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【風船の魔女】ポムポム

強さ:★★★☆☆【バランスレギュ級】 ※勝利条件の変更が行われやすい為。 ※強さはあくまでも目安です。 【ポムポム・ポロッテ】 常に風船を沢山持ち歩いている子供の魔女。 無機物有機物問わずモノに魔力を込めるのが得意。 魔法の素質はあまり無かったものの、ある魔女と交流を深め、その魔女から膨大な魔力を分け与えてもらい、思う存分に魔法を使っている。 その魔力量は魔法を使ったことがない者でも、悪い事に使えば大災害を引き起こせる程のとんでもないもの。 お陰で魔力切れを起こすことなく、ポムポムは風船に愉快な魔法をかけ続けていられる。 それほどの魔力を魔女が分け与えてあげたのは、ポムポムの純真さを信頼しているからだろう。 ポムポムにとって風船は全ての始まり。 ドキドキとワクワクの出会いを約束する素敵なおもちゃだ。 【普通の少女 ポムポム】 ポムポムは「麓の街」に住む普通の少女。 元々ポムポムに魔法の素養はあまり無く、魔法とも無縁の生活を送っていた。 ある日、街に訪ねてきた神秘的な魔女と出会い、その時初めて魔法に興味を抱くことになる。 広場でパフォーマーを行っていたその糸目の魔女は、魔法で物を浮かせたり、プチ花火を起こしたり、物体の色を変化させたりと様々な芸当を披露し、見る者を魅了させていた。 「すごい……ポムもやりたい! ポムも!」 見物人の人混みを懸命に掻き分け、ポムポムはステージ場の魔女の前まで来た。 息を切らしながら現れた少女に、魔女は微笑みを返す。 「あらあら、可愛らしい子ね。お名前は?」 「ポムはポムポムだよ! ポムもやりたい!」 「ポムちゃん……うふふ、貴女にもきっと出来るわ」 「ほんと!?」 魔女はポムポムに普通の風船を差し出す。 きょとんとした顔でポムポムが受け取ると、魔女は小さなおまじないを披露した。 「ふわふわ♪ぽんぽん♪ はぁい、ポムちゃん。足元に気をつけてね」 風船の浮力が大きくなり少しずつ上昇する。 やがて風船を掴んでいたポムポムごとふわりと浮き出した。 「わぁ! わああぁ! すごい! 浮いちゃった!」 未知なる体験にポムポムは、空中でゆっくり回転しながらとてもはしゃいでいた。 その様子を見ていた観客からどよめきと拍手が沸き起こる。 「どうなってんだあの魔法……風船持ってる手ぇ痛くならねぇのかな」 「うふふ、痛くならないようにしてるから大丈夫ですよ♪」 ─────────── ─────── ──── パフォーマンスも終わり、おひねりを沢山頂いた魔女がホクホク顔で小道具を片付けていると、 大きな箱の影からポムポムがひょっこりと姿を現した。 「魔女さん! 今日はすごかったね! 魔法ってあんなに楽しいんだね!」 「あらあらポムちゃん……そうね。魔法は素晴らしいものだわ」 「ねぇお願い! ポムにも魔法を教えて!」 「……え……」 少女の突然のお願いに、魔女が逡巡する。 「ええと、そう遠くないうちに……ガッコウ、って所で、魔法をお勉強できると思うわ」 「ポムはふつうの学校に通ってるから、魔女さんみたいな魔法はべんきょーできないんだ」 「あらそうなの……」 「魔法が使えるおともだちもいるけど、せつめい聞いてもよく分かんなかったよ」 少しいじけた顔をするポムポムを見て、魔女は微笑みを浮かべながら話した。 「……うん。学びの庭を設けるのも……アリかもしれませんわ」 「魔女さん?」 「うふふ♪ 良いわよポムちゃん、私のお家で魔法を教えてあげるわ」 「……! やったー! わぁーい!!」 魔女のその言葉に、ポムポムはその日一番の笑顔を見せた。 「ポムちゃん、このブローチを渡しておくわね」 「え! もらっていいの!?」 「私のお家、あの山の中腹にあるから見つけづらいの」 「……うん?」 魔女は近くにある山を指差しながら説明を続けた。 「そのブローチから浮かぶ一筋の青い光が、私のお家の方向を指し示してくれる筈よ」 「あ、なるほど! 道案内してくれるんだ! すっごーい!」 