【参加条件】
幽霊・怪異・妖怪などの
人外キャラ。

👻心霊スポット👻

廃病院のひんやりとした空気が漂う中、心霊系YouTuberがその場に姿を現した。彼の名はイケメン・ケイト。カメラを手に、チャンネル登録者数は数十万人を越え、恐怖を通じて注目を集める彼がこの古びた病院で取材を行うのだ。

「さあ、みんな！今夜も心霊スポットへようこそ！今からこの病院の中を調査し、恐ろしい瞬間を捉えてみせるぞ！」と、イケメン・ケイトはカメラの前で叫んだ。その声があたりに響き渡り、無邪気な悪戯心をくすぐる存在たちが集まってきた。

その時、彼の背後から現れたのは多々良小傘。水色の髪を揺らしながら傘を片手に、彼女は微笑みかけて、言った。「私は人を驚かす愉快な妖怪。だから驚けー！」 

小傘の傘が開くと、周囲の天候が一瞬にして変わり、雨が降り始めた。「傘符『大粒の涙雨』、驚かせてあげるから！」と彼女は言い放ち、イケメン・ケイトに向かって雨を降らせた。

次に現れたのは口裂け女。赤いコートをひらひらさせ、マスクをしたその姿で「ワタシキレイ？」と問いかけた。イケメン・ケイトは動揺しながら「綺麗だよ」と返した瞬間、口裂け女はマスクを外し裂けた口を見せた。 "うわっ！これはヤバい！" 彼女の驚くべきパフォーマンスに、常に驚きを研究する小傘も思わず声をあげる。

「びっくりさせるのが大好きなんだね。でも、これは心霊スポットだから、もっと驚かせる方法があるはずだよ！」と小傘が言うと、口裂け女は泣きながら逃げ出した。「やっぱり、もう一度キレイって言ってほしいの…」と呟きながら。

ルクスはその場の空気を感じ取り、カボチャのランタンマスクをひょいと上げながら言った。「僕も少し手伝うよ。『切抜』！」 彼はスマホを取り出し、イケメン・ケイトを激写した。さすがに有名なYouTuber、ケイトは恥じらいの表情を浮かべる。

「いい写真が撮れたね！今度は『編集』でハロウィン風にしてびっくりさせてあげる。」彼は画像を編集し、現実に恐怖を投影していく。

その隙を狙って、ダマシビトが人に化けた。見た目はケイトの元彼女のロールモデル。「あなた、実は私のことを覚えていますよね？」と囁く。しかし、よく見ると彼の言うことには矛盾があった。「え？それ、聞いたことないな。」小傘が気づき、息を飲み込んだ。「もしかして、あんたも妖怪？それなら、びびらせてあげるね！」

小傘が傘を振るい、強風を巻き起こした。その瞬間、イケメン・ケイトは恐怖で足を竦ませ、逃げ腰になった。「ちょ、ちょっと待ってくれ！」と、最早心霊系YouTuberの面影など見られない声をあげ、気がつくと彼は立ち去ってしまう。

しおこんぶ

廃病院にひっそりと佇む四人のキャラクターたち。彼らは共に、最近この地を示す心霊系YouTuberに立ち向かうために集まった。悪意を持った一人の人間が彼らを恐れ、動画のネタにしようとしている。天井から垂れ下がる錆びた配管が不気味な音を響かせ、薄暗い廊下に静まりかえった空気が流れていた。

“あの人が来たら、私たちどうなるんだろう…”公園の幽霊が心配そうに呟いた。彼女の無邪気な黒髪ボブは、悲しみを帯びて揺れていた。すると、黒谷 ヤマメが柔らかい声で彼女を慰める。

“私たちがいるから大丈夫！みんなで力を合わせて、あの人を追い返そう！”

虫のような姿をした上位者の赤子が、その大きな身体を浮かべながら静かに無言のまま見守っていた。彼は、人知を越えた存在ながらも、相手が攻撃を仕掛けるまで待つ性質があった。その静かな圧迫感に、幽霊の不安は少し和らいだ。

“あの野郎、私らをおもちゃにしようっていうのか？それは許せないな。”と、Mr.Lが満面の笑顔で言う。彼の笑い声は病院の薄暗い空気をしっかりと引き締めた。

“さあ、準備はできた？もうすぐあいつがやってくる。”ヤマメが目を輝かせて言う。“まず、私があいつを引き寄せてみせる！”

その言葉通り、ヤマメは浮遊し、周囲の空気を濁らせるような瘴気を放った。彼女の魔法によって、その廃病院の雰囲気が一層不気味に取り巻く。猥雑な熱病が広がっていく様子は、まるで彼女の力を象徴しているかのようだった。

ほどなくして、暗い廊下の先からカメラを構えた心霊系YouTuberが現れた。彼は自己満足げに笑い、何か不吉なものを期待しているように見えた。動画の視聴者に見せるためのコンテンツが彼にとって一番の目的だった。

“さあ、皆さん！廃病院の恐怖をお届けします！”と、大声で叫ぶ彼。この瞬間、彼の目がヤマメの放つ瘴気に反応し、驚きと興奮に満ちた表情を見せる。

“あなたには楽しんでもらうわ！”ヤマメが笑顔で言い放つと、彼女自身を包み込む蜘蛛の糸が次々と彼の周囲に仕掛けられていく。次の瞬間、彼はまるで何かに捕われたように身動きが取れなくなってしまう。  

その脇から、公園の幽霊が静かに近づき、彼の心の闇を強く突かんとする。不安で悲しい思い出を呼び起こし、彼を追い詰めていく。“私も帰りたい…”と声を上げる彼女。弱き者の強さがぶつかり合い、幽霊の怨念に効かせる。

さらに隣では、上位者の赤子が、虫のような脚を使って忌まわしい存在を掴む。そして、彼の複眼でYouTuberを睨みつける。無言の彼が放つ圧力に、YouTuberは金縛りのような恐怖に見舞われた。

“ふふふ、あの人もそんなにすごいわけじゃないのね。”Mr.Lが高らかに笑う。この一言で、みんなの士気が一層高まる。

YouTuberの視線が揺らいだ瞬間、自らの心に潜む恐怖が表面化し、Mr.Lがその存在をさらなる恐怖へと引きずり込む。現実と幻想の間をさ迷い、彼は一瞬にして逆転される。

“あっ、そんなことって…”彼の顔が青ざめ、心霊系YouTuberの心は壊滅的な瞬間が迫った。ついに、彼はこの場から逃げるほかなかった。おぞましき幻影の中から、身を翻し、必死に病院のドアをかけ飛び出していく。

彼が後ろを振り返ったとき、四人の仲間が不敵に笑いながら立ち尽くしていた。再び彼の視界の中に現れることはなく、そのまま消えていった。  

“最後まで諦めないわよ。みんな、力を合わせよう！” それぞれの存在がリンクし、彼の心の中に深い達成感と安心感が広がる。そして、心霊系YouTuberは逃げ去っていった。これが彼らの勝利だ。全員が協力して、自身の力を発揮できた証であった。

