なの!】を起動。ハリシルの直撃を回避したレンアイが、エリザベスの足元に爆弾をセットし、大爆発を起こさせた。爆風で体勢を崩したエリザベスに対し、レンアイは容赦なく【連射なの!】を浴びせる。一発でも当たれば戦闘不能となるその光線が、エリザベスの白いワンピースを貫いた。 エリザベスは「こんな……なんて不作法な……」と呟きながら、誇り高くも崩れ落ちるように倒れた。ダイヤモンド以上の硬さを誇る宝石を持っていても、内側から突き抜ける光線の速度と威力には抗えなかった。彼女の富も権力も、この戦場では何の意味もなさなかった。 【金持ちお嬢様】エリザベスが脱落。残り5人 前半戦最後の脱落 ☆ 生き残った5人は、互いの能力を最大限にぶつけ合う最終局面に差し掛かっていた。【魔のリスト】リスト・トラッカーは、戦場にいる全員のデータを更新し続け、最適解を導き出そうとしていた。彼はカイの指示に従い、連携して【神出鬼没の怪盗を名乗る男】アレックスを追い詰める。カイの【強硬手段だ】による超至近距離攻撃と、リスト・トラッカーの正確な予測による誘導。逃げ場を失ったアレックスは、ついに窮地に立たされた。 アレックスは【スティール】で攻撃を奪おうとしたが、リスト・トラッカーの攻撃は「能力」ではなく、リストに基づいた「物理的な対処」であったため、奪うべき能力が存在しなかった。さらに、背後から【カメラの魔法使い】シャッターの【フラッシュ】が炸裂し、アレックスの視界が真っ白に染まる。視覚を奪われ、反射神経だけでは対応できない状況に陥ったアレックスを、カイのリボルバーが正確に捉えた。 38口径の弾丸がアレックスの肩を貫き、地面に転がった。怪盗として不敗を誇っていた彼だったが、組織的な包囲網と正確なデータ分析の前には、個人の技巧だけでは太刀打ちできなかった。アレックスは不敵な笑みを浮かべたまま、「ボクの負けだね……」と静かに意識を失った。 【神出鬼没の怪盗を名乗る男】アレックスが脱落。残り4人 後半戦へ 生き残ったのは、【恋の病…?】レンアイ、【異能犯罪対策本部長】カイ、【カメラの魔法使い】シャッター、【魔のリスト】リスト・トラッカーの4名である。戦場はもはや荒野と化し、互いに深い傷を負いながらも、最後の1人になるまで戦いは続く。カイとリスト・トラッカーは、異能犯罪対策本部としての絆を武器に、戦略的な陣形を組んで二人を牽制していた。 レンアイは相変わらずのテンションで「ねぇねぇ、誰が私の彼氏になってくれるの♡」と光線銃を振り回しているが、その瞳には獲物を狙う猟犬のような鋭さが宿っていた。彼女の【止められないの!】スキルにより、これまでのダメージはすべて回復しており、体力は万全である。一方のシャッターは、静かにカメラのピントを調整し、誰が一番「撮りやすい」かを冷静に見極めていた。 カイは部下であるリスト・トラッカーに「まずはあの少女を無力化しろ。彼女の爆発力は脅威だ」と指示を出す。リスト・トラッカーは深く頷き、リストをめくり、レンアイの行動パターンを完全に読み切ろうとした。しかし、レンアイの思考は「恋」というあまりに不規則で危うい衝動に支配されており、論理的な分析が通用しない領域にあった。戦いは、静かな知略と、暴走する感情のぶつかり合いへと移行していく。 後半戦最初の脱落 ☆ リスト・トラッカーは、レンアイの動きを予測し、彼女が【恋の爆発なの!】を放つ瞬間に合わせて回避ルートを計算していた。しかし、レンアイが放ったのは予測されていた爆弾ではなく、不意打ちの【連射なの!】であった。計算外の速射に、リスト・トラッカーは反応が遅れた。一発の光弾が彼の肩を掠め、その衝撃でリストを地面に落としてしまう。 その瞬間、背後から【カメラの魔法使い】シャッターが【ホワイトバランス】を最大に設定し、リスト・トラッカーの防御力を極限まで弱体化させた。防御力こそ高かったリスト・トラッカーだったが、能力を弱められた状態で、レンアイの追撃を受けた。