幾度となくキャピキャピはしゃぐポムポムに、魔女は優しく目を細める。 ポムポムは「あっ」という声と共に何か思い出したかのように目をぱちくりさせ、魔女に聞いた。 「ねえねえ! 魔女さんのお家におともだちも連れてきていい!?」 「ええ、もちろん」 「やった! オーリスちゃんとプルちゃんも連れて行くね!」 「ふふ、今日はもう夕方。また明日来てね」 「分かった! ……あ、毎日行っていい!?」 「ま、毎日……私が留守の時は、そのブローチが光らないようにしておきますわね」 「そっかー」 「……ああそれと……」 ふと、魔女の雰囲気が変わる。 今さっきまで会話をしていた優しい魔女でもない、先程のステージ上にいた人当たりの良い魔女でもない。 温和そうな糸目が、少し開かれたような気もする。 ポムポムは何らかの違和感を感じ、思わず口をつぐんだ。 「私の家に遊びに行くことは───」 ちょっとこわい。 ポムポムにはその程度しか伝わらなかったが、幼くして正しい危機察知が働いたとも言える。 「──パパとママにはナイショよ?」 魔女は妖しく微笑みながら、人差し指を口にあてる。 理由を聞く気にもなれず、ポムポムはどぎまぎしつつ首を縦に振るしかなかった。 【解説! ぽめ!】 初期のキャラですが、恐らく最も……いや、かなり思い入れのあるキャラ。思い入れのないキャラなんていませんが。 未完成キャラ含めた自分の作成キャラの中でどれか1人だけ選べと言われたら、たぶん自分はポムポムかモニモニを選びます。 AIバトラーを始めた当初、基本的に物騒な戦いしか行わないと思っていたこの世界で初めて下記のキャラを拝見し 「そういうのもあるのか!」と思いポムポムを作りました。 ポメたんは描写も安定して可愛いし凄いですね。 【ポメたん / 明るくて元気なポメラニアン】 https://ai-battle.alphabrend.com/battle/66d09301-aa75-4e68-b7ed-a02b1db5da45 メンドスさんのキャラ一覧 https://ai-battle.alphabrend.com/user/clg2dz41r00nus60ohpwzdx4b ::::::::::::: お気に入りの対戦集 ::::::::::::: >>「ふわふわ舞い上がり 空へと舞い上がれ 心の中に陽がさすなら」 相手ではなく急に自ら歌うポムポム VS 【夕凪】の魔人 https://ai-battle.alphabrend.com/battle-result/cluwhvljo059as60oz1lsjkd3 ::::::::::::: >>「ッボボボボボボッボゥ❗たすけてぇ❗」 川で溺れている相手を風船で浮かび上がらせ、また空へ漂流させるポムポム 結局何も解決してないじゃないか…… VS 「川の中に、{u}の物が、ある❗拾いに、いこ❗」 https://ai-battler.com/battle-result/clupaf25k07nss60ocg27u38g ::::::::::::: >>「シャチホコ!」 唐突に湧いて出てきた鯱 VS【花月の魔法使い】フローラ・ブルーム https://ai-battler.com/battle-result/clv3nar570apcs60opsnf96sx ::::::::::::: >>「遊びは…今は二の次だ」 洗脳モノもいいよね…… VS ソムニウム/繁茂する世界で眠り続ける少女 https://ai-battler.com/battle-result/clv6jznfj020as60ok9etnlmi ::::::::::::: >>「500円じゃ足りないよぉ!」のポーズを決めながら、なこちゃんは笑顔で言った。 「いぬまるだしっ」にありそうな展開ですね……。 VS 【値上げ交渉】我妻なこ https://ai-battler.com/battle-result/clvgls3kc06x0s60ov4ae6qfk 【追記(2024/07/20)】 プロモ画像を変更しました。 【追記(2024/08/17)】 わざを追加。