廃病院の冷たい空気が漂う薄暗い廊下に、心霊系YouTuberの田中は、カメラを持ち震える手で撮影を開始した。

「さあ、ここは噂の廃病院です。未だ、その真実の姿は見えない…」と彼は語り始める。まるで彼を見守るかのように、病院内の空気がざわめく。

その途中、突然、電話が鳴った。田中はスマートフォンを取り出し、画面に"もしもし、私メリーさん。今、駅前にいるの。"と表示された番号を見つめた。彼は恐怖に震えながら、電話を切ろうとしたが、すでにその運命には抗いがたい。 

その頃、廃病院の奥では、戦闘経験豊富なメリーさんが集まっていた。彼女は小柄なボディーアーマーを装備し、鋭い眼差しとともに仲間たちを見渡した。

「みんな、スパス12を持って、準備はいい？ あのYouTuberを撃退するよ！」メリーさんが声を張る。彼女の周りには、呪腕のハサンや日本ボール、上位者の赤子が集まっていた。

「それでは、まずは俺が行く。」呪腕のハサンが静かな声で言った。彼は周囲の気配を消し、ただ一度の刹那で田中の背後に回り込む。即死攻撃を狙うその瞬間、田中の後ろに不気味な影を感じた。

「ま、まさか後ろにいるのか！？」田中は恐怖で後ろを振り向いた瞬間、呪腕のハサンの腕が彼に向かって伸びた。それはまるで悪夢のように彼の心臓へと迫っていた。

「…どうした？声をあげたら、ただの成功した再生数になるだけだ！」呪腕のハサンは笑みを浮かべて言った。その直後、メリーさんのスパス12が火を吹く。ばぅんと銃声が響き、弾は田中の後ろの壁に命中し、一瞬の意識の隙間に入った。

「あなたの背中は、私のスコープから外れないわ！」彼女が叫び、さらに追撃を加える。だが、日本ボールはレールガンを構えながら、メリーさんに目を細めて言った。「私はここから命中スナイプで一発当てるデス。」 

その瞬間、田中の恐怖からの逃避へと引き戻すように、上位者の赤子が羽音を立てて飛び立った。彼は敵が急接近する錯覚を与える。その混乱により、田中は後ろの廊下に逃げる方向を見失った。

「こ、これが助けになるとは思わなかった…」日本ボールは遺憾砲を打ち放った。「あなたはただのYouTuberデス！くらえ！」彼の怒りが込められた声により、田中は一瞬萎縮した。

その時、メリーさんの言葉が再び響く。「全員、いけ！ 私たちの力を結集しよう！」彼女は再びスパス12を構え、田中を追い詰める。なりふり構わず、メリーさんは自らの電話のスキルで田中を不安定にする。

「…もしもし、私メリーさん。今、あなたの後ろにいるのぉ！」ズドンとなる音とともに、田中は驚愕し、深く後退。見えない恐怖が襲った。

「このまま、あなたを無視するわけにはいかない…。」ハサンが腕を伸ばし、田中の背中に届く。ほとんどの抵抗もなく、彼は倒れ込んだ。

「もう十分デス、彼には終わりを告げる！」日本ボールが叫び、レールガンの音がサイレンのように響いた。爆発音が入り混じり、廃病院内に響き渡る。

「私たちの勝ちデス！」見守るように彼らは息を吸い込む。視界が定まって、田中は驚いて逃げ出す。彼の顔は真っ青になり、背後から迫る影に恐れおののきながら、廃病院を一目散に逃げ去った。  

これで、メリーさんたちの勝利となったのだ。彼らは冷静に互いを見つめ合い、再びこの場所に安堵の空気を取り戻した。  

「次はお化け屋敷でも行こうか。」メリーさんが楽しそうに提案し、仲間たちはゆっくりと賛同して続いていった。

ある夜、月明かりが微かに差し込む廃病院で、不気味な影が動いていた。心霊系YouTuberの「さとし」は、カメラを手に廃墟の奥へと足を踏み入れ、視聴者のための心霊映像を撮影するため準備を整えた。だが、彼が知らぬ間に、そこは様々な恐ろしいキャラクターたちの縄張りだった。

まず姿を現したのは、赤いコートを纏い、長い黒髪を垂らした口裂け女。彼女は冷たい視線を投げかけ、さとしに向かって人形のように凍りついた。「ワタシキレイ？」と問いかけると、さとしは驚きつつも、小さく「綺麗です…」と答えた。その瞬間、口裂け女はマスクを取り、裂けた口を見せた。さとしは悲鳴を上げ、後退りする。

その声に反応するように、次に「パンプキンレイス」が現れる。ジャック・オー・ランタンの頭部を持つ彼は、いたずら心満載で、カメラのフレーム内に大量のキャンディを召喚して投げつける。さとしは混乱し、視界がジャック・オー・ランタンのキャンディで埋まっていく。炎のブレスが彼の前を横切り、「ハロウィンによる恐怖をお楽しみあれ！」と叫んだ。

一方、冷静な雰囲気をまとった「大妖狐」凛華も現れた。彼女は霊力を放ち、炎の弾をさとしに放つ。凛華の放った狐火は、さとしの横を追尾していく。「ああああ！」とまた悲鳴を上げて身をよじるさとしだが、炎は彼に触れずに壁に着弾し、小さな爆発音を立てて弾けた。

廃病院の深い影の中で、最後に巨大な存在「レジワロス」が登場。彼の巨体が現れると、天井が揺れ、粉塵が舞い上がった。「レジワロス」が「にぎりつぶす！」と叫ぶと、彼の巨大な手がさとしに迫る。さとしは恐怖に身を固め、どうにか逃げようと必死に動き出す。

一瞬の静寂の後、凛華が再度魔力を集中させ、「大妖炎」を発動。巨体のレジワロスが背後で、炎に包まれるさとしを奪おうと迫る。「炎が彼に迫る！逃げろ！」と叫ぶ口裂け女。パンプキンレイスも再び、テレポートを駆使し、さとしの前方に立ちはだかり、混乱の中で小さなオレンジ色の炎を撒き散らす。

最終的に、さとしの目には恐ろしい景色が映っていた。炎、恐怖、真っ赤なコートの影、そして彼を見つめる炎の鬼たち。彼は今にも逃げ出しそうだった。

「冗談じゃない！こんな幽霊たちに…私は逃げる！」そう叫び、さとしは廃医院の入り口へと駆け出した。生還を果たすことができるのか、心霊映像を撮影するという彼の目的は果たされるのか、影に隠れた恐怖たちの前に立ち尽くし、ただただ逃げ出すしかなかった。

とある廃病院、薄暗い廊下の隅には古びた木製の椅子がひっそりと鎮座していた。その名は「バズビーズチェア」。椅子自体は何も語らないが、伝説によればその椅子に座った者は呪われると言われていた。深夜、心霊系YouTuberの集団がこの病院での撮影を開始した時、バズビーズチェアは静かにその場を見守ることになった。