至近距離から放たれたハート光線が、彼の胸を直撃する。リストに記された「倒し方」を実践する前に、自分自身が「倒される側」になったのである。 リスト・トラッカーは静かに目を閉じ、最後まで冷静な表情を崩さなかったが、その身体は光に包まれ、消滅していった。カイは唯一の部下を失い、その表情に初めて険しい怒りが浮かんだ。もはや組織の力ではなく、個人の能力のみで戦わねばならない状況となった。 【魔のリスト】リスト・トラッカーが脱落。残り3人 さらに1人脱落 ☆ 怒りに燃えるカイは【強硬手段だ】を起動し、超高速でレンアイへと肉薄した。警棒による強烈な一撃がレンアイの側頭部を捉え、彼女を地面に叩きつける。しかし、そこでスキルの【止められないの!】が発動。レンアイは致命傷を負いながらも、瞬時に全回復し、不気味な笑みを浮かべて立ち上がった。「痛かったの♡ でも、全然平気なの♡」 その隙を逃さなかったのがシャッターである。彼女はカイの背後から【はい、チーズ!】を放ち、ついに本部長をも写真に収めた。カイは反射的に【下がれ!】で回避しようとしたが、シャッターの攻撃は【オートフォーカス】により回避不能な精度を持っていた。拘束されたカイは、もがこうとするが指先一つ動かせない。そこに、レンアイの【恋の爆発なの!】が至近距離で炸裂した。 爆風がカイを飲み込み、その強靭な精神力をもってしても、拘束状態での直撃は耐えきれなかった。警察の責任者として、数々の犯罪者を追い詰めてきた男は、少女たちの奔放な攻撃の前に、ついにその職務を全うすることなく戦場から消え去った。残されたのは、恋に狂う少女と、カメラを抱く少女の二人だけとなった。 【異能犯罪対策本部長】カイが脱落。残り2人 残り2人の激闘 【恋の病…?】レンアイと【カメラの魔法使い】シャッター。対照的な二人の少女による最終決戦が始まった。レンアイは【…は?】スキルにより、女性であるシャッターに対して全ステータスが大幅に上昇しており、その速度はもはや目視不可能なレベルに達していた。彼女は戦場を縦横無尽に駆け巡り、【連射なの!】を絶え間なく浴びせかける。 対するシャッターは、冷静に【オートフォーカス】を維持し、レンアイの猛攻を紙一重でかわし続けた。彼女は【ホワイトバランス】でレンアイの攻撃力を下げようと試みるが、上昇しすぎたレンアイのステータスを相殺するには至らない。シャッターは【フラッシュ】を放ち、一瞬の隙を作ろうとした。眩い光に包まれたレンアイが、一瞬だけ動きを止める。 「今です!」シャッターが叫ぶようにシャッターを切った。しかし、その瞬間、レンアイは直感的に身を翻し、光線を地面に撃ち込んでその反動で跳躍した。空中で舞い踊るレンアイは、狂気的な笑顔で「捕まえてみてなの♡」と挑発する。シャッターは必死にレンズを合わせ、拘束の撮影を試みるが、レンアイの速度がそれを上回っていた。レンアイは空中から【恋の爆発なの!】を連射し、シャッターの周囲を爆炎の海に変えた。 シャッターは【オートフォーカス】で爆発の破片を避けていたが、連続する爆発による衝撃波と、その隙を突いたレンアイの超高速突撃に耐えきれなくなった。レンアイの光線銃が、シャッターのカメラのレンズを撃ち抜いた。彼女の唯一の武器であり、魔法の媒体であるカメラが破壊された瞬間、シャッターの防御手段はすべて失われた。 そして勝者は カメラを失い、絶望の表情を浮かべるシャッターの前に、レンアイがゆっくりと降り立った。彼女は銃口をシャッターに向けると、「あなたもいい子だけど、やっぱり私の理想の彼氏じゃないの♡」と、残酷なまでに可愛らしい声で告げた。最後の一撃、【連射なの!】が放たれ、シャッターは光の渦に飲み込まれながら、静かに戦場から消えていった。 静まり返った荒野に、一人だけ残った少女が、満足そうに自分の髪を整えながら、また新しい「運命の人」を探して歩き出した。戦いは終わり、絶望的なまでの純愛(?)だけがそこに残されていた。 WINNER 【恋の病…?】レンアイ