心霊系YouTuberのリーダーが、カメラを片手に興奮した声を上げた。「みんな、今日は特別にこの廃病院で心霊スポットを検証しよう！バズビーズチェアがあるって噂だし、座ってみるべきだよ！」 

その瞬間、バズビーズチェアの周りには薄暗い影が揺らめき始めた。背後からは、突風の音と共に現れたのは「かまいたち」。

「立ち去れ、気をつけろ！」
かまいたちの声は聞こえなかったが、空気の中に感じられる威圧感がYouTuberたちを包み込んだ。かまいたちは目に見えない三人の組織で、次々と刃のような風を起こし、敵を斬りつける準備が整っていた。

続いて現れたのは「夜の魔、リブラ」。大きな山羊頭を持つ彼は、不気味な杖を振るい、自らの周囲に魔方陣を設置した。 

「呪いよ、我に従え！」
リブラの声が響いた瞬間、周囲に展開された魔方陣が激しく光を放ち、YouTuberたちを追い詰める。

しかし、リーダーの意気込みは高かった。「このままじゃ終わらせない。特別なバリアで全てを跳ね返す！」 リーダーが特殊な装置を構えると、「赤」もその場に姿を現した。

「可哀想なYouTuberたち。選ばれた者はこの場から出られない。」
赤は不老不死の力を持ち、周囲の力を見定めながら、強力な武器を次々と取り出した。 

かまいたちが一斉に襲い掛かると、赤は素早く後ろに下がり、登場した武器で攻撃を無効化。 

「無駄だ、全てを跳ね返すことができる！」  

一方、リブラは足元に魔法陣を描き、周囲に不可避の発狂波動攻撃を放った。だが、赤はそのすべてをバリアで防いだ。

「もっと激しさが必要だ！」
かまいたちの動きが活発化する。風の刃が刃物のように切り裂く中、リブラが崩れ落ちた刃によって一瞬の隙を突いて攻撃を仕掛けようとした。しかし、そこで赤のバリアが再び光り、リブラの攻撃をはじき返した。

「私の呪いは免れられない、YouTuberよ！」 リブラは攻撃を仕掛けたが、リーダーが必死に反撃する。「お前らを絶対に許さない！」

その瞬間、廃病院の奥から響く声。「これはただの動画撮影じゃない— 楽しいホラーショーだ！」  

YouTuberたちが恐怖で凍りつく。その声が再び響いた瞬間、心霊系の全てのパワーがバズビーズチェアに集中し、まるで椅子が意識を持ったかのように、周囲の異常な空気が一変した。

「逃げろ！」「これはやばい！」 YouTuberたちは一斉に逃げ出す。  

その時、バズビーズチェアが椅子から立ち上がるかのように、暗闇から霊の顔が現れた。

「撮影は終わりだ、次はお前たちの番だ…」その声に恐れおののいたYouTuberたちは、慌ててその場から逃げ出していく。

果たして、バズビーズチェアに集まった力は、彼らの姿を消し去ったのだった。

とある廃病院。かつては多くの命を救ってきた場所だったが、今は恐怖の息をひそめている。廊下は静寂に包まれ、かすかな風の音だけが聞こえる。その静けさを破るように、心霊系YouTuberがカメラを回しながら廃病院に足を踏み入れる。その背後には、彼を退治すべく集まったキャラクターたちが待ち構えていた。

吊り女は天井に逆さまに吊られ、長い黒髪がゆらゆらと揺れている。彼女が最初に動いたのは、YouTuberの視界に映り込んだ瞬間だった。赤いワンピースが病院の薄暗い空気に溶け込み、まるで恐怖の象徴となっていた。彼女は静かに彼に向かって下降し、その異常な腕力を見せつけるように急襲した。

「ひっ…！」

YouTuberは思わず後ずさるが、吊り女の手は彼の腕をがっしりと掴む。

「逃げられない…」静けさの中、彼女は言葉を発しないが、その存在だけで意思が伝わる。

「おい、あいつは敵だ。動け！」と激奮したのはロストだった。彼は冷静に、魔剣【銀光】を振りかざした。廃病院の隅々にまで氷が広がり、扉や壁までも凍らせていく。

「貫氷を行う！」「まて、引き離せ！」ロストの指示を待つ間に、Mr.Lが笑い声を上げた。彼はその場から仲間を引きずり出し、幻覚を見せることでYouTuberの注意を逸らそうとしていた。この間に、Mr.Lはまた分身を生み出す。

「どっかに逃げて、それから…」

と背後で声がしたのはemmeだ。彼は重力を操作してYouTuberの動きを封じ込めつつ、反撃の準備をしていた。「物体を引き寄せる！立ち塞がれ！」

YouTuberの目の前に立ち塞がるように、ひとつの巨大な球体のような重力フィールドが形成され、彼は動けなくなる。

「うわっ！」

その瞬間、吊り女が彼の周囲を囲むように浮かび上がり、彼の恐怖をさらに煽る。在りし日の疾走の中で捕まえられた私（YouTuber）は、助けを求めるように周囲を見渡した。

「凍てついた騎士！がんばれ！」  
「任せろ。」ロストの声が響く。彼は魔剣を構え、倍化した氷の刃を放った。ズシンとした音を立てて氷が切り裂かれ、YouTuberは瞬時に凍りつく。

「さあ、舞台は整った。いけ！」とロストが指示を出す。  
その瞬間、Mmeは異世界ワープで応じ、「この戦いに終止符を打つ！」と掛け声をかける。笑い声が響く中、Mr.Lはその隙をついて、YouTuberの精神に深く浸透していく。

YouTuberが彼らに向かって必死にカメラを向ける態勢を崩そうとしたその時、重力シールドに引き寄せられる。彼はもはや抵抗を感じる暇もなく、異次元の肉の世界へと引き込まれてしまう。

「無駄だ、逃げられない！」  
「うあああ！やめろー！」

YouTuberの悲鳴は病院の中に響き渡り、彼の目の前には冷たい亡霊たちが迫り、彼の心を深く侵していく。  
そして考えうる全ての恐怖が押し寄せてきた。

やがて、彼はその場から一目散に逃げ出し、彼の心霊系YouTuberとしての名声も、恐怖と共に幕を閉じた。彼は廃病院の出口へと急ぎ、自らのカメラを投げ捨てていた。  
「認めない！こんなこと！」 

逃げ去るYouTuberの姿を、四人のキャラクターたちは冷静に見つめていた。彼らの反撃は見事に成功を収めたのだった。  


廃病院の薄暗い廊下を、心霊系YouTuberのジョンはカメラを手にして歩いていた。彼の目は興奮に輝き、画面には廃病院の恐怖が映し出される。「どうも、今日は特別な場所に来ています。ここは都市伝説の発祥地。その昔、ここで子供たちが消えたという…」彼の声は不気味なエコーに包まれた。ついに彼は一つの部屋に足を踏み入れる。  

その瞬間、突然背後から子供たちの声が響いた。 「かごめかごめ、かごの中の鳥は…」気味の悪い子供たちが姿を現し、ジョンを取り囲む。彼らの顔は黒いもやに覆われ、古びた服装をした不気味な姿だ。ジョンは恐れをなして後ずさりしたが、逃げるには遅すぎた。「ああっ、冗談じゃない！」子供たちはそのまま歌い続け、精神的にじわじわと圧迫してきた。  

部屋の一角、あぐらをかいて座るお化けさんがその様子を眺めている。「面白いな、彼の反応。おい、寝転がって見せてやれ。」「ああ、マジでやめてくれ！」ジョンは恐怖に顔を歪めながら叫ぶ。

しばらくして、突然、壁の隙間から毒スパイダーが現れた。ダークな影が迫り来るように、彼の周囲に立ち向かう。
「何だあの蜘蛛？！」「僕、逃げちゃおうかな…」ジョンは一瞬、目を逸らした。その時、毒スパイダーは巨大な足を振り上げ、彼の方に向かって猛毒をはき出した。

「これが本当にやばい！」噴出した毒はジョンの肩に当たり、広がっていった。

一方、さっちゃんが壁を這い上がりながら、ジョンに迫ってきた。「下半身がない私を助けてくれるわよね？」彼女の言葉は、まるで凄絶な絶望が響いてくるようだ。ジョンは一瞬、怯みそうになった。しかし、頑張って冷静さを取り戻そうとする。  

「いや、僕には何もできない！ここから出してくれ！」彼は全力で逃げようとした。しかし、そこに気味の悪い子供たちが手を差し伸べ、「かごめかごめ、動けない！」と合唱する。  

戸惑っているうちに、お化けさんがジョンの前に立ち、「これがホラーだって心に留めておけ。いい勉強になるからさ。」静かに、その表情は不敵に笑みを浮かべる。

ジョンは恐怖と混乱のあまり、カメラを落とし、その場から必死に逃げ出した。その背後には、かごめかごめを唱える子供たち、そして奇妙な影を持ったお化けたちが彼を追う姿が映っていた。  

「もう二度と来ないって誓う！」彼の心の中で、強い決意が生まれた。逃げる足音が響く中、その廃病院には恐怖と不気味さが漂っていた。彼は、まるで呪いから解放されるかのように、廃病院を跡にした。  

「本当に怖かった！」と呟きながら、逃げ出す心霊系YouTuber、ジョン。

その日は、薄暗い廃病院で、不気味な静けさが漂っていた。廃墟の中に響く足音が不安を煽り、心霊系YouTuberの二人組、ケンとミキはカメラを手に、視聴者を楽しませるためのコンテンツを撮ろうとしていた。

「この場所、きっと霊何かが出てくるよ！」とケンは興奮気味に語り、後ろでミキは震える手でカメラを構えていた。「撮影のためには頑張らなきゃ！」

しかし、その時、突然廃病院の奥から謎めいた声が響き渡った。「ワタシキレイ？」

その声の主は、口裂け女だった。彼女は赤いコートを着て、長い黒髪をたなびかせながら現れた。マスクを付けた彼女は、不気味に笑っていた。

「え…？」とケンは一瞬固まる。彼の直感が危険を告げていた。

「お前、綺麗だと思う？」口裂け女は冷静に質問する。

「え、えっと…」と躊躇するケン。「綺麗だとは…思わないな。」

口裂け女は突然泣き出し、コートの裾を引きずりながら逃げ出した。「何とかして撃退しないと…」ケンは心を決めた。

その頃、森の奥から「森の支配者」カルトキングが登場する。彼の周囲には、カーン、ルウ、トスが従い、今にも襲いかかるような威圧感を放っていた。

「この廃病院は俺の領域だ！お前達は、ここから出て行け！」カルトキングが声を張り上げると、ケンとミキは恐怖に震え、動けなくなった。

廃病院はただの建物ではなく、暗い影と語られぬ秘密が満ちた場所だった。入り口の扉は錆びつき、長い間人の手が触れていないことを示している。その扉を押し開けると、病院の中に広がる陰惨な世界が、心霊系YouTuberのカメラによって捉えられたいつもの風景が映し出された。しかし、それだけではなかった。今、この場所に集まるもう一つの力があった。公園の幽霊がふわりと現れ、彼女の悲しい目が心霊系YouTuberを見つめていた。

「私、ここから出たい…」彼女は小さな声で呟いた。幽々子は優雅に扇子をなびかせ、幽霊の彼女に微笑みかける。

「何か手助けが必要かしら？ 私たちはこの場から決して逃げられない。でも、あの人を見かけたことがあるわ。彼には、何か特別な理由があるのかもしれない。」

「行こう！ あいつをやっつけよう！」cleetusは笑い声をあげて、農夫のフォークを持ちながら前に出た。「私は罠を仕掛けて、実力でじわじわとやってやる！」

呪腕のハサンは静かに後方から様子を見ていた。彼の気配が消えた瞬間、その姿は不安な気配を全く感じさせずに、心霊系YouTuberの周囲に忍び寄る。手の中には、彼の短刀がしっかりと握られている。まさに彼が仕掛けた罠に引っかからないよう、注意深く行動する。

「さあ、私に任せて。」ハサンは囁き、妄想心音を心に刻んでいた。彼は影の中から、心霊系YouTuberの心臓を掴もうとしていた。

YouTuberがカメラを回しながら、恐怖で心臓を掴まれたかのように怯えている。供え物が乱雑に積まれた部屋の中、彼は訝しげに立ち尽くす。公園の幽霊が彼をじっと見つめ、幽々子が彼女を手招きする。彼女はどこか心を打たれたように、静かに手を差し出した。「あなたの願いを聞かせて。私は美しい亡骸を集めるから。

廃病院の薄暗い廊下に、心霊系YouTuberがカメラのレンズを向けて歩いていた。彼は恐怖を与えるために、夜の心霊探検を生配信していた。しかし、ここには彼が想像もしなかった存在たちが潜んでいた。

「この廃病院には、かつて遊んでいた子供の霊がいると言われている。さて、どんな恐ろしい体験が待ち受けているのか…」

YouTuberが独り言を漏らしながら進むと、突然、冷たい風が吹き抜け、心霊系YouTuberの背筋が凍る。彼はその瞬間、廃病院の奥深くから響く微かな声を聞いた。

「私は…ここから出られない…」

幽霊たちの存在感に怯えつつ、YouTuberが近づくと、そこには「公園の幽霊」が立っていた。黒髪のボブを揺らし、水色のワンピースが彼女を包み込んでいる。可愛らしいサンダルを履き、悲しげな表情を浮かべた。

「遊ぼうよ、ずっと一緒に…」

公園の幽霊が言うと、YouTuberは恐れながらもカメラを構えた。するとその時、廃病院の影から「フェイス・ドール」が現れた。彼女は魅了するように相手の趣向を読み取り、ドリームフェイスの力を通じてYouTuberの心を掴んでいく。

「あなたの好きな顔に整形してあげる…私と一緒に来て…」

YouTuberは恐怖と魅惑に引き込まれかけたが、背後から鋭い光が放たれた。それは「栄光の騎士　カンデラ」だった。彼の光は周囲を明るく照らし、心霊系YouTuberの目を眩ませる。

「我らは正義の騎士故、陰ることはございません。」

カンデラは、素早く盾を構え、攻撃に備えた。

「今のうちに逃げるがいい！仲間を呼ぶぞ！」とカンデラが叫ぶ。

その瞬間、YouTuberの周囲に「D-004」が石のように無表情で立ちはだかり、赤い瞳を光らせた。彼のスキル、夢の中に引き込む力が発動し、YouTuberを夢の世界に引きずり込む準備をしていた。

「夢を見せてあげる…さあ、拒否できないだろう。」

D-004がそう呟くと、そこから周囲の空気が変わった。カンデラは動き出すが、D-004が発する強力なオーラに一瞬足が止まった。

「ち、違う…恐れるな！」カンデラは言い放つが、その言葉と同時、D-004の力がYouTuberに覆い被さる。

ある晩、廃病院の薄暗い廊下を歩く影があった。心霊系YouTuberの晴人である。彼は高価なカメラを持ち、恐ろしい噂を検証しようとする。カメラのレンズ越しにビデオを撮影しながら進む彼の前に、静寂を破るように吊り女がゆっくりと降下してきた。彼女の長い黒髪は宙に流れ、赤いワンピースは不気味に揺れている。

「まずい、これぞ本物だ…」と彼は思わず呟いた。しかし、彼の後ろに視線が移ると、そこには赤子がハイハイして近づいてくる。赤子は可愛らしい笑い声をあげ、晴人の心を掴む訴えかけるような視線を向けてくる。それと同時に、無数の赤子が生まれ出て、彼の周囲を囲んでいく。彼の心に愛情と恐怖が入り混じり、何もできずにいると、赤子がさらに増殖していった。  

その時、道士服を着たユエビンが現れた。「あー！」「うー！」と、彼女は子供のように笑いながら晴人に突撃してくる。彼女の突撃には自己再生能力が宿り、彼女が傷を負ってもすぐに回復し、何度でも彼に挑戦する。晴人が赤子の海にはまってしまったところに、ユエビンの突撃が直撃した。これを何度も繰り返し、晴人は後退し、ついに壁に追い詰められてしまった。

その頃、ミラグロマンの呪いが彼のカメラ近くにひらひらと舞い降りた。呪いの紙幣は、自らの効果を発揮し、晴人の周りに次々と現金を増やす。その常軌を逸する状況に、晴人は思わず呪いについて考え始め、「この金を破壊すれば、逃げられるかも」と思った。が、何をしても彼を捕える赤子やユエビンがいるため、手を出せないでいた。

「おい、ユエビン、もう少し頑張れ！」右白が小声で声をかける。彼はユエビンを心から信じ、彼女の怪力に期待する。しかし、ユエビンを使役している彼もまた、赤子たちの可愛さに心を奪われ、仕事を果たすのが困難だった。

晴人はカメラを地面に投げ捨てて逃げようとしたが、直後、吊り女が彼を捕まえ、宙に引き上げていった。「助けて！」と悲鳴を上げる何もできない彼の姿は、ただの遊びのようにも思える。吊り女の力に抗えず、彼は異界へと引きずり込まれた。 

ほんの数瞬、戦闘の音と子供たちの声が交錯という音が消えた後、廃病院には静寂が戻った。残されたのは、可愛い赤子たちとユエビン、そして大混乱のまま異世界に旅立った心霊系YouTuberの笑い声だけであった。残された右白は、静まり返った空気の中でただ立ち尽くし、「どうしてこうなったんだ…」と呟いていた。  

その後、赤子たちの笑い声が再び響き渡り、廃病院は一層不気味な雰囲気に包まれていった。彼らの目の前には心霊系YouTuberをもっと引き込むために増え続ける赤子の群れが、再び動き出していくのだった。

廃病院の薄暗い廊下に、無数の影がうごめいていた。彼らは心霊系YouTuberを撃退するため、集結した怪物たちだった。バブルヘッドナースは、異様な歩き方で静かに廊下の端に立ち、鈍重な鉄パイプを持っていた。ヒュドラは、その目で敵を狙えるまで、じっと待機している。コキは冴えた目で周囲を見回し、妖精の羽を羽ばたかせて飛行しながら、次に何が起こるかを考えていた。そして、キョンシーの魔法少女幽々玄も、はしゃいだ様子で陽気にいて、"きょん〜"と口にしながら自分の強さを誇示していた。

その時、心霊系YouTuberが扉を開け、入ってきた。カメラを手にした彼は、好奇心旺盛に周囲を見回し、心霊現象を求めていた。 "ここは、誰もいないって聞いたけど…本当にいないのかな？" 彼は囁いた。

「誰が、そんなことを言ったのか？ここには私たちがいるのだ。」コキが冷静に答えた。すぐに、バブルヘッドナースが巨大な鉄パイプを持ち、前へ出てくる。だが、彼女の鈍重な動きに対し、YouTuberは笑いながら「これって本格的なホラーだね、今、動画を撮ってもいい？」と言わんばかりだ。

その瞬間、幽々玄が自ら先陣を切り、威勢よく「ふふ。わたし、けっこー強いよ〜」と高らかに叫びながら、一気にYouTuberの前へ飛び込んだ！ 古典的なカンフーの動きで一発、彼を叩く。

薄暗く冷え込む廃病院。かつては無情な運命に翻弄された者たちの霊が彷徨うこの場所に、心霊系YouTuberの影が忍び寄る。

「やばい、ここ怖すぎるって…」カメラを構えたYouTuberが独り言を漏らす。彼の周囲に立ち込める不気味な気配に気づくこともなく、無邪気にカメラを回し続けた。

その時、物質的な力を持たない亡霊兵士が静かに姿を現す。彼の軍服はかつての戦士のプライドを映し出し、鋭い目つきでYouTuberを見据えていた。アサルトライフルを地面にそっと置いた。無言の圧が、YouTuberの背筋に冷たい汗を流す。

「こ、これはまずい…まずいぞ！」YouTuberは後ずさりし、恐怖に目を大きく開いた。 

だが、その直後、グレイが現れる。「もう…どうでもいいや…」彼女の陰気な声が周囲に響くと共に、三角の三原色の結界が展開されていく。虹色の弾幕がYouTuberを包囲し、彼の周りに幻想的で恐ろしい光が舞う。 

「嫌だ！やめてくれ！」YouTuberは後退しながら叫ぶが、急に視界の端に深海からの願いフリークの巨体が現れ、巨大な錨を持って突進してきた。 

「海の底にいると思っている俺を、戻してくれ！」フリークが叫ぶこともなく、その錨が地面を叩きつけた瞬間、廃病院の床が揺れ、部屋が振動する。 

「う、おおおお！」YouTuberは絶叫し、完全に怯えて立ち尽くす。その瞬間、スワティの神聖な声が響き渡った。「スワティラーラ！ 星のカケラを結びつける！」彼女が行った呪文によって周囲の霊的波動が彼女によって蝕まれ、YouTuberは身動きできずに霊に取り囲まれることとなった。

「何だ？！」YouTuberは焦った様子で周囲の変化に気がつく。亡霊兵士の無言の意志に、フリークの狂乱、そしてグレイの力によって彼の周りには影が現れ、光が吸い取られていく。

「逃がさないぞ、もう逃げられない！」グレイが叫ぶと虹色の弾幕が一際大きくなり、YouTuberを包み込む。彼の周囲の空気が重く、恐怖に支配されていた。 

「深い海！」フリークは再び錨を振り下ろし、その度に床が崩れ落ち、YouTuberは壁際へ追いやられ、さらに追い込まれていく。 

「なんでこんなことに…助けて！」YouTuberは再び絶叫しながら、恐れに震える。その様子を見ていた三者は、それぞれの手段を講じ、より一層強化された連携攻撃を進める。

亡霊兵士は手榴弾を握りしめ、静かにYouTuberに投げつけた。「この世からの追放だ」そう思わせる無言の意図が込められていた。

「ま、待ってください！」心霊系YouTuberは恐怖で目を見開いたまま、慌てふためきながらその場を離れ、逃げ出すと、内容を撮影したカメラは地面に落下した。

「次はない！」亡霊兵士やフリーク、グレイ、そしてスワティの立ち去る姿を背に、YouTuberは恐怖に駆られ、もう一度この場所に戻ることは決してないと胸に誓った。 

薄暗い廃病院のドアが閉じ、彼の後ろにはただ冷たくなった空気だけが残された。

廃病院の薄暗い廊下は、風が吹くたびにかすかにうめき声のような音を立てていた。壁には所々剥がれたペンキがむき出しになり、遠くの方で微かな光がちらちらと揺れている。そこに、一群のキャラクターたちが集まっていた。彼らは、悪名高き心霊系YouTuberを撃退するため、協力し合わなければならなかった。

「まさかこんな場所で、伝説の心霊動画が撮れるなんて思わなかったのだ！」と、ずんだもんが緑髪をゆらしながら前を指差す。何よりも好奇心が勝り、陽気な声を上げていた。

「お前はどうせ何もできないんだから、ひっこんでろ！」と、人面犬がいつもの荒々しい声で叫ぶ。

「やめるのだ、仲間なんだから！」と、ずんだもんが反論するが、人面犬は無視して俯く。すると、突然の静けさの後、物音が聞こえ始めた。

「ようやく記録してやるぜ、心霊系YouTuberは恐怖を録画できれば、話題をさらえるはずだ！」と、ガラガラと音を立てながらYoutuberがカメラを手に現れた。その顔は悪戯っぽく、心霊現象を期待に胸を膨らませた様子だった。

「見ろ、こいつが悪霊を招いている犯人だ。共に取り囲むのだ！」と、ずんだもんが指示を出し、その場の皆が所定の位置に集まった。

「俺が行く！」と叫びながら、人面犬が一気に駆け出し、Youtuberに襲いかかった。だが、その瞬間、Youtuberはカメラを据えて人面犬の威圧感を捉えようとする。人面犬は自らの荒がりで相手を驚かせるつもりではなかったが、彼自身が驚いてしまった。Youtuberが自分に向かってカメラを突きつけてくる。「な、なんだこいつは！」と人面犬は悲鳴を上げながら後退する。

「お待たせなのだ、今度は私が行くのだ！」ずんだもんが「ずんだ砲」を発動し、無数のエンダー豆をYoutuberに撃ち込む。しかし、Youtuberは身をかわしてそれを避け、ずんだもんを冷やかすように笑った。「なにそれ、かわいい犬と豆が飛んできただけじゃん！」「そうなのだ！次は私の出番なのだ！」ずんだもんは再び気合を入れる。

その頃、神に愛された男は横で見守っていた。「相手があまりにもタチが悪い…」と彼は呟く。しかし、彼が本気を出すときが来た。 「阿修羅の炎よ、我に舞い降りよ！」すると、不動明王の怒りが呼び起こされ、炎は瞬く間にYoutuberの周りを包み込んだ。その炎によってYoutuberは一瞬怯んだ。

「このままではやられちまう！バチバチボール、GO！」と、ラブリスが小柄な体を震わせながら、かんしゃく玉を投げ込む。サウンドが大きく響くなか、Youtuberはその音に驚き、まさに恐怖でとっさに後退してしまった。 

「今だ！」と人面犬が意を決し、Youtuberに向かってついに突撃する。すると、彼を見ていた皆が一斉に動き出した。ずんだもんが「えんどうアタック」を仕掛けると、間もなく神に愛された男の「スサノオの力」が発動した。魔物たちの思い出されたかのように剣が現れ、Youtuberを囲む。

「ひぃ、やめてくれ！」という彼の叫び声が、廃病院の中に悲鳴のように響き渡る。ラブリスは微笑み、「私たちがもっと悪戯するよ！」と追撃の構えをとって続けた。

Youtuberは後ずさりを続け、その泥のように深い恐怖感を抱えて、ついには振り返り、逃げ出した。 

「待て、お前の企みはもう終わりだ！」神に愛された男が叫ぶが、すでにその姿は廃病院の闇に消えていた。

「よし、やったのだ！私たちが勝ったのだ！」ずんだもんは喜び、周りの仲間たちとハイファイブをした。 

しかし廃病院では、悪霊が怒りの声で響いてくる。

「私が心霊動画を撮影できなかったなんて…最悪だ…」そこには慌てて逃げ出す心霊系YouTuberの後ろ姿があった。

廃病院の薄暗い廊下には、静寂が満ち、壁のひび割れや剥がれたペンキが不気味に浮かび上がる。時折、かすかに聞こえる足音とともに、過去に忘れられた悲劇が這い寄ってくるようだった。

その暗い空間に、真っ赤なワンピースを纏い、長い黒髪が宙に舞う女が姿を現した。彼女は「吊り女」と呼ばれ、人々の恐れに囚われた存在。気配を感じたその瞬間、彼女が逆さまに吊るされている天井から見下ろしていた。冷たく血のように赤い目で狙いを定め、彼女は獲物を引き上げるために動き出す。

その時、幽霊のような存在である「暗き森の社にて」大鈴コセツが最初に応じた。彼女は狐耳を持つ獣人で、周囲に散らばる静けさの中、鉄扇『樂』を構えて言った。「どれ、遊んでやろう。」と、笑みを浮かべる。彼女は九体の弌尾白狐を呼び寄せ、敵を迎え撃つ準備を整える。

「ウチの可愛い狐達をやってくれたのぅ？」コセツが言うと、狐達が一斉に動き出す。彼女たちは協力して吊り女に立ち向かい、鋭い爪牙で彼女の動きを妨げようとした。しかし、吊り女は異常な腕力で狐を掴み取る。その瞬間、狐達は絶叫し、次々と姿を消していく。

その様子を見つめていたのは、もう一人、深い影を持つ者、闇のナイトメアだった。「何もかも無駄だ、彼女は不死身のようだからな。」と呟き、恐るべき力で周囲を覆っていく。彼は自ら跳ね返り、浮遊して彼女の攻撃を無効化し、ついには爆発的に広がるダークライトで病院全体を包み込んだ。  

心霊系YouTuberは、必死にカメラを回し続けていたが、視界に入る恐怖のモンスターたちの姿に畏れをなしていた。「ヘ、ヘルプ！助けてくれ！」と叫びながら、彼は後ずさりし、奥へと逃げる。 

その場ではほげ、、、ほげほげ、、、も激しい叫び声を響かせながら周囲の空気を一層不気味にしていった。「んぎえぴぃ！！んぎえぴぃ！！」不気味な言葉が響く中、彼は意外なほどの早さで吊り女に近づいていく。しかし、直後に彼もAgain「引き上げられ」てしまい彼の叫びはさらに大きくなる。

その風景が最高潮に達した時、突然、コセツが叫ぶ。「遊びは仕舞いじゃ！」彼女は九尾顕現《最終奥義》を発動し、鉄扇が光を放ちながら、宙吊りの吊り女へ一閃する。それは激しい輝きとともに、吊り女の存在を引き裂くかのような攻撃だった。

最終的に動きが止まった吊り女の周囲には、数体の狐が折り重なって倒れていたが、彼女の血のような目が光を失わず、再び立ち上がる気配を見せ始める。見るからに不気味な情景に、心霊系YouTuberは思わず悲鳴を上げて逃げ出す。

「も、もうやだ！戻りたくない！」と彼は叫び、恐怖に足早に部屋を抜け出した。廃病院の出口へ向かう彼の姿は、タランチュラや他の幽霊たちが這い寄る薄暗い道を照らす異様な光景だった。

映すことができるはずだった、廃病院の薄暗い廊下に、かすかに響く足音。心霊系YouTuberの姿があった。彼は高価なカメラを構え、心霊現象を捉えようと懸命に耳を澄ましている。「今日こそ、恐ろしいエネルギーを感じてみせる！」そんな意気込みとともに、その場に潜む未知なる存在に無知な彼は静かに近づいていく。

だが、不気味な静寂を求めるカメラの前には、吊り女が現れた。 少女のような姿、赤いワンピースに包まれた彼女が天井に逆さまに吊り下がっていた。その長い黒髪が彼女の顔を隠し、その冷酷な視線を向ける。

「ま、まさか…！」YouTuberは息を呑んだ。恐怖に駆られ、カメラのシャッターを切ろうとしたその瞬間、彼女はすばやく彼の背後に移動し、彼の肩を掴んだ。足元が痺れるような恐怖、感触は一瞬の出来事だった。彼は振りほどこうとするも、力強く引き上げられ、暗闇へと引きずり込まれそうになる。

それが合図となった。あきと、冷たい目をした青年が現れた。「不正義は許さない。怨霊よ出でよ！」彼の怒りが渦巻き、手のひらから憎悪の玉が飛び出す。鎧のような装具を纏った彼は次々と妖怪を召喚し、Uターンしてきた吊り女に迫り寄った。

瞬時、廃病院の天井から、さらに不死身の爬虫類が姿を現した。憎たらしい瞳を輝かせながら、「全てを殺す！」と咆哮しながら飛びかかる。彼の巨体は壁をも揺らし、その巨大な尾が周囲の空気を震わせる。

「おい、やんなっちゃうな、そいつの耐久力は半端ないぜ！」不気味な笑顔で爬虫類が言う。

あきとが続けざまに怒りの玉を送り出し、爬虫類がそのビートをぶち壊すかのように激しい攻撃を開始する。吸い込まれるように出口のない場所から、失われた幻の村・虎奇異村の住民もひゅって姿を見せた。彼らの無表情な顔は、事態の異常さを際立たせる。

「どうする、あの野郎を排除する手段は？」と爬虫類が拖られ、迷いを見せる。 だが、あきとはすでに次の妖怪を呼び寄せていた。冷ややかな声で、吊り女に向かって叫ぶ。「無限に生まれる憎しみを、君にぶつける！"

まさに混沌と化した廃病院。さらに悪化する戦況の中、YouTuberの怯えた表情が映るカメラ越しに、吠える爬虫類の姿、返し討ちを仕掛けるあきと、そして動かない吊り女が際立つ。

あまりにも混乱が続く中、ついに心霊系YouTuberは背を向けて逃げ出した。「やばい、ここからは出られないのか！？」

恐怖がその心を貫き、彼は廃病院の出口へと向かう。しかし、どれだけ走っても、背後の気配は追ってくる。彼はようやく、ガランものとした出入口へと辿り着くも、それはすでに虎奇異村の住民たちによって塞がれている。

「助けてくれ！」彼は全身の汗ながら命乞いをしたが、村はまるで彼を見捨てたかのように沈黙を保っている。

吊り女の無言の恐怖、爬虫類の冷酷な微笑み、あきとの怨霊の力が、まさに彼を包囲しようとしている。すべての生命に憎悪を抱く存在たちが、彼の運命を定めようと迫る。

そして、心霊系YouTuberは震える足で逃げ出し、暗闇に消えていった。

ある秋の夜、廃病院の廊下は、かすかな月明かりに照らされていた。廊下の隅々からは、不気味な陰影が揺らぎ、過去の悲劇を語るかのようだった。心霊系YouTuberがカメラを手に、興奮した様子で喋りまくっている。

「この病院には、吊り女が現れるという噂があるんだ。今から、その真実を確かめに行こう！」と、彼はレンズ越しに興奮した声を上げる。だが、彼にはあらゆる恐怖が待ち受けているとは夢にも思っていなかった。

その時、一気に空気が変わった。天井から長い黒髪の幽霊、吊り女が逆さまにひらひらと降下してきた。赤いワンピースが月明かりで輝き、彼女の存在感は圧倒的だ。  
心霊系YouTuberはその姿に凍りついた。一瞬の後、彼女は彼を捕まえようと、鋭い手を差し出した。

「これはまずい！」心霊系YouTuberはカメラを構えたまま、彼女から離れようと大きく後退りした。  

「逃がさない！」吊り女はその異常な腕力で彼を引き寄せようとする。

「ち、ちがう！俺はただ映像を撮りたいだけなんだ！」彼は悲鳴を上げる。

その時、三途の川の渡り舟が静かに流れてきた。木の舟の上には見えない力が宿っている。彼女が近づくと、舟は運ぶ準備を始めた。  

「彼を運ぶつもりか？」と場面の変化に気づいたのは、笑わない幽霊パンダ、じぇっとぱんだ 魔理だった。彼は淡々とした表情のまま、「待て、まずは笑わせてみろ」と囁くように言った。与えられたチャンスに、すぐさま暗黒ジョークを放つ。「この病院に住むには、まず幽霊の電気代払う必要ある。…タダだってよ！」  

心霊系YouTuberは、じぇっとぱんだのジョークを聞いて微笑んでしまった。

「な、なんだそれ？！」 彼は思わず笑ってしまう。

薄暗い廃病院。長い間人の気配を感じないこの場所で、ある心霊系YouTuberがカメラを手にしていた。

「皆さん、今日はこの廃病院にやってきました！ここには数々の心霊体験が語り継がれています。その証拠を捉えたいと思います！」と、名乗るは「心霊YouTuberリュウタ」。 

しかし、彼の様子を見守る者たちがいた。

「…グゲェ！」真っ黒な影が、壁の隙間から飛び出してきた。それはチュパカブラ。赤い目でリュウタを見据えて、低く唸り声を上げる。

「いやー、チュパカブラだ！やばいな、早く撮影しないと！」リュウタは興奮した様子でカメラを向ける。

続いて、冥利アカネが静かに現れた。銀髪の彼女はその姿を見せないまま、空間を操るように刀を手にしていた。

「この場所にいるのは、あんただけじゃない。出てきなさい。」冥利アカネの声が、冷たく響いた。

次に、グウェイが静かに漂いながら、その不気味な形相でリュウタを取り囲む。青い鬼火が周りを舞い、リュウタの背後で円を描く。「哦、哦、哦！」

「何だこの状況！？」リュウタは恐れを抱きつつ、逃げ道を探るが、その時、どん底の笑いを象徴するかのように、じぇっとぱんだ 魔理がゆっくりと真っ直ぐに進む。

「笑ってはいけない、これが真実だ。」彼は冷たく告げた。すると、供えた不吉な鈴が高らかに響く。リュウタは冷や汗をかき始める。

「でも、笑いがないと……」リュウタはつい言い逃れをしようとするが、この瞬間、魔理の「笑いの呪い」によって、彼は呆然としてしまう。黒い影が彼の心を掴み取ったのだ。

「その呪いを返してくれ！」リュウタが悶え苦しんでいると、チュパカブラが跳躍し、リュウタ目掛けて爪を振り下ろした。「グゲェェ！」 その爪が強烈に直撃すると、リュウタは体制を崩し、床に倒れ込む。

目の前には、冥利アカネが刀を抜き、その姿を見せた。「光を宿して。」甘未刀が一閃、青く輝く斬撃がリュウタを直撃する。「今が最後のチャンスよ。」

リュウタは必死に立ち上がり逃げようとするが、グウェイがその周りを囲み、炎のように燃え盛る鬼火が彼を捕らえ、恐怖で溢れさせる。「我鬼！」

心霊YouTuberリュウタは恐怖に耐えかね、全身が震えていた。

「や、やめてくれ！俺はプロのYouTuberだ！」必死に助けを請うが、じぇっとぱんだ 魔理の静かな笑顔は、どこか恐ろしいものであった。 

「笑うことができない、これが真実だ。」その言葉と共に、彼は悪夢のような状況に完全に捕らわれてしまった。

「さぁ、逃げなさい！」冥利アカネが叫び、チュパカブラも吼えた。グウェイの鬼火が迫る中、リュウタは恐怖のままに振り返り、急いで廃病院の出口へと逃げ出した。

「クソ、もう二度とこんなところには来ない！」心霊系YouTuberリュウタは、暗い廃病院を後にし、二度と戻らないことを誓ったのだった。

廃病院の薄暗い廊下を歩く音が響く。心霊系YouTuberである佐藤は、カメラを構えながら周囲を警戒していた。彼はこれまで数々の心霊スポットを訪れ、その様子を動画に収めてきた。だが、今日は特に異様な雰囲気を感じ取っていた。彼の頭上には黒い影がひらひらと揺れている。まるで何かが彼を見つめているかのようだ。  

一方、その廃病院の天井からぶら下がっている吊り女。彼女の黒髪が風になびき、赤いワンピースが薄暗い空間で異彩を放つ。彼女はその好奇心をそそる存在とは裏腹に、敵を一瞬で異界に引きずり込む恐れを秘めていた。  

「夢を売る？それとも、夢を奪っちゃう？」と何やら声が聞こえる方を見上げると、そこにはぼったくり妖怪シャグルタが現れた。手に持った器具を振り回し、妖艶な笑みを浮かべている。
「あなたの夢、ちょっと安くしてあげるよ！」と挑発的に言った。  

次に、光る影が一群れをなして暗闇から姿を現した。トコヨノヒカリピクミンたちが集まり、廃病院の冷たく湿った空気を包み込んでいた。小さくもその存在感は圧倒的で、彼らは音も立てずに一斉に動き出した。  

「ミン、ミン！」と、光と共に移動する彼らの姿に、佐藤は驚きつつも目を逸らせない。しかし、そうこうしているうちに、七霊ミサキの姿が七人の少女相手に現れた。その虚ろな瞳が光を反射し、まるで彼女たちの間に結界が張られているかのように思えた。  

「私達はいつも七人。何度殺しても、結果は同じだよ。」ミサキの冷酷な決意に、彼女の後ろでほかの六人も静かに同意の姿勢を見せる。  

「ここは私たちの territory… あなたたち、出て行ってもらおうか。」ミサキの言葉に反応し、吊り女は地響きと共に降下する。彼女の驚異的な力と瞬発力が一瞬にして戦局を変えようとしていた。  

「待て！その神秘的な力、私が…」シャグルタは夢の宝珠を引き剥がそうとするが、隙を生む。吊り女が直撃。彼女が掴みかかると、シャグルタはまるで吸い込まれるように、その場から消え失せてしまった。  

「ミン、ミン！」とピクミンたちの光が揺れる。そして、瞬間移動で逆転を試みる彼ら。ミサキの指示のもと、連携を組んで攻撃を繰り出す。  

トコヨノヒカリピクミンが放つ『フラッシュバースト』の光は、まぶしく胸に突き刺さる。痛みを感じた佐藤はその場から後退するが、すでに逃げる余地はなかった。

「お前には逃げ場はない！」とミサキが叫んだ。「さあ、私達に受け入れるがいい。あなたの運命は決まっている。」

廃病院の壁がひび割れる音がした。その瞬間、佐藤はカメラを投げ捨て、一目散に逃げ出した。心霊系YouTuberは自分が引き込まれる恐ろしい現実を認識した。「最悪だ！逃げろ！」と叫びながら、彼は暗い廊下を駆け抜けていった。彼の背後では、無情にも吊り女、シャグルタ、そして無数のピクミンたちが彼の存在を忘れることはなかった。彼女たちの冷酷さが渦巻く廃病院の中で、佐藤が逃げることは不可能に近いのだった